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ルーミーの乗り心地を試乗でチェック!街乗りと高速で乗り心地に違いはあるのか検証しました

ルーミーの乗り心地を試乗でチェック!街乗りと高速で乗り心地に違いはあるのか検証しました

トヨタのコンパクト・トールワゴン「ルーミー」の購入を検討されている方にとって、乗り心地が良いのか悪いのかはかなり重要なポイントだと思います。

いくら室内が広いとはいっても、もし乗り心地が悪かったら家族から総スカンを食ってしまいますからね。

そこで、皆さんに代わりルーミーをレンタルし、街乗りや高速で乗り心地を検証してみました。

ルーミーのシートの座り心地は?

ルーミーの前席

試乗したグレードは下から2番目に安い「ルーミー X S」で、シート表皮はカスタム系のような撥水機能は持たない普通のファブリックです。

色はご覧のとおり地味なグレーで、質感も高級感はまったくありませんが、まだ寒さが残るこの時期、ファブリックならではの暖かみが心地よく感じられました。

前席は座面、シートバックともサイズは十分で、身長177cmの筆者にとっても不足はまったくありませんでした。

肝心の座り心地ですが、座面のクッションは十分厚みがあり、ほどよい弾力性もあって悪くない感じです。

シートバックの両サイドの張り出しは少ないものの、必要にして十分なサポート性があり、ワインディング走行でもむやみに体が左右に振られることはありませんでした。

ただ、1時間ほど運転し続けていたところ尻のあたりが少し痛くなってきました。

とはいえ堪えられないほどではなく、それ以上痛みが増すこともなかったので、結局2時間半くらいぶっ通しで運転を継続。

(本当は、エコノミークラス症候群予防や集中力の維持のため1時間ごとに休憩した方がよかったですね。)

長時間の運転にも対応できたので、このクラスのクルマとしてはシートの出来は悪くない方だと感じました。

ルーミーの後席の座り心地

ルーミーの後席

後席は3人掛けで、ご覧のとおりヘッドレストもちゃんと3人分用意されています。

とはいえ、ルーミーは5ナンバー枠を使い切っていないナローなボディなので、大人が3人座るときつそうです。

後席のレッグスペースやヘッドスペースは余裕タップリなので、大人2人または大人2人+子供ひとりなら問題ないでしょう。

ただ、長時間の乗車となると、たとえ2人しか乗らなかったとしても結構厳しいかもしれません。

それは、座面、シートバックともクッションが薄く、座り心地が良くないからです。

また、形状的にもサポート性に配慮されていないので、ワインディングでは体を支えるのが大変だと思います。

後席は前方にダイブイン格納させてフラットな荷室を作り出せる構造になっているので、クッション性やサポート性まで配慮するのは難しかったのでしょう。

ルーミーの後席は、街乗り、短距離での利用がベストのようです。

ルーミーの街乗りの乗り心地は?

ルーミーの運転席からのぞむ一般道

ルーミーは買い物や送迎などに利用されるケースが多いと思いますので、街乗りでの乗り心地は重要なポイントです。

上の写真は比較的舗装状態の良い道路ですが、こうした道路では概ね快適な乗り心地が得られます。

ただ、路面に段差やうねりなどがあると車体が結構上下に揺すられ、快適性が損なわれてしまうのが難点です。

特に下の写真のような舗装状態の悪い道路では、ガタガタと正直に振動が伝わってきます

ルーミーの運転席からのぞむ悪路

ベースモデルのパッソよりもサスペンションが固めにセッティングされているはずなので、そのためでしょう。

ルーミーはパッソよりも重心位置が高いため、同じようなセッティングではコーナーでボディがグラっと傾いて不安定になってしまいますから、やむを得ないところかもしれません。

