アクアに欠点はないのか、購入したあと後悔しないか気になっている人も多いのではないでしょうか?
ここではアクアのメリット・デメリットを徹底評価しますので、新車購入時の参考にどうぞ。
アクアを評価!欠点、デメリットはあるか?
アクアのエクステリアの欠点は?
先代アクアのフロントグリルは近年のトヨタ車としては上品で、万人受けするものでした。
しかし新型アクアでは大口を開けた「ナマズ顔」になり、好き嫌いの分かれるものとなってしまいました。
特に上級のZとGではグリルモールがゴールドに塗られているため、一層ナマズ顔が強調されてしまい、人によっては拒否感を覚えるでしょう。
アクアのインテリアの欠点は?
インパネ回りなど
新型アクアは先代のセンターメーターを捨て、オーソドックスなインパネになりました。
その分未来的なイメージは薄く、最新の車にしては新鮮味に欠けています。
また画像はZですが、ブロンズの加飾がやり過ぎの感が否めません。
ZもGやXと同じように、ピアノブラック加飾にした方が良かったのではないでしょうか?
アクアのシート&居住性
アクアの全高は1,485mm (2WD車) とライバル車より低いため、室内高も低めです。
室内高はフィットが1,260mm、ノートが1,240mmなのに対し、アクアは1,190mm。
その分頭上の空間に余裕は少なく、特に後席は大柄な人が座ると頭が天井すれすれになってしまうでしょう。
家族に大柄な人がいる場合は、購入前にディーラーで確認した方がいいかもしれません。
アクアの収納&荷室スペース
アクアの後席使用時の荷室容量は278L。
ライバル車に目を向けると、ノートは340L (2WD車) 、フィットは427Lもあります。
後席に人を乗せてホームセンターに買い物に行く時や、旅行の時などにこの荷室スペースの差は響いてくるはずです。
また荷室の使い勝手の点でも、ノートには後席スライド機能が、フィットには後席チップアップ機能が備わるのに対し、アクアはそうした機能を持っていません。
荷室重視で考えると、アクアは厳しいものがあります。
アクアのパワートレインの欠点は?
新型アクアは先代と比べパワートレインがパワフルになり、静粛性も向上しています。
しかし、e-パワーを搭載するノートの圧倒的にトルクフルな加速や静粛性の高さと比較すると、見劣りは否めません。
また、Bグレードを除き「快感ペダル」と呼ばれるワンペダルドライブ機能が備わりますが、本家ノートのワンペダルドライブと比較すると減速Gが弱く、ブレーキペダルを踏む機会が多くなります。
先代よりパワートレインが進化したアクアですが、残念ながらノートの域には達していません。
アクアの走行性能の欠点は?
アクアのハンドリングは先代より向上していますが、きびきび感は少なく、ワインディングを駆け抜ける楽しさには欠けます。
同じトヨタのヤリスハイブリッドと比べマイルドなキャラクターで、運転を積極的に楽しむというより、安楽にドライブしたい人向けの車と言えるでしょう。
アクアの装備面の欠点は?
アクアはシートヒーターが標準装備されるグレードが全くなく、全車オプション扱いです。
しかもシートヒーターだけを付けるのは不可能で、必ずステアリングヒーターなど他の装備が抱き合わせになってしまいます。
フィットやヤリスは上級グレードならシートヒーターが標準装備されるだけに、せめてアクアもZグレードくらいは標準化するべきでしょう。
またパーキングブレーキが電動式でなく、昔ながらの足踏み式を踏襲している点も残念の極みです。
オートブレーキホールドが効かないので、利便性の点で見劣りしてしまいます。
アクアの安全性能の欠点は?
最近は、ほとんどの車種・グレードにアクセル踏み間違い防止装置が標準装備されています。
アクセルの踏み間違いによる暴走事故が社会問題化しているだけに、必須の装備と言えるでしょう。
しかしアクアでは、アクセル踏み間違い防止装置「パーキングサポートブレーキ」が標準装備されるのは上級のZとGに限られ、XとBではオプションになってしまいます。
ホームページでは「交通事故死傷者ゼロの社会を目指して」と謳いながら、重要な安全装備を一部グレードにしか付けない姿勢はいかがなものでしょうか。
アクアのグレード体系・価格面での欠点は?
アクアにはBという最廉価グレードが設定されていますが、これは完全な燃費スペシャルグレードで、ユーザーにとってほとんどメリットがありません。
バッテリーが他のグレードと異なるため、新型アクアならではのドライバビリティが味わえず、装備も貧弱です。
また燃費が良いと言っても僅かの差なので、安さ以外に取り柄のないグレードと言えます。
アクアを評価!いいところは?
アクアのエクステリアのいいところは?
