7年ぶりのフルモデルチェンジを受けたシエンタは、従来通りの5ナンバーサイズを維持しています。
この新型シエンタは、果たして運転がしやすい車なのでしょうか?
ここではシエンタの運転の難易度や駐車のコツ、運転をサポートするアイテムなどについて解説しますので、参考にしてみてください。
シエンタの大きさは?ボディサイズをチェック
シエンタのボディサイズをチェックしてみましょう。
【シエンタ ハイブリッドZ】
全長 4,260mm
全幅 1,695mm
全高 1,695mm
先代と比べ全高が20mm高められましたが、全長・全幅は全く同じ数値を維持しています。
日本の道路や駐車場は狭い場所が多いので、無暗にサイズアップしなかったのは良識と言えるでしょう。
ここで一クラス下の車種からの乗り換えを想定し、「ルーミー」とサイズを比較してみます。
【ルーミー G】
全長 3,700mm
全幅 1,675mm
全高 1,735mm
シエンタはルーミーと比較すると全長が56cm、全幅が2cm大きいサイズです。
全幅の差はほとんど気にならないはずですが、全長の違いは慣れないうちは気を使うかもしれません。
シエンタの小回りは効くか?シエンタの最小回転半径
シエンタの小回り性はどうでしょうか?
シエンタの最小回転半径は5.0mで、ルーミーの4.6mと比較すると40cm大きい数値です。
先代モデルよりも最小回転半径が20cm縮小され、ボディサイズの割に小回りが効くシエンタですが、さすがにルーミーと比較すると分が悪くなります。
ただ、これはルーミーの小回り性が優秀過ぎると言うべきで、シエンタも取り回しで困ることはまずないでしょう。
シエンタは運転しやすい?難しい?車両感覚と運転感覚
シエンタのフロントの見切りは良好
シエンタのボンネットは左右が盛り上がっていて、ある程度の座高があれば運転席から確認することができます。
ボンネットの先端までは見えませんが、車両の先端の位置が想像できます。
ただ、小柄な人だとボンネットの確認が難しく、見切りがイマイチになってしまうかもしれません。
とは言え、シエンタは前方の障害物に接近すると自動ブレーキを掛けるパーキングサポートブレーキが全車に標準装備されるので、フロント部をぶつけてしまう心配はないでしょう。
シエンタの車幅の感覚は掴みやすい?
ある程度の座高があればボンネットの左右の峰が見えるシエンタは、車幅感覚の掴みやすい車です。
ボンネットが見えない車と比べ、狭い路地での走りやすさが全然違います。
もし小柄でボンネットの峰が見えない場合は、車幅を掴むには左右のAピラーが頼りです。
幸い全幅が狭いシエンタは左右のAピラーが同時に視野に収まるので、車幅が掴みやすくなっています。
シエンタの後方視界は及第点
シエンタはリアウィンドウの面積が十分確保されているので、問題なく後方の状況を確認することができます。
斜め後方視界の点では、リアピラーの太さは抑えられている一方リアクォーターウィンドウは天地の丈が小さく、下方の状況がやや把握し辛いのが難点です。
とは言え致命的な欠点というほどではなく、総じてシエンタの後方視界には及第点をあげることができます。
シエンタの駐車にはコツがある?
シエンタでバックで駐車する際は、斜め後方下部が若干見えにくい点に注意が必要です。
死角になる位置に小さい子供が立っていても運転席から見えない場合があるので、車を動かす前に安全確認が欠かせません。
シエンタの運転で役立つアイテム
パノラミックビューモニター
車載カメラの映像をディスプレイオーディオ画面に表示するパノラミックビューモニターは、駐車や狭い路地での離合に役立ちます。
車両を上から俯瞰したようなパノラミックビューをはじめ、様々なビューに切り替えることが可能です。
駐車やすれ違いがやりやすくなりますし、障害物に気づかずぶつけてしまうリスクも減るでしょう。
全車にメーカーオプション設定されていて、ZとGなら27,500円で取り付けることができます。
トヨタチームメイト アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ (周囲静止物)
ハイブリッドZだけのメーカーオプションに、自動駐車機能のトヨタチームメイト アドバンストパークがあります。
スイッチひとつでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全ての操作をドライバーに代わって車が実施。
バックでの並列駐車や前向き駐車、縦列駐車にも対応するので、駐車に自信のない人には大きな味方です。
また標準装備のパーキングサポートブレーキ (前後方静止物) に加え、側方の障害物も検知して自動ブレーキを掛けるパーキングサポートブレーキ (周囲静止物) もプラスされるので、接触事故対策は万全と言えるでしょう。
オプション価格は93,500円です。
シエンタの運転のしやすさまとめ
シエンタは日本の道路事情にマッチした5ナンバーサイズで、小回りも効く方なので基本的に運転しやすい車です。
視界も斜め後方に若干死角があるものの、全般的には大きな問題はありませんし、見切りや車幅の掴みやすさも優れています。
更にここで紹介したアイテムを装着すれば、運転しやすさは盤石になるでしょう。
シエンタは免許取り立てのビギナーや、運転に苦手意識のある女性ドライバーでもすぐに乗りこなせてしまうはずです。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
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ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
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また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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