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アルファードに欠点・デメリットはあるか?後悔しないためのアルファード徹底評価!

トヨタのプレミアムミニバン「アルファード」

風格ある堂々たるボディや高級感溢れる内装、ゴージャスな装備等に魅了されている人も多いことでしょう。

まさしくミニバンの王者に相応しいモデルですが、そんなアルファードに欠点やデメリットはあるのでしょうか?

ここではアルファードを徹底評価しますので、新車購入時の参考にどうぞ!

アルファードを評価!欠点、デメリットはあるか?

アルファードのエクステリアの欠点は?

新型アルファードのエクステリアで特徴的なのが、独特なサイドビューです。

ベルトラインがフロントドアとスライドドアの境目で逆Z型に切り返され、ボディ後部に向かってなだらかに下がっています。

このデザインのため、スライドドアの窓の面積が小さいのも特徴です。

ユニークと言えばユニークな造形ですが、かなり好き嫌いが分かれるのではないでしょうか?

また、先代では5色設定されていたボディカラーが3色に減らされてしまった点も、不満なポイントです。

ことに無難なシルバーカラーが廃止されてしまったのは、やはり問題でしょう。

アルファードのインテリアの欠点は?

アルファードのインパネ回り

アルファードは物理スイッチが最小限に留められ、エアコンや快適温熱シートなどの操作はタッチパネルから項目を呼び出して操作する方式です。

見た目はすっきりしますが直感的な操作ができず、煩わしさは否めません。

エアコンのように常用する装備に関しては、物理スイッチを残した方が良かったでしょう。

アルファードのトリム

アルファードのインテリアオーナメントは、上級グレードのエグゼクティブラウンジがウズラモク、下位グレードのZが木目調ダークブラウンとなっています。

いずれもリアルウッドではなく、プラスチックを木目風に加飾したものです。

やはり本物の木と比べると安っぽく、まがい物感が否めません。

なにがなんでも木目風なら高級、という固定概念を捨て、別の見せ方をした方が良かったように思えます。

アルファードのシート&居住性

新型アルファードの助手席は、先代アルファードに設定のあったオットマンが廃止されました。

Zグレードのみならず、上級のエグゼクティブラウンジでさえ備わりません。

助手席の乗員がゆったりくつろげる装備として価値があっただけに、廃止されてしまったのは残念です。

アルファードの収納&荷室

アルファードの荷室は、勿論3列目シートを格納することでスペースを拡大できますが、格納は電動式ではなく手動式です。

ミドルクラスのミニバンなら手動式でも問題ありませんが、プレミアムクラスのアルファードが手動式というのは問題でしょう。

折りたたみ操作自体もワンタッチではなく小々煩わしいので、改善が望まれます。

また全車にパワーバックドアが標準装備されますが、足をバンパー下にかざすだけで開閉できるハンズフリー機能は持っていません。

ここもプレミアムミニバンらしからぬ点で、不満が残ります。

アルファードのパワートレインの欠点は?

新型アルファードのパワートレインは2.5Lハイブリッドと2.5Lガソリンエンジンの2タイプで、先代に設定のあった3.5Lガソリンエンジンは廃止されました。

このためハイブリッドを好まない人は、必然的にパワーにゆとりがない2.5Lガソリン車を選ばざるを得ません。

2.5Lエンジン自体も基本的に先代からのキャリオーバーで、ハイブリッドが大幅に進化しているのと比べ不満が残ります。

アルファードの走行性能の欠点は?

2.5Lに一本化されたガソリン車の加速性能は、決して高いとは言えません。

それでも1~2名乗車なら過不足ない走りを見せてくれますが、3~4名以上乗車した場合、特に高速走行時の加速力が低く不満を感じるでしょう。

姉妹車種のヴェルファイアのガソリン車はターボ付で、十分以上の加速性能を持つのと比べ、ノンターボのアルファードは差を付けられてしまいました。

アルファードの装備面の欠点は?