また、うねりを乗り越えた場合は特に左右方向の揺れが気になりますが、トレッドが狭いことや、ヒップポイントが高いことが影響しているようです。

ただ、ショックアブソーバーのセッティングが適切で、揺れが長く続かず一発で収まるのでひどく不快というわけではありません。

また、ゴツゴツ感はあっても角が丸められており、段差を乗り越えた場合もガツン!という強烈なショックに見舞われないのも良い点です。

これは、165/65R14というハイトの高いタイヤを履いているからかもしれません。

ルーミーのタイヤ

ハイトの高いタイヤはエアボリュームが大きいので、路面からの衝撃を和らげる作用も大きくなります。

また、試乗車はヨコハマタイヤの「アイスガード」というスタッドレスタイヤを履いていましたが、夏タイヤと比べトレッド面が柔らかいことも影響していたかもしれません。

タイヤの空気圧は前後とも260kPaとかなり高めですが、20~30kPaほど下げてやれば乗り心地はもっと良くなるはずです。(燃費は多少犠牲になるでしょうが・・)

ルーミーのタイヤの空気圧

ルーミーの街乗りでの乗り心地を総括すると、特に快適ではないがひどく不快というわけでもない、ごく平均的なレベルといえます。

ルーミーのボディは基本的に乗り心地には不利なディメンションなので、これ以上を望むのは酷かもしれません。

いずれにしても、ドライバーや助手席の乗員はそれほど大きな不満は感じないはずです。

ただ、前の項目で解説したようにリアシートは座り心地が良くないので、後席の乗員からは不満の声が出る可能性があります。

ルーミーの高速の乗り心地は?

ルーミー高速道路

世の中には、街乗りではゴツゴツした乗り心地でも高速では快適になるクルマや、逆に街乗りでは快適でも高速では落ち着きのない乗り心地になってしまうクルマもあります。

ではルーミーはどうなのかといえば、高速でも街乗りのときと同じような乗り心地でした。

新東名高速を走行した際は、路面状態が非常に良いため乗り心地も快適そのものでしたが、東名高速となるとそうでない状況も生じます。

新東名ほどは舗装状態が良くないので、それなりに車体に揺れが生じる場合がありました。

ただ、街乗りのときと同じように脳天に響くような突き上げ感はなく、揺れもすぐに収まるので許容できる範囲です。

後席に乗った人がどう感じるかは分かりませんが、少なくとも運転している本人からすれば「コンパクトカーだからまあこんなものか」という感じで、納得できてしまいました。

ルーミーの乗り心地は可もなく不可もなし

ルーミーのリアビュー

ルーミーを街乗りと高速で試乗しましたが、乗り心地をひとことでまとめるなら「可もなく不可もなし」になります。

街乗りでも高速でも路面状態の良し悪しに影響されがちで、サスペンションのキャパシティにあまり余裕がないようです。

しかし、プラットフォームが専用に開発されたものではなくパッソからの流用であることや、コストの制約があることなどを考えると仕方ないともいえます。

むしろ、こうした制約の中で乗り心地をまずまずのレベルにまとめている点を評価すべきなのかもしれませんね。

ルーミーの乗り心地は改善できるのか?

もし少しでもルーミーの乗り心地を改善したい場合は、タイヤの空気圧を下げる以外になにか方法があるのでしょうか?

まず、タイヤをインチダウンする方法が考えられますが、それなりに効果があるはずです。

しかし、ルーミーの自然吸気モデルは14インチという小径タイヤを履いているので、これを13インチまで落としてしまうとコーナリング時に踏ん張りが効かなくなるおそれがあります。

さらに見た目も貧弱になってしまうので、あまりおススメできない方法です。

では、ショックアブソーバーを社外品に交換する方法はどうでしょうか?

ルーミー用の社外パーツは少ないのですが、KYB(カヤバ)から製品が発売されています。

純正のショックアブソーバーも決して悪くないと感じましたが、コストの掛かった社外ショックアブソーバーに交換すれば、乗り心地が向上するかもしれません。

しかし、みんカラのレビューなどを見ると、ハンドリングは向上するものの乗り心地はそれほど改善しないようです。

この方法もあまり期待できない、ということですね。

結局のところ、シートに市販のクッションを敷いて、少しでも座り心地を良くする以外に方法はないようです。

特にリアシートの場合は、意外と改善効果が大きいかもしれません。

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ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

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