2014年にマイナーチェンジが行われ、スタイリッシュな外観が人気の日産『エルグランド』
特にフロント部分がインパクトのある外観になりました。
日産が販売する高級ミニバンとして1997年から20年に渡って、たくさんのユーザーから支持されています。
では、人気のエルグランドの内装はどのようになっているのでしょうか。
内装色やシート素材、さらには収納や荷室などについて詳しく見ていきましょう。
エルグランドの内装の質感は？
エルグランドの内装色
ホワイトレザーアーバンクロム
※エルグランド：nissan.co.jp
ホワイトレザーアーバンクロムは、その名前の通り「ホワイト」を基調とした内装となっています。
シートとドアトリム部分にホワイトが使用され、非常に明るくインパクトのあるものに仕上がっています。
ダッシュボードやインパネ周りなどにはブラックが使用されており、ホワイトとブラックの配色が絶妙でカッコイイですね。
ホワイトの内装色にブラックを入れることで車内全体が引き締まった印象に感じます。
また、シートには本革を使用するなど質感の高い内装となっています。
プレミアムアーバンクロム/プレミアム
プレミアムアーバンクロムとプレミアムの内装色は「ブラック」で統一されています。
シートやドアトリムがブラックになっているため、シックで落ち着いた内装になっていますね。
インパネやドアパネルにブラックメイプルが使用されています。
画像のようにブラックのグラデーションになっており、非常に良いアクセントとなっています。
ブラックは、飽きのこないカラーなので長く乗ることができますね。
アーバンクロム/ハイウェイスター
アーバンクロムとハイウェイスターの内装色は「ブラック」と「ダークブラウン」の2色が使用されています。
主にブラックは、ダッシュボードやドアトリム、シートサイドに使用され、ダークブラウンはシート座面と背面に施されています。
画像のように、モノトーンで統一された内装は、非常に好印象です。
落ち着いた内装の中にも少しアクセントとなるカラーが入っているのがいいですね。
また、インパネやドアパネルにブラウンを使用することで、高級感がアップしています。
オールブラックでは少し物足りない方にオススメです。
250XG
250XGの内装色は、「ベージュ」を基調としたものとなっています。
シートやドアトリム、床までベージュで統一され車内全体が優しい色合いとなっています。
車内が明るく開放的な内装は、エルグランドの中でも人気のカラーです。
インパネなどに施されたウッドフィニッシャーが高級感を演出してくれています。
ただ、ベージュは汚れが目立ちやすく、こまめなメンテナンスが必要です。
小さいお子さんがいる方は、少し注意が必要ですね。
エルグランドのシート表皮・デザイン
＊ ホワイトレザーアーバンクロム
＊ プレミアムアーバンクロム/プレミアム
＊ アーバンクロム/ハイウェイスター
＊ 250XG
ホワイトレザーアーバンクロム
ホワイトレザーアーバンクロムは、プレミアムホワイトレザーと呼ばれる本革シートとなっています。
座面と背面の中央部分にギャザーが施され、シート全体に立体感が出ています。
また、シートサイドには、ホワイトステッチが施され、高級感のあるシートに仕上がっています。
ただ、ホワイト特有の汚れの目立ちやすさやこまめなメンテナンスが必要になります。
また、車の保管状態によっては、シートの日焼けによる黄ばみなども発生しますから、取り扱いには少し注意しなければなりませんね。
プレミアムアーバンクロム/プレミアム
プレミアムアーバンクロムとプレミアムには、本革シートが採用されています。
非常に滑らかな手触りで、高級感を感じます。シート座面と背面の中央部分に施されたダイヤモンド型のステッチがカッコよく内装の雰囲気ともマッチしていますね。
また、シートサイドなどの施されたブラウンのパイピングもブラックシートのアクセントとなり好印象です。
ホワイトレザーシートよりも汚れや変色もなく、オススメです。
アーバンクロム/ハイウェイスター
アーバンクロムとハイウェイスターには、ネオソフィールとジャガード織物のコンビネーションシートとなっています。
ネオソフィールは合成皮革の一種で、本革に近い見た目と手触りが特徴です。
画像のように背面から足元のオットマンまでジャガード織物が使用され、サイドサポートやヘッドレストにはネオソフィールが使われています。
