2022年1月のフルモデルチェンジで全車3ナンバー化されたトヨタのミニバン「ノア」。
全面的に進化しましたが、5ナンバー車にこだわりのある人は購入をためらっているのではないでしょうか？
ここでは3ナンバーサイズのノアは運転が難しいのかどうかを検証すると同時に、駐車のコツなども紹介しますので、迷っている人は参考にしてみてください。
ノアの大きさは？ボディサイズをチェック
ノアのボディサイズをチェックしてみましょう。
【ノア ハイブリッド S-Z (2WD)】
全長 4,695mm
全幅 1,730mm
全高 1,895mm
全幅は全車1.7mオーバーとなりましたが、全長は先代と変わらず、むやみに大きくなったわけではありません。
よほど狭い路地でもない限り、ボディサイズを持て余してしまうことはないでしょう。
また5ナンバー車を前提に作られた古い駐車場でも、全幅が4cmほど広いだけなので、さほど難なく駐車できるはずです。
ここで、プチバンと呼ばれる「ルーミー」と大きさを比較してみましょう。
【ルーミー カスタムG】
全長3,705mm
全幅 1,670mm
全高 1,735mm
ノアはルーミーと比較すると全長が約1m長いので、特に左折時は内輪差に注意しないとボディ側面をぶつけてしまう可能性があります。
一方全幅は6cm広いだけなので、特に神経質になるほどの差ではありません。
ルーミーからノアに乗り換えた場合は、やはり全長の長さが問題になるので、慣れるまでは慎重な運転をおススメします。
ノアの小回りは効くか？ノアの最小回転半径
ノアの最小回転半径は5.5mで、このクラスのミニバンとしては標準的な数値です。
しかしルーミーの4.6mと比べると90cmも大きく、乗り換えた際は小回りの利かなさに戸惑うかもしれません。
駐車時に切り替えの回数が増えたり、Uターンが一発で決まらなかったりすることは覚悟した方がいいでしょう。
ノアは運転しやすい？難しい？車両感覚と運転感覚
ノアのフロントの見切りは良好
ノアはアイポイントがかなり高く、フロントウィンドウの面積も広大です。
そのため前方視界が抜群に良い上、運転席からボンネットが見えるため、フロントの見切りはかなり優れています。
また斜め前方の見切りも、三角窓が死角を減らしているため大変良好です。
車体を障害物ギリギリに寄せるのもノアなら難しくありませんし、右左折時の安全確認も容易に行えます。
更に、ブザー音での注意喚起や自動ブレーキで衝突回避を支援するバーキングサポートブレーキ (前後方障害物) が標準装備されるので 、不注意からフロントバンパーをぶつけてしまう心配もありません。
ノアの車幅の感覚は掴みやすい？
ノアは運転席からボンネットの先端付近までが視界に入ります。
フェンダーの張り出しがほとんどないノアはボンネットの幅＝車体の幅なので、車幅感覚はかなり掴みやすい部類です。
更にアイポイントが高く見晴らしが良いことも、車幅の掴みやすさに貢献しています。
またボディ形状がスクエアで、正面から見た時に「下膨れ」になっていないため、ボディを左側一杯に寄せるのも容易です。
ノアは後方視界も良好
ノアはリアウィンドゥの面積も大きいので、後方視界も良好です。
また斜め後方視界の点でも、比較的Cピラーが細いことやリアクォーターウィンドウの面積が大きいことから、死角が少なくなっています。
ただし背の高いミニバン特有の欠点もあり、各ウィンドウ下端部の位置が高いため、直近の背の低い障害物や小さな子供などが見えません。
特に小さいお子さんがいる家庭では、車を動かす前に十分な周囲の安全確認が必要です。
ノアの駐車にはコツがある？
ボリューミーなボディを持つノアですが、全方位的な視界の良さや四隅を掴みやすいボディ形状から、意外と駐車は難しくありません。
視界の悪いコンパクトカーよりも、むしろ駐車がしやすいほどです。
しかし運転席からボディ後端までの距離が遠いので、バックでの駐車は慣れないうちは距離感が掴みにくいかもしれません。
また後ろばかりに気を取られていると、ボディの側面やフロントのコーナー部分をぶつけてしまう可能性もあります。
駐車の際は焦らず、全方向に気を使うことが重要です。
ノアの運転で役立つアイテム
アドバンストパーク＋パーキングサポートブレーキ (後方接近車両・後方歩行者)
ノアで運転に役立つアイテムと言えば、アドバンストパークとパーキングサポートブレーキ (後方接近車両・後方歩行者) のセットオプションで決まりです。
アドバンストパークは自動駐車機能で、駐車したい場所で一旦停車してスイッチを押すだけ。
後はステアリング・アクセル・ブレーキ・シフト操作の全てを自動で行ってくれます。
駐車動作中に障害物を検知すると自動ブレーキを掛けてくれるので、ぶつけてしまう心配はほとんどありません。
またバックでの駐車だけでなく前向き駐車にも対応しますし、バック・前向きに限らず出庫まで自動で行ってくれます。
自動駐車機能の中でも最も進んだ内容で、実用性は十分です。
そして、バックで出庫する際に後方左右から接近する車両や歩行者を検知すると、ブザー音でドライバーに注意を促すと同時に自動ブレーキを掛けるパーキングサポートブレーキも事故リスク軽減に貢献します。
この2つのセットオプションの価格はグレードにより93,500円～143,000円と、決して安くはありません。
しかし、こと駐車に苦手意識のある人や、前向き駐車が前提の駐車場を利用する機会の多い人にとっては装着するメリットの大きい装備です。
ノアの運転のしやすさまとめ
比較的大柄な車体を持つノアですが、ボディの四隅を把握しやすく見切りも良いため、運転はしやすい部類に入ります。
直近の死角が大きいので不用意に車を動かすのは避けたいところですが、その点さえ気を付ければOKです。
更にアドバンストパーク＋パーキングサポートブレーキを付ければ、駐車に苦手意識のある女性ドライバーや初心者ドライバーにとっても扱いやすい車になるでしょう。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな！？
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください！」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万＝25万円のアップです！
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし＋1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります（廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ）。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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当サイトのノア値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がノアを限界値引きで購入しています。
今月のノアの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。
