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WR-Vに欠点・デメリットはあるか?後悔しないためのWR-Vを徹底評価!

ホンダのSUVのエントリーモデルとして登場した「WR-V」。

インドで生産されるモデルなので、思わぬ欠点・デメリットがあるのでは?と気になっている人も多いことでしょう。

ここではWR-Vを様々な観点から徹底評価しますので、新車購入時の参考にどうぞ。

新型WR-Vを評価!欠点、デメリットはあるのか

WR-Vのエクステリアの欠点は?

WR-Vのエクステリアはスクエアなデザインで、兄貴分のヴェゼルやZR-Vと比較すると厳ついイメージがあります。

逞しさや力強さが感じられる反面、スマートさやカッコよさに欠けることは否めません。

WR-Vはインド市場向けに開発されたモデルなので、日本人よりもインド人の嗜好に合わせたモデルとなっています。

そのため、国内においてはWR-Vのエクステリアデザインは苦手、という人も少なくないでしょう。

またベルトラインの高いデザインなので、特に小柄な人にとって左側の側方視界がいまひとつなことも欠点のひとつです。

WR-Vのインテリアの欠点は?

インパネ回りなど

WR-Vのインパネはハードプラスチック素材で、ソフトパッドは貼られていません。

また、ドアトリムはZ/Z+なら一部ソフトパッド貼りになっていますが、全般的にはハードプラスチック素材がメインです。

そのため質感はお世辞にも高いとは言えません。

低価格のモデルなので仕方ない部分はありますが、兄貴分のヴェゼルと比較するとどうしても安っぽく見えてしまいます。

内装に高級感を求める人には、WR-Vは不向きです。

シート&居住性

WR-Vのシートクッションは硬めで、ソフトな座り心地ではありません。

適度な硬さなので、むしろ疲れないとも言えるのですが、柔らかいクッションを望む人には不向きです。

またWR-Vはホンダお得意のセンタータンクレイアウトではなく、他社と同じようにガソリンタンクを後席下部に設置しているため、後席座面のチップアップ (跳ね上げ) ができません。

そのため、後席部分にベビーカーや背の高い荷物を積むことができず、使い勝手はセンタータンクレイアウト採用のヴェゼルに見劣りします。

荷室&収納スペース

センタータンクレイアウト不採用の影響で、WR-Vの後席は折りたたんだ時にダイブダウン (床下格納) ができません

そのため後席を倒した時に大きな段差ができてしまう上、後席の背もたれが斜めになってしまいます。

荷室フロアがフラットではないので、使い勝手は良くありません。

特に荷物を奥に押し込みたい時などは、うまく行かずフラストレーションが溜まるでしょう。

WR-Vのパワートレインの欠点は?

WR-Vは元々がインド向けということもあり、近年の国産車には珍しくガソリン車のみの設定となっています。

ハイブリッドの選択肢がないと、「ガソリン代を抑えたい」「高い税金を払うのは抵抗がある」「CO2排出量が気になる」などというお客さんのニーズに応えられません。

特に燃費の悪さは問題で、16.2~16.4km/Lというカタログ燃費は20km/Lを大きく超えるライバル車のハイブリッド仕様に大きく劣ります。

またガソリン車同士で比較しても、ヤリスクロス (2WD車) の17.6~19.8km/L、CX-3 (2WD車) の17.0km/Lに及びません。

燃費重視の人には、WR-Vは不向きな車となっています。

WR-Vの走行性能の欠点は?

WR-Vの車両重量は1,210~1,230kgで、ヤリスクロス (2WD車) の1,110~1,140kgと比べ100kgほど重くなっています。

エンジンは同じ1.5Lでスペックも大差ないため、車体の重いWR-Vはエンジンの負担が大きく、動力性能の点で不利です。

軽快な加速感を望む人には、物足りなさが否めないでしょう。

また4WD車の設定がないので、雪国に住むユーザーやウィンタースポーツをするユーザーのニーズに応えられません。

ライバル車はすべて4WDをラインナップしているだけに、WR-Vの大きな欠点になっています。

WR-Vの装備面の欠点は?

コストダウンの影響で、WR-Vは近年のトレンドになっている電動パーキングブレーキの採用が見送られています。

ヤリスクロスやCX-3も電動パーキングブレーキは備わらないので、WR-Vだけの欠点とは言えませんが、後発モデルなのだから電動パーキングブレーキ装備で差別化を図って欲しかったところ。

また最上級グレードでもシートヒーターが装備されず、オプション設定さえないのは問題です。

N-BOXなど軽自動車でもシートヒーターが装備されているだけに、残念なポイントになっています。

WR-Vの安全装備の欠点は?

WR-Vは安全運転支援システムのホンダセンシングが全車に標準装備され、先行車に自動追従運転するアダプティブクルーズコントロールも備わります。

しかしアダプティブクルーズコントロールの機能性に目を向けると、30km/h以上でないと作動しない旧態依然とした仕様なのは問題です。

渋滞時のゴー・ストップに対応しないことは、全車速追従型アダプティブクルーズコントロールを搭載するライバル車に対する大きなデメリットになっています。

WR-Vのグレード体系・価格面での欠点は?

WR-Vのグレード体系は下からX / Z / Z+の3タイプがありますが、ZとZ+の差別化が十分とは言えません。

両グレードの違いは外装加飾のみで、内装や装備はまったく同一です。

それでいて価格差は約14万円あるので、どうしてもZ+は割高に感じてしまいます。

価格差がもう少し広がっても構わないので、最上級グレードらしく内装や装備面でも差別化を図ってほしいところです。

WR-Vを評価!いいところは?