シート全体が本革シートの場合、走行中に体が滑りやすくなる場面もありますが、アーバンクロムとハイウェイスターの座面と背面にはジャガード織物が使われているので、体が滑りにくくコーナーリングでも体がズレてしまうことがありません。
ジャガード織物部分に薄く施されたストライプ柄もいいですね。
250XG
250XGのシートには、スエード調クロスが使用されています。
非常に滑らかな手触りとシートの柔らかさがマッチして、座り心地が抜群です。
内装色とも同色で統一感があります。
ただ、シート素材がスエード調クロスなため、汚れが染み込みやすいことが欠点です。
シートカラーもベージュなので、汚れが目立ちやすいので取り扱いには少し注意した方が良さそうです。
エルグランドのインパネ
ステアリング
ホワイトレザーアーバンクロム、プレミアムアーバンクロム、アーバンクロムには、本革巻きと木目調のコンビステアリングとなっています。
ステアリングの下部分に木目があしらわれ非常に高級感のあるものに仕上がっています。
インパネなどに施された木目パネルとの相性もいいですね。
プレミアム、ハイウェイスターのステアリングには本革巻ステアリングとなっています。
手馴染みが良く滑りにくいステアリングなので、とっさの操作にも対応することができます。
250XGにも本革巻きステアリングが採用されており、内装色と同じベージュカラーのステアリングとなっています。
各グレードの内装にあったステアリングデザインとカラーになっています。
フィニッシャー
インパネ部分やドア部分、コンソールボックスなどに施された柄がグレードによって異なります。
ホワイトレザーアーバンクロム、プレミアムアーバンクロム、プレミアムには、ブラックメープルフィニッッシャーが使われています。
縦のラインをメインにした柄が特徴的で、高級感を感じます。
アーバンクロムとハイウェイスターには、ブラウンエボニーフィニッシャーとなっており、ブラックメイプルフィニッッシャーと違い横ラインになっています。
こちらのパネルの方が車内が広く感じ、内装全体のバランスが良く感じます。シートカラーと合っているのが良いですね。
最後に250XGにはアフリカンウッドフィニッシャーが使われ、ベージュの内装色と非常に馴染みがよく、ベーズグレードですが高級感があります。
エルグランドの収納・荷室の使い勝手は？
運転席の収納
フロントセンターコンソールカップホルダー
運転席と助手席の間に置かれたコンソールボックスに装備されたカップホルダーです。
フタ付きのカップホルダーなので使用しない時はフタを閉めておけば、見た目が損なわれる事はありません。
エルグランドには、この後紹介するフロントインストカップホルダーも装備されていますので、フタ付きのカップホルダーは小物入れとしても使えそうですね。
フロントインストカップホルダー
引き出し式のカップホルダーが装備されています。
こちらをメインのカップホルダーとして使用することが多そうです。
個人的には、運転席に4つもカップホルダーは必要ないと感じます。
その分、小物入れなどを充実させてほしかったですね。
センターコンソール
コンソールボックスの下に引き出し式のボックスが装備されています。
引き出し式なので、ボックスの中が一気に見えますし、取り出しやすいです。
コンソールトレイ
コンソールボックスの上部に電源が装備されたトレイがあります。
この部分にスマホを置いて充電もできますし、使い勝手が非常にいいです。
トレイの大きさもちょうどよく、非常に重宝する収納ですね。
インスト小物入れ
エアコンの操作ボタンの上部に小物入れが装備されています。
スマートキーやガムなどの小物を入れるのにちょうど良いスペースですね。
ですが、カーナビを装着した場合はこの小物入れは装着されません。
インストロアボックス
エアコンの操作ボタンの下部に収納ボックスが装備されています。
インスト小物入れと同様に、こちらもカーナビを装着した場合はなくなります。
リッド付きポケット
センター操作パネルの一番下にボックスが装備されます。
この収納スペースもカーナビを装着すると装備されません。
今は多くのユーザーが純正カーナビを装着するので、上記3つの収納がなくなってしまいます。
小物を収納する部分がほとんどなくなってしまうのは非常に残念ですね。