アルファードでは左右独立ムーンルーフがエグゼクティブラウンジに標準装備され、Zにはメーカーオプション設定されています。

しかし左右個別に操作できる点は良いのですが、開閉できるのはシェードのみで、ガラス自体が開閉できるわけではありません。

そのため新鮮な外気を取り入れたり、換気に利用したりすることは不可能です。

折角のムーンルーフも、これでは画竜点睛を欠く感が否めません。

アルファードの安全性能の欠点は?

アルファードの予防安全装備は、エグゼクティブラウンジとZで差別化が図られています。

ドライバーの回避操作をアシストする緊急時操舵支援、交差点での出会い頭の衝突事故を予防するフロントクロストラフィックアラート、車線変更を支援するレーンチェンジアシストが標準装備されるのはエグゼクティブラウンジのみで、Zではメーカーオプション扱いです。

快適装備で差別化を図るのは問題ありませんが、乗員の安全に関わる部分でグレードにより差を付けるのは好ましくありません。

ましてやアルファードは高級車なのですから、Zでも上記装備を標準化するのが筋でしょう。

アルファードのグレード体系・価格面での欠点は?

先代アルファードではハイブリッド5タイプ、ガソリン車7タイプの計12タイプのグレードがラインナップされ、ユーザーにとって十分な選択肢がありました。

しかし新型アルファードではハイブリッド2タイプ、ガソリン車1タイプへと大幅に整理され、自分にピッタリのグレードが見つけにくくなりました。

また、最廉価グレードの価格が従来の359万7,000円から540万円へと大幅にアップし、購入のハードルが上がってしまったのも問題です。

装備やパフォーマンスはそこそこでいいので、なるべく安価にアルファードの堂々たるボディを手に入れたいという人にとって、手の届きにくい存在になってしまいました。

アルファードを評価!いいところは?

アルファードのエクステリアのいいところは?

新型アルファードのフロントマスクは、先代モデルのイメージが受け継がれています。

厳つい大顔を好むマイルドヤンキー層にとっては、フロントグリルがキープコンセプトである点は好ましいことでしょう。

なおかつ先代よりもモダンかつ洗練された雰囲気に進化しているので、多くのユーザーから受け入れられるはずです。

アルファードのインテリアのいいところは?

アルファードのインパネ回り

インパネのデザインはあまり冒険をせず、どちらかと言えば保守的な意匠にまとめられています。

アルファードの内装に斬新さを求めるユーザーは少ないと思われるので、こうした馴染みやすいデザインは正解でしょう。

またディスプレイオーディオが14インチの大画面で、視認性が極めて高いことも長所です。

それでいてインパネ上部からあまり飛び出しておらず、視界の邪魔にならない点も評価できます。

アルファードのシート&居住性

アルファードの2列目シートは、全車左右独立したキャプテンシートです。

ことに上級のエグゼクティブラウンジに装備されるエグゼクティブラウンジシートは、大変快適性が優れています。

シートのサイズがゆったりしていて、車のシートというよりも応接間のシートのようです。

座り心地は抜群で、誰が乗っても不満はまず出ないでしょう。

装備面でもパワーロングスライドや伸縮機構付パワーオットマン、マッサージ効果のあるリフレッシュシート、スマホ感覚で操作できるリヤマルチオペレーションパネルなど至れり尽くせりです。

一方Zグレードのエグゼクティブパワーシートは、エグゼクティブパワーシートよりは幅が狭いものの、比較しなければ十分な快適性を備えています。

機能面でもエグゼクティブラウンジシートには劣りますが、快適温熱シートやベンチレーションシート、パワーリクライニングなどが備わるので、こちらでも大きな不満は感じないでしょう。

そして3列目シートの座り心地が良いことも、アルファードのいいところです。

座面の長さはやや不足気味ながら、背もたれの高さやシートのクッション性は十分で、長時間の乗車にも耐えられます。

これなら5~6人での旅行にも使えるでしょう。

アルファードの荷室

アルファードはさすがにラージライズのミニバンだけあり、荷室は広大です。

3列目シートを格納し、2列目シートを使用 (一番後ろまでスライド) した状態で荷室容量は1,191~1,198Lあります。

家族4人で2~3泊の旅行をする場合も、荷物の置き場に困ることはまずないでしょう。

アルファードのパワートレインのいいところは?

