ラージサイズクラスのミニバンとして、日産のミニバンラインナップのフラッグシップとして君臨する「エルグランド」。
フラッグシップに相応しい品格、装備を兼ね備えた贅沢なエルグランドが、マイナーチェンジでさらに魅力がアップしました。
そんなエルグランドに欠点やデメリットは無いのか⁉︎…
そんな気になるポイントを敢えて探っていきましょう!
エルグランドを評価!欠点、デメリットはあるか?
エルグランドのエクステリアの欠点は?
エルグランドのエクステリアはマイナーチェンジでリフレッシュされ、古臭さがなくなりました。
ライバルのアルファードに対しては見劣りしなくなったと言えます。
ただ、トヨタはアルファードとは一味違うスポーティな装いを持つ姉妹車種、ヴェルファイアを持っていますが、エルグランドには姉妹車種がありません。
基本的に一種類のエクステリアしかないエルグランドでは、ヴェルファイアのユーザー層を取り込むことは困難です。
エルグランドのインテリアの欠点は?
基本的に快適性も走行性能も高い評価を得ているエルグランドですが、敢えてライバルと比較して欠点だと捉える部分を幾つか挙げてみようかと思います。
インパネ回りの欠点
セダンのような違和感ない感覚で乗れるのが売りのエルグランドですが、その分ドライバーの視点に対してダッシュパネル・ドアパネルの上端位置が高い設計になっています。
また太く傾斜のついたAピラーが斜め前方の視界の妨げになることも。
よって、ラージサイズミニバンの特権でもある高い視点からの見切りの良さが、少し失われてしまっている印象があります。
居住性の欠点
ローフォルムでスポーティーな佇まいが魅力的なエルグランドですが、その分アルファード/ヴェルファイアと比べると全高が低く設定されており、それが室内空間における頭上の余裕や開放感にも影響しています。
アルファード/ヴェルファイアで1,400mm、エルグランドで1,300mmという室内高の差を考えると、両者を比較した際にどうしても欠点に感じてしまう人もいるようです。
普通に乗車する分には大きなマイナスにはなりませんが、車内で着替えをする時や、車中泊をする際に100mmの室内高の差が効いてきます。
シートの欠点
エルグランド特有のローフォルムにより、3列目シートに着座した時には膝が持ち上がり、背の高いセレナと比べても圧迫感を感じる方もいるようです。
また、キビキビした走り重視の足廻りのセッティングによって、リヤの足廻りの真上に当たる3列目は、道路の轍等での突き上げ感などが感じやすくなっている傾向にあります。
また、エルグランドは1列目シートの背もたれを倒して2列目シートとつなげることはできますが、3列目シートまではつなげられません。
そんなエルグランドと異なり、ライバルのアルファード / ヴェルファイアは1列目シートから3列目シートまでつなげ、フラットにすることができます。
車内で仮眠を取りたいときなど、このシートアレンジの差が大きく影響するでしょう。
荷室スペースの欠点
エルグランドで大きな荷物を積みたい時は、3列目シートを前に倒し、2列目シートをそのまま前にスライドさせます。
それに対し、アルファード / ヴェルファイアは3列目シートを左右に格納し、2列目シートの座面を跳ね上げて前にスライドさせる方式です。
その結果、エルグランドよりも荷室フロアがフラットになり、かつ2列目シートがより前にスライドできるので、荷室長も大きく取れます。
荷室の使い勝手やスペースが劣る点は、エルグランドの弱点のひとつです。
エルグランドのパワートレインの欠点は?
エルグランドのエンジンは2.5Lと3.5Lのガソリンエンジンのみで、アルファード / ヴェルファイアのようにハイブリッドは用意されていません。
大型ミニバンは燃費の点で厳しいので、燃費性能の優れたハイブリッドが選べないのは大きな欠点です。
またガソリン車同士で比較しても、エルグランドはアルファード / ヴェルファイアより燃費性能が劣っています。
経済性を最重視する人にとって、エルグランドを選ぶメリットはないのが現状です。
エルグランドの装備の欠点は?
アルファード / ヴェルファイアは電動パーキングブレーキを採用していますが、エルグランドは旧式な足踏み式パーキングブレーキのままです。
操作性に差が出るだけでなく、信号待ちでのブレーキホールドもできないなど、使い勝手も大きく見劣りします。
また、アルファード / ヴェルファイアでは9インチのディスプレイオーディオを標準装備し、スマホのナビアプリが大画面で使えるため、ナビを別途注文する必要がありません。
エルグランドはディスプレイオーディオが付かないので、ナビ機能が欲しい場合は高額なナビを装着する必要があります。
折角マイナーチェンジが実施されたのに、こうした旧式な装備が改善されていないのは残念です。
エルグランドの安全性能の欠点は?
正面衝突した際に、ドライバーの足を保護する装備がSRSニーエアバッグ。
アルファード / ヴェルファイアにはSRSニーエアバッグが標準装備されますが、エルグランドには設定がありません。
万が一の時の安全性を考えると、エルグランドは少し不安が残ります。
エルグランドの価格・グレード体系の欠点は?
