本格クロカン4WDならではのオーラを放つランドクルーザー300。
そんなオーラに惹かれながらも、ボディが大きいので運転が難しそうだと感じてしまい、購入に踏み切れない人も多いはずです。
ここではランドクルーザー300の運転の難易度を検証すると同時に、駐車のコツや運転をサポートするアイテムについても紹介しますので、購入時の参考にしてみてください。
ランドクルーザー300の大きさは?ボディサイズをチェック
まず初めに、ランドクルーザー300の売れ筋グレード「ZX」のボディサイズをチェックしてみましょう。
【ランドクルーザー300 ZX】
全長 4,985mm
全幅 1,980mm
全高 1,925mm
5m近い全長と2mに迫る全幅、1.9mを超える全高。
やはり巨大としか言いようがありませんね。
ここでセダンから乗り換えるケースを想定し、クラウンと大きさを比較してみましょう。
【クラウン G】
全長 4,910mm
全幅 1,800mm
全高 1,455mm
全長はそれほど差がありませんが、全幅はランドクルーザー300の方が18cmもワイドです。
乗り換えた直後は、狭い路地や駐車場で気を使うでしょう。
また全高も47cmの差があり、その分アイポイントも高くなるので運転感覚はかなり異なったものとなります。
見晴らしが良いので運転がしやすくなる面もありますが、コーナリング時の腰高感やロール感が気になるはずです。
ランドクルーザー300は小回りが効くか?ランドクルーザーの最小回転半径
ボディが巨大なランドクルーザー300は、果たして小回りは効くのでしょうか?
ランドクルーザー300の最小回転半径は5.9mで、クラウンの5.3mと比べると60cmも大きい数値です。
狭い駐車場や路地では切り返しの回数が増え、運転が煩わしく感じるでしょう。
しかしランドクルーザー300と同クラスの車種に目を向けると、メルセデス・ベンツGクラスは6.3m、ランドローバー・ディフェンダー110は6.1mと、更に小回りが効きません。
ランドクルーザー300は、ボディサイズの割に小回りが効く方だと言えます。
ランドクルーザー300は運転しやすい?難しい?車両感覚と運転感覚
ランドクルーザー300のフロントの見切りは抜群
ランドクルーザー300のボンネットは水平に近いため、運転席から先端部がはっきり視認できます。
そのためフロントの見切りが非常に良く、ボンネットが長い割に障害物との距離を推し量るのは容易です。
また斜め前方の視界の点でも、Aピラーの角度が立っているうえ、ドアミラーとAピラーの間に隙間があるので死角が少なくなっています。
交差点で右左折する際も、歩行者を見落としてしまう可能性は低いでしょう。
ランドクルーザー300の車幅の感覚は掴みやすい?
ランドクルーザー300は運転席からボンネットの先端が見えるので、車の両端の位置がしっかり把握できます。
更にボンネット中央部の窪みが車体のセンターを知る目安になることも、車幅の掴みやすさに貢献。
2m近い全幅の割に、ランドクルーザー300は車幅が掴みやすい車と言えます。
ランドクルーザー300の後方視界は良好
ランドクルーザー300のリアウィンドウは十分な面積を持っているため、後方視界は良好です。
また斜め後方視界の点でも、比較的優れています。
リアクォーターウィンドウの面積が大きく、リアクォーターピラーもそれほど太くないからです。
ランドクルーザー300の駐車にはコツがある?
ランドクルーザー300はベルトラインの位置が高いので、ボディ直近の障害物や幼児が死角に入ってしまう可能性があります。
そのため、車を動かす前に十分な安全確認が必要です。
安全確認は肉眼による目視のほか、車両の前後左右の映像を表示するパノラミックビューモニター (全車に標準装備) も役立ちます。
またボディが大きいため、駐車場によっては駐車できないケースもあるので、出掛ける前にリサーチしておいた方が良いでしょう。
ここまでマイナスポイントばかりあげてきましたが、良い点もあります。
それは、ボディが角張っているので四隅の位置を掴みやすいことや、ベルトラインが水平なので駐車枠内に真っ直ぐ停めやすいことです。
ランドクルーザー300の運転で役立つアイテム
マルチテレインモニター
オフロード走行をする機会が多い場合は、メーカーオプションのマルチテレインモニターを付けておくと良いでしょう。
車両の前後左右に搭載されたカメラの映像をディスプレイに表示する装備で、パノラミックビューモニターが車両を上から見下ろした映像をメインとするのに対し、マルチテレインモニターは左右の両サイドや下部の映像をメインとします。
不整路の状況が手に取るように分かるので、安全なオフロード走行に役立つことは間違いありません。
ランドクルーザー300の運転のしやすさまとめ
ランドクルーザー300はボディ四隅の位置が把握しやすく、視界も良いので、大柄なボディから想像するほど運転は難しくありません。
SUV特有の死角はありますが、パノラミックビューモニターでカバーできます。
オフロード走行を楽しみたいなら、マルチテレインモニターをプラスすれば万全です。
巨大なボディに委縮しそうなランドクルーザー300ですが、運転に自信のない女性でも思いのほか容易に運転できるでしょう。
ただし非常に狭い路地や林道など、物理的に入って行けない場所があることも頭に入れておきたいところです。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
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また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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