アルファードのパワートレインで一番いい点は、ハイブリッドの燃費性能の高さです。

先代のハイブリッドから大幅に改善され、WLTCモードで16.5~17.7km/Lというプレミアムミニバンとしてはかなりの好燃費を誇ります。

ガソリン代が高騰している昨今、この経済性は魅力です。

またシステム最高出力が先代ハイブリッドの197psから250psへと大幅に向上し、どんなシチュエーションでも十分以上のパフォーマンスを発揮する点も評価できます。

更に静粛性が向上し、振動も大幅に減っているので快適性も申し分ありません。

アルファードの走行性能のいいところは?

新型アルファードは先代モデルからシャーシ剛性が50%も高められ、走りの質感が大幅に向上しています。

重心位置の高いミニバンながら、ロールの少ない安定した旋回が可能です。

ステアリングフィールも良く、運転して楽しいミニバンへと進化しました。

アルファードの装備面のいいところは?

アルファードの装備で特に注目に値するには、トヨタ車初のスーパーロングオーバーヘッドコンソールです。

スーパーロングオーバーヘッドコンソールには、以下の機能が備わります。

  1. 読書灯 (エグゼクティブラウンジのみ)
  2. 後席用LEDドームランプ
  3. LEDルーフカラーイルミネーション
  4. 天井エアコン吹出し口
  5. リヤエアコンコントロールパネル
  6. おもてなし集中スイッチ
  7. 天井収納ボックス
  8. 後席ディスプレイ格納 (エグゼクティブラウンジのみ)

後席の乗員に快適さを提供する装備として、大きな価値があります。

アルファードの安全性能のいいところは?

アルファードのエグゼクティブラウンジには、高速道路や自動車専用道での渋滞時、一定の条件を満たせばステアリングから手を放して運転できるアドバンストドライブが標準装備されます。

高速道路で渋滞に巻き込まれるとストレスが溜まりますが、手放し運転を可能とするこの機能があれば運転の負担が減り、疲労軽減につながります。

アドバンストドライブはZグレードでもオプションで付けることが可能です。

アルファードのグレード体系・価格面でのいいところは?

新型アルファードでは、ハイブリッドにもFFモデルが設定されました。

従来はハイブリッドには4WDモデルしか選択肢がありませんでした。

雪道をほとんど走らない人にとって、燃費の良いハイブリッドでFFを選べるようになったのは朗報でしょう。

アルファードの総合評価

アルファードはサイドビューのデザインに癖があるものの、全体的には先代モデルのユーザーにもアピールできるデザインでまとめられ、決して悪くありません。

ただボディカラーが3色しかないのは、不満が残ります。

内装デザインも無難にまとまっていて、居住性の点でも申し分ありません。

3列目シートが十分実用になる点もメリットです。

荷室スペースも十分ですが、3列目シートの折りたたみが手動式なのは残念なところ。

パワートレインはハイブリッドは出来が良く、パワー・燃費の両面で満足のいくレベルにあります。

一方ガソリン車は3.5Lエンジンが廃止され、ややパワーの物足りない2.5Lエンジンに一本化されたのは少々残念な点です。

走行性能は確実に先代モデルから向上し、ドライバー自身が運転を楽しめるモデルに進化しました。

装備面では不満な点もありますが、多くの人が概ね満足できるでしょう。

グレードが少なく選択の自由度が減ったことや、価格が大幅にアップしたことはマイナス要素です。

総合的に見てアルファードには気になる点もいくつかあるものの、長所の方が上回っています。

いかにもトヨタ車らしく、トータルバランスの取れたミニバンと言えるでしょう。

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ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・

ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

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