WR-Vのエクステリアのいいところは?

WR-Vの厳ついエクステリアはライバル車にはない個性なので、強みにもなっています。

車にガシェット感を求める人には、魅力的に映るはずです。

また水平基調のベルトラインやボンネットのお陰で見切りが良く、運転がしやすい点もエクステリア面の美点と言えるでしょう。

WR-Vのインテリアのいいところは?

インパネ回りなど

高級感に乏しいWR-Vのインパネですが、助手席側のピアノブラック調インパネガーニッシュに関しては上質感があります。

この加飾があるお陰で、内装がチープになり過ぎるのを防いでいるとも言えるでしょう。

ライバル車にはない加飾なので、ここはWR-Vのポイントになっています。

シート&居住性

WR-Vの前席はサイズに余裕があり、肩や腰のサポート性も優れています。

クッションが硬めなので沈み込みが少し足りない点が惜しまれますが、総合的には良いシートと言えるでしょう。

後席も座面の長さや背もたれの高さが十分で、足を置くスペースの形状にも配慮されています。

また頭上のスペースや膝のスペースも余裕があり、このクラスのSUVとしてはトップレベルの居住性です。

さらにZ / Z+ならセンターアームレストも備わるので、乗員はくつろいだ姿勢で乗車できます。

荷室&収納スペース

WR-Vの後席使用時の荷室容量は458Lで、兄貴分のヴェゼルの404L、ZR-Vの408Lよりも大容量です。

ライバル車と比較しても、ヤリスクロスの390L、CX-3の350Lに差を付けます。

しかも荷室形状がスクエアなので、荷物の収納性も抜群です。

後席使用時の荷室の大きさや使い勝手の点では、WR-Vは非常に優れています。

WR-Vのパワートレインのいいところは?

WR-Vに搭載されるL15D型エンジンは、高回転まで非常にスムーズに吹き上がるのが特徴です。

レスポンスも良く、気持ちのいいフィールを実現しています。

加えてCVTに段を区切って変速するステップ制御が取り入れられていることも、ドライバビリティに後継しています。

さらに中低速域のトルク感もあり、扱いやすさも兼ね備えているのがいいところ。

また4気筒のメリットで、ヤリスクロスの3気筒エンジンと比べ振動が少ないこともメリットにあげられます。

WR-Vの走行性能のいいところは?

WR-VはSUVの中ではトップレベルのハンドリングを備えています。

切れば切っただけ曲がる正確さや、狙ったラインを外さないオン・ザ・レール感覚のトレース性が持ち味です。

ステアリングフィールも良く、しっとりした手応えを実現しています。

またサスペンションがしなやかに動き、路面の凹凸を巧みにいなすのでロードホールディングも抜群です。

WR-Vの操縦安定性は、SUVというよりもちょっとしたスポーツカー並みと言えるでしょう。

WR-Vの装備面のいいところは?

WR-Vの後席には、このクラスのSUVには珍しくリアベンチレーション (エアコン吹き出し口) を装備。

左右の吹き出し方向を個別に調整できるので、後席の乗員が快適に過ごせます。

居住性の高さと相まって、後席の快適性はクラストップと言えるでしょう。

WR-Vのグレード体系・価格面でのいいところは?

WR-Vの価格は2,098,800円~2,489,300円で、価格レンジはヤリスクロス・ガソリン2WD車に近く、CX-3・ガソリン2WD車よりは少し安い設定です。

これらライバル車と比べWR-Vは車体が大きく、見栄えがすることを考えればお買い得感があります。

またハイブリッドや4WD車が選べないことは欠点ですが、逆に言えばグレード体系がシンプルで選びやすいとも言えそうです。

WR-Vの総合評価

WR-Vのエクステリアは厳つい雰囲気で、好き嫌いが分かれるかもしれません。

しかし癖が強いわけではなく、ガシェット感あふれる点は評価できます。

インテリアは質感の低さが気になりますが、価格を考えればやむを得ないところでしょう。

シートは硬めながら出来は良く、居住性もかなり優れています。

荷室は容量の大きさが美点ですが、後席を折りたたんだ時に大きな段差が出来てしまうのが難点。

ホンダ車には珍しくセンタータンクレイアウト方式でない点が、シートアレンジに影響しています。

パワートレインは完成度が高く、ドライバビリティも優秀です。

ただ、燃費の良いハイブリッドや雪道に強い4WDの設定がないのは辛いところ。

ライバル車と比べ、大きなマイナスポイントになっています。

特に4WDが選べないのは問題で、これでは「なんちゃってSUV」と呼ばれても仕方ありません。

操縦安定性は非常に優秀で、背の低いコンパクトカー顔負けのレベルにあります。

同時にフラットな乗り心地を両立させているなど、シャシー性能や足回りの完成度は抜群です。

装備面では後席用エアコン吹き出し口が備わる一方で、シートヒーターの設定がないなどアンバランスな面が気になります。

安全性は合格ラインにありますが、アダプティブクルーズコントロールが全車速対応でない点は早急に改善するべきです。

総合的に見てWR-Vには気になる点もあるものの、走る・曲がる・止まるの基本性能がしっかりしていることや、パッケージングが優れていることは高く評価できます。

価格も安く抑えられていますし、いくつかの欠点はあっても購入を検討する価値は十分です。

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新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。

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ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・

ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。

廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます

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