アクアのエクステリアで一番美しいショットは、サイドビューでしょう。
強くスラントしたAピラーからルーフへと流れるライン、キックアップしたベルトライン、複雑なプレスラインなど、実に巧みにデザインされています。
ライバル車やヤリスと比較しても、サイドビューのカッコよさは群を抜いていると言えるでしょう。
アクアのインテリアのいいところは?
インパネ回りなど
アクアの上級グレードZとGは、助手席アッパーボックスやフロントセンターアームレスト、ドアトリムに合成皮革が用いられ、コンパクトカーとしては上質な仕上げになっています。
ヤリスは勿論、フィットやノートと比べても高級感は一枚上手です。
デザインはやや平凡ながら、質感ならどのライバルにも負けていません。
シート&居住性
アクアの後席スペースは頭上のスペースこそイマイチながら、足元のスペースには余裕があります。
ヤリスより明らかに広く、クラストップの室内スペースを誇るノートと比べても遜色ありません。
また着座姿勢も適切で、ロングドライブに耐える点もいいところです。
収納&荷室スペース
アクアにはオプションではあるものの、ライバルに設定のない「助手席シートアンダートレイ」と「買い物アシストシート」が用意されています。
助手席シートアンダートレイは、書類や小物類を収納するのに便利です。
これがあると無いのでは、利便性がかなり違ってきます。
また買い物アシストシートはトヨタ独自のアイテムで、ストッパーを上げると助手席に置いた荷物のずり落ちが防げるほか、買い物袋を下げたり傘を斜めに立てかけたりできるなど、なかなかの優れモノです。
ライバル車にはこのような便利なアイテムは設定されていないので、アクアの強みになっています。
アクアのパワートレインのいいところは?
アクアのパワートレインのいいところは、ズバリ燃費の良さです。
2WD車で33.6~35.8km/Lというカタログ値は、ヤリスハイブリッドには僅かに及ばないものの、ノートの28.4~29.5km/L、フィットハイブリッドの27.2~29.4km/Lを大きく引き離します。
年間の走行距離が多いほど、ガソリン代の差となって跳ね返ってくることは間違いありません。
燃費重視でコンパクトカーを選ぶなら、アクアを有力候補にあげるべきです。
アクアの走行性能のいいところは?
アクアの走りの面でのいいところは、乗り心地の良さです。
路面の凹凸を上手くいなし、直接的な衝撃は伝わってきません。
ヤリスのようなゴツゴツ感が抑えられていて、定評のあるノートと同等以上の快適性を実現しています。
家族を乗せるファミリーカーを検討している場合、アクアなら期待を裏切らないでしょう。
アクアの装備面のいいところは?
アクアは最廉価グレードのBも含め、全車にディスプレイオーディオを標準装備。
ディスプレイオーディオはオーディオ&ビジュアル機能の操作のほか、スマホ連携機能を持っているので、スマホのナビアプリを大画面で使えます。
高額なナビキットを付けなくても、スマホさえ持っていれば実質的に無料でカーナビが手に入るのは魅力です。
ライバル車にディスプレイオーディオ相当の装備はなく、カーナビを別途注文するかスマホの小画面で我慢するしかありません。
その点で、アクアは確実にライバルをリードしています。
アクアの安全性能のいいところは?
アクアの自動ブレーキ「プリクラッシュセーフティ」は、検知性能が大変優れています。
検知対象は車のほか昼間の自転車横断者や昼夜の歩行者もカバーしますが、ノートやフィットは自転車や夜間の歩行者を検知できません。
また交差点の右折時に直進車を検知できたり、右左折時に歩行者を検知できるのもプリクラッシュセーフティならではです。
いざという時の安心感では、アクアはコンパクトカーの中でトップレベルと言えます。
アクアのグレード体系・価格面でのいいところは?
新型アクアでは先代と比べグレード体系が整理され、全4タイプとシンプルです。
ライバル車と比べてもグレードは少なく、その分グレード選びもしやすくなっています。
アクアの総合評価
アクアの外装デザインはフロントマスクにやや癖はあるものの、全体的には洗練された雰囲気にまとめられています。
内装デザインもオーソドックスかつ質感が高いので、多くの人に受け入れられるはずです。
パワートレインや走行性能は飛び抜けて凄いというわけではありませんが、誰が乗っても大きな不満のないレベルにまとめられています。
何より燃費の良さは大きなメリットです。
居住性や快適性も水準以上で、収納も豊富に用意されています。
ライバルと比べ荷室が狭い、パーキングブレーキが旧式な足踏み式といった欠点はあるものの、トータルの完成度はノートやフィットと同等かそれ以上と言えるでしょう。
価格設定も妥当なので、多くの人におススメできます。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
夢カー中古車買取はこちら
初回から限界の買取金額を提示します!
アクアの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのアクア値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がアクアを限界値引きで購入する事に成功しています。
今月のアクアの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。