エルグランドで一番価格の安いグレードは250ハイウェイスター Sの2WD車で、価格は3,694,900円です。
それに対しアルファード / ヴェルファイアの最廉価グレード、2.5 X 2WD車の価格は3,520,000円で、174,900円も安い設定になっています。
少しでも安く大型ミニバンを手に入れたい人にとって、この金額差は無視できないでしょう。
またグレード展開の点では、やはりハイブリッドの設定がないことがエルグランドの弱点になっています。
セレナには用意されているe-POWERがエルグランドにも欲しいところです。
エルグランドを評価!いいところは?
このクラスの車になると、メーカーもより力を入れて作っている車ということもあり、欠点やデメリットを探すよりも、良いところを探す方が簡単だったりします。
実際、エルグランドオーナーの方々も満足のいくレビューをしている方が多い印象があります。
それらを元にエルグランドのいいところを紹介していきましょう!
エルグランドのエクステリアのいいところは?
アルファード / ヴェルファイアにはエアロパーツは標準装備されませんが、エルグランドは一部グレードを除き標準装備されます。
エアロパーツが付いていると見た目がスタイリッシュなだけでなく、高速走行時の安定性も有利です。
アルファード / ヴェルファイアではエアロパーツは高額なオプションとなってしまいますが、余計な出費なしにエアロパーツが付いてくる点はエルグランドのメリットと言えます。
エルグランドのインテリアのいいところは?
シートのいいところ
エルグランド乗りの方が口を揃えて言うのが、シートの出来の良さです。
エルグランドオーナーの満足ポイントは、沢山あります。
- シートに厚みがあり疲れない
- ステッチの入ったレザーシートはお洒落かつ滑りにくいので、運転がしやすい
- 中折れ機能付きの2列目キャプテンシートは、飛行機のファーストクラスのような豪華な佇まい
- 助手席にも装備されたオットマンで同乗者も快適・満足
- シートの着座姿勢が他のミニバンに比べ低く、足が伸びた状態でセダンに近い座り心地
…このように好意的な意見が多く聞かれますが、これらをまとめると、ドライバーも同乗者も長距離ドライブが疲れないリラックスした空間を提供してくれる、日産の高級セダンである「フーガのミニバン版」がエルグランドという車であると言えるのではないでしょうか!
また3列目シートの座り心地をアルファード / ヴェルファイアと比較すると、両サイドに折りたたむ方式のアルファード / ヴェルファイアよりもクッションが厚く、座り心地の面で優位に立ちます。
荷室のいいところ
荷室使い勝手でアルファード / ヴェルファイアとは差がありますが、エルグランドは床下に9.5インチのゴルフバックを横にして収納ができるほどの容量が大きいアンダーボックスも備えており、積載能力に関しては十分確保されていると言えます。
パワートレインのいいところは?
エルグランドには、
・「2.5L直列4気筒」(レギュラーガソリン)
・「3.5LのV型6気筒」(ハイオクガソリン)
…の2種類のエンジンが用意されています。
ここで高評価なのが2.5Lのエンジンで、約2tもある車重を感じさせないほど軽快に走るエンジンで、ともあれば余裕すら感じるパワフルさを兼ね備えており、山道での登り坂でも十分にストレスなく駆け上がっていくようです。
これは実用域でのトルクを重視したエンジンと、CVTのセッティングがバッチリハマっているからだと言えるでしょう!
アルファード / ヴェルファイアの2.5L車と比べても遜色はありません。
また、3.5Lも勿論パワフルなエンジンで、V6ならではのスムーズなエンジン回転も魅力です。
スペックではアルファード / ヴェルファイアに見劣りしますが、エルグランドの3.5L車の方が車両重量が軽いため、走りでは負けていません。
ただエルグランドの場合、排気量が小さい分燃費も良い2.5Lエンジンで十分のようです。
走行性能のいいところは?
エンジンが良くても、走行性能が悪ければドライブ(特に山道や長距離走行)時に疲れてしまいます。
エルグランドは、走行時の細かな振動や揺れを抑えて乗り心地を向上させている「リバウンドスプリング内蔵ショックアブソーバー」の採用や、リヤのサスペンションに高級セダンにも採用されているマルチリンク式を採用するなど、走りの質感を高める為に妥協をしていません。
ミニバンにありがちな高速走行時や、コーナリング時の車体のフラつきとは無縁で、ロール量も最小限で抑えられており、ハンドルを切った際の車の応答性も良く、気持ちの良いドライブフィールが味わえるでしょう!
エルグランドの総合評価
まさに「キング・オブ・ミニバン」の名に相応しい所有感を感じさせてくれるエルグランドは、現行型が2010年に登場とライバルと比べても古いモデルになりつつありますが、新型車にも勝るとも劣らない走行性能や快適性は、今でも多くの人から支持を得ています。
確かに今流行りの装備では劣る部分があるかもしれませんが、そういったトレンドを差し置いて勝る魅力が、エルグランドには沢山あるということでしょう!
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しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
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ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
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ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
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その時の画像です。
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概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
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しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
夢カー中古車買取はこちら
初回から限界の買取金額を提示します!
エルグランドを安く買うには新車値引きも重要!
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