7年ぶりにフルモデルチェンジを受けたインプレッサは運転しやすいのか?
新規に車を購入する人はもとより、先代モデルからの乗り換えを検討しているユーザーにとっても気になるところでしょう。
そんな心配を解消するため、インプレッサの運転しやすさや駐車のコツなどを検証しますので、新車購入時の参考にどうぞ!
インプレッサの大きさは?ボディサイズをチェック
インプレッサのボディサイズをチェックしてみましょう。
【インプレッサ ST-H】
全長 4,475mm
全幅 1,780mm
全高 1,515mm
全長は先代モデルと変わらず、全幅は僅か5mm拡大されています。
3ナンバーサイズではあるものの、相変わらず日本の路上で扱いやすいサイズです。
5ナンバー車から乗り換えるケースも多いと思われるので、「ジャスティ」と大きさを比較してみます。
【ジャスティ 】
全長 3,705mm
全幅 1,670mm
全高 1,735mm
インプレッサはジャスティと比較すると全長が77cm長く、全幅は11cm広い数値です。
逆に全高は22cmも低いためアイポイントも低く、運転感覚はかなり異なったものとなります。
乗り換えた当初は、特に駐車や狭い路地での離合等で気を使うかもしれません。
インプレッサの小回りは効くか?インプレッサの最小回転半径
インプレッサの最小回転半径は5.3mで、ジャスティの4.6mと比較して70cm大きい数値です。
小回りが効かない分、駐車やUターンの際に切り替えし回数が増えるケースも出てくるでしょう。
運転が若干煩わしくなることを覚悟しておいた方が良いかもしれません。
インプレッサは運転しやすい?難しい?車両感覚と運転感覚
インプレッサのフロントの見切りはまずまず
インプレッサは運転席からボンネットの先端までは見えませんが、手前側までは視野に入ります。
フロントの見切りは悪くはありませんが、特に良いとも言えません。
慣れないうちは、鼻先を障害物ギリギリまで寄せる際等に慎重な運転操作が望まれます。
インプレッサの車幅の感覚は掴みやすい?
インプレッサは手前側まで見えるボンネットが車幅を掴む目安になります。
しかし、先端部まで見える車種と比べると車幅は掴みやすくありません。
インプレッサの車幅感覚の掴みやすさは、可もなく不可もなしというところです。
インプレッサの後方視界は及第点
インプレッサのリアウィンドウは平均的な大きさで、十分な後方視界を確保しています。
一方斜め後方視界の点では、Cピラーがそこそこ太いことや、リアクォーターウィンドウが小さいことから抜群とは言えません。
総じてインプレッサの後方視界は及第点レベルにあります。
インプレッサの駐車にはコツがある?
インプレッサは斜め後方視界が特別良いわけではないので、バックでの駐車はらくらくというほどではありません。
障害物や歩行者等が死角に入ってしまうケースもあるので、車を動かす前に十分な安全確認が必要です。
また、障害物に接近すると警報音と表示で注意を促すリヤパーキングセンサーが付かない (オプション設定もなし) こともマイナスポイント。
インプレッサは特別駐車がしやすい車ではないので、駐車の際は慎重になった方が良いでしょう。
インプレッサの運転で役立つアイテム
デジタルマルチビューモニター
車両の前後左右に装着されたカメラの映像を合成し、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイに表示するデジタルマルチビューモニターは、インプレッサの運転を容易にしてくれます。
車両を真上から見たようなトップビューや斜め上から見たような3Dビューをはじめ、フロントビュー 、サイドビュー 、リヤビューと様々な映像モードに切り替えが可能。
駐車時のみならず見通しの悪い交差点への進入や、狭い路地での離合や幅寄せなど様々な状況で威力を発揮するので、是非欲しい装備です。
ST-Hに標準装備されますが、ST-Gは66,000円のメーカーオプション、STでは複数の装備が抱き合わせになったメーカーセットオプション設定 (315,500円~) となります。
フロントコーナーセンサー
インプレッサには、前方の障害物に接近するとブザー音でドライバーに注意を促すコーナーセンサーがディーラーオプション設定されています。
運転席からボンネットの先端部が見えない不安をカバーするために、コーナーセンサーを付けておけば安心です。
価格はナビの有無や仕様により異なり、79,200円~101,860円となっています。
インプレッサの運転のしやすさまとめ
インプレッサは3ナンバーサイズながら、日本の路上で持て余さない大きさです。
ただ取り回し性は抜群という程ではありませんし、見切りや視界も抜群に良いという訳ではありません。
決して運転は難しくはないものの特別運転がしやすい車でもなく、平均的なレベルと言えるでしょう。
インプレッサをより運転しやすい車にするには、デジタルマルチビューモニターやパーキングセンサーの装着がベターです。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
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また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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