メイン収納としては、コンソールボックスのみです。
フロントドアポケット
ドア部分にボトルホルダーと収納スペースがあります。
ボトルホルダーはペットボトルなどを収納できるようにデザインされており使い勝手がいいですね。
収納スペースも十分に確保されており、財布などもおくことができます。
助手席の収納
グローブボックス
助手席の正面にグローブボックスが装備されています。
深さもあり、車検証などを収納してもまだスペースがあるので、ボックスティッシュも入れられます。
置き場所に困るボックスティッシュを収納できるのは嬉しいですね。
フロントドアポケット
運転席側と同様にドアポケットが装備されています。
2列目シートの収納
カップホルダー付きシートサイドテーブル
7人乗りの場合、2列目シートの中央にカップホルダー4つとトレイが装備されています。
使用しないときは、たたむことができるので3列シートへのアクセスも問題ありません。
また、8人乗りの場合は中央のシートが倒れ、カップホルダー付きのアームレストが装備されます。
どちらのタイプもカップホルダーが装備されるので、使い勝手も問題ないですね。
セカンドカップホルダー
運転席・助手席側にあるセンターコンソールの後方にカップホルダーが2つ装備されています。
リアドアポケット
スライドドア部分にボトルホルダーが装備されており、ペットボトルを収納することができます。
3列目シートの収納
サイドカップホルダー
3列目シートサイドにカップホルダーとその下にトレイが装備されています。
3列目にこのような収納スペースがあるのは、非常に好印象です。
エルグランドの収納は、全体的にカップホルダーが多いように感じます。
いたるところにカップホルダーがあるので、小物入れとして使ったりと様々な使い方ができ便利です。
しかし、カップホルダー用の丸いデザインなので、使用用途が限られてしまいます。
こんなに多くドリンクを置くことはないと思うので、もう少し小物を収納するスペースが多くてもいいと感じます。
エルグランドの荷室のサイズは？どれぐらい積める？
エルグランドの荷室は、高さ940mm・幅1190mm・奥行き310mmとなっています。
3列目を使用している状態では、あまり奥行きがなくミニバンとしてはやや狭いですね。
ただ、3列目をスライドすることができ、奥行きが550mmまで拡大します。
また、3列目を格納して多くの荷物を積むことができます。
3列目を格納すると奥行きが1210mmとなるので、多くの荷物や長い荷物まで積むことができます。
シートを倒す際も荷室からアプローチすることができます。
シート背面に備えられたレバーを引くだけで倒すことができるので、わざわざ回り込んで倒す必要がないので便利ですね。
前のモデルは跳ね上げ式となっていたので、女性の方は少し苦労することがありましたが、モデルチェンジ後は、シートを倒すだけなので非常に簡単です。
さらに、エルグランドには床下収納も用意されています。
150mmの深さがあるので小物や洗車グッズを収納することができ重宝します。
小物を収納するだけでなく、高さのあるものも床下収納を利用して積むことができます。
エルグランドの内装まとめ
エルグランドは、内装色がグレードによって異なります。
ボディカラーと合わせて内装色を選ぶのもいいですし、インパクトのあるホワイト内装を選択するなど、好みの内装にできます。
ただ、手入れやメンテナンスが少し手間がかかるカラーもあるので注意してください。
収納について、このクラスの収納としては、やや物足りなさを感じてしまいます。
特にカップホルダーが多すぎます。カップホルダーを小物入れとして使ったりするなど工夫が必要ですね。
荷室に関しては広さも十分にあり、床下収納もあるので使い勝手が良い印象でした。
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その時の画像です。
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概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
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