ここでは、トヨタ タンクと三菱 デリカD2について、実際のユーザーの口コミや評価をまとめて比較しています。
価格や外装・内装、乗り心地や実燃費など、メーカーサイトやカタログを見ただけでは分からない、欠点や不満があるかもしれません。
タンクとデリカD2の良い所やデメリットも含めて、ユーザーの評判を調査したので、是非参考にしてみて下さい。
タンクとデリカD2のエクステリアの口コミ・評価を比較
タンクのエクステリアの口コミ
タンクのエクステリアの口コミをまとめたところ、ルーミーやソリオと比較している声が多く、ルーミーよりもマイルドなスタイルが好評な一方で、ソリオの「後出しじゃんけん」に対する批判や、ミニバンチックな風貌が「無理している感」という不評が目立ちました。
※ルーミーとのエクステリア比較。メッキパーツのギラギラ感の差がわかる
ファミリーユースの多いコンパクトカーに求められているものが何であるか、タンクとルーミーのデザイン差に表れているようです。
デリカD2のエクステリアの口コミ
デリカD2のエクステリアの口コミをまとめると、ソリオ譲りのデザインが多くのユーザーから支持されており、特にカスタムのメッキ加飾に頼らないスポーティ感が高く評価されています。
※ソリオ&バンディットのエクステリア。デザインがほとんど「間違い探し」状態
一方、あまりにもOEM元のソリオ&バンディット「そのまんま過ぎる」という不満も多く、せっかく三菱で販売するのだから、三菱らしさもテイストに加えて欲しいところです。
タンクとデリカD2のエクステリアの口コミ・比較まとめ
タンクとデリカD2のエクステリアについて口コミを比較すると、ファミリーユースに適した万人受けしやすいデザインのタンクに、より高い満足度が示されていました。
一方のデリカD2もデザイン自体は好評ながら、あまりに「ソリオそのまま」なので、三菱らしさを求めるユーザーには物足りなさが残る印象です。
タンクとデリカD2のインテリアの口コミ・評価を比較
タンクのインテリアの口コミ
タンクのインテリアに関する口コミからユーザーの満足度を調査すると、広くて解放的な車内空間や死角をなくす工夫、材質は安くても高級感を演出する工夫などが高く評価されていました。
※意外に疑問が多かった、センターパネル下収納の使い道。皆さんなら何を入れますか?
その一方で、微妙な使い勝手の課題や座り心地の悪さ、カラーリングやオーディオレス仕様のダサさなど、改善の課題が指摘されています。
※タンクの後列シート。黄色&オレンジ線はシートベルトのライン(角はバックル位置)、水色は想定される着座(お尻)位置
また、後列中央シートの「お尻にバックルが当たる」という不満が結構多く、実際に5人乗車を考えている方は、実車で試した方がよさそうです。
デリカD2のインテリアの口コミ
デリカD2のインテリアの満足度をユーザーの口コミから調べたところ、OEM元のソリオと共通する点が高く評価されている一方で、やはり「ソリオそのまんま感」が面白くない、三菱ならではの個性を出して欲しいという不満が多く出ていました。
※マイルドハイブリッド/ハイブリッドの違い。ハイブリッド車は後部にバッテリー&インバーターを搭載しているため、ラゲッジ床下に収納スペースを作れない
また、センターメーターに対する違和感(これもソリオと共通)や、ハイブリッド車には(マイルドハイブリッド車にはある)ラゲッジ床下スペースがないことなども不評となっています。
タンクとデリカD2のインテリアの口コミ・比較まとめ
タンクとデリカD2のインテリアについてユーザーの口コミを比較すると、僅差ながらタンクの方がデリカD2を上回る満足度となっていましたが、これはデリカD2の「ソリオそのまんま感」に対する不満が多く出ていたことが一因となっており、車自体はどちらも高いクオリティが評価されていました。
これまで紹介した通り、それぞれに使い勝手が工夫されているので、自分のスタイル(例:ティッシュペーパーはどこに置きたいか、ごみ箱はどこが楽かetc)に合わせて比較・検討するといいでしょう。
タンクとデリカD2の運転&走行性能の口コミ・評価を比較
タンクの運転&走行性能の口コミ
タンクの運転&走行性能についてユーザーの口コミを集めてみると、小回りが求められる街乗りならNAで十分、高速道路を利用するならターボをおすすめする評判が多く出ていました。
※タンクのウィンカーレバー。ダイハツ仕様が流用されており、独特な使い勝手に
ちなみに、使い勝手の悪さが多く指摘されているウィンカーレバーの違和感ですが、他車と違ってレバーがすぐに戻ってくることに加えて、レバーを下げる強さによって2段階操作となっていることが原因です。
軽い操作で3回点滅のみ、しっかり操作でハンドルを戻すまで点滅を続けますが、欧州車を意識したダイハツ仕様が流用されているようですが、慣れない方はなかなか慣れない、と少なからず不満が出ているので、実際に試乗してしっかりと確認した方がいいでしょう。
デリカD2の運転&走行性能の口コミ
デリカD2の運転&走行性能に関するユーザーの口コミをまとめると、軽快で機敏な走りで街乗りには好評な一方で、高速道路などではパワーの余裕や安定感に課題を抱えている傾向が見られました。
※デリカD2のマイルドハイブリッドシステム
また、走りと燃費を両立するマイルドハイブリッドについては、ハイブリッド車に対してその中途半端さやCVT制御の違和感が指摘されています。
タンクとデリカD2の運転&走行性能の口コミ・比較まとめ
タンクとデリカD2の運転&走行性能に関してユーザーの口コミを比較すると、全体的な満足度はデリカD2が優勢となっていますが、高速道路を利用するならタンクのターボグレードをおすすめする声が多く、街乗りならハイブリッドのデリカD2がより人気な傾向がうかがわれます。
シフト制御の違和感やウィンカー等の使い勝手、そして自分のドライビングスタイルなども考慮しながら、実際に試乗の上で比較検討したいところです。
下取り車があるなら相場を調べておこう
値引き相場や欲しいグレードが決まってこれからディーラー巡りをするなら、事前に下取り車の相場を調べておくと、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が出来ます。
以下の買取店で一度査定を受けておくと、ディーラーの査定額に惑わされず、値引き交渉を有利に進める事が出来るでしょう。
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タンクとデリカD2の乗り心地の口コミ・評価を比較
タンクの乗り心地の口コミ
タンクの乗り心地の満足度をユーザーの口コミから調べたところ、1人での短距離&街乗りには充分との定評がある一方で、複数名で長距離&高速移動では軒並み不満の声が上がっていました。
ただ、コンパクトカーとしては決して低品質という訳ではなく、前に乗っていた車が何か(例:軽自動車、ミニバン等)によって評価も大きく変わるため、一度は試乗して自分との相性を確かめた方がいいでしょう。
デリカD2の乗り心地の口コミ
デリカD2の乗り心地に関する満足度をユーザーの口コミからリサーチしたところ、ハイブリッド&マイルドハイブリッドならではの静粛性や程よく締まった足回り、そして車内空間のゆとりある広さが快適な乗り心地につながっている傾向が見られます。
その一方で、路面が荒れると相応な不快感を伴い、中には「軽自動車ベースだからしょうがない」と言った妥協の声も少なからず聞かれました。
タンクとデリカD2の乗り心地の口コミ・比較まとめ
タンクとデリカD2の乗り心地をユーザーの口コミで比較すると、ハイブリッドの静粛性でデリカD2の方が高い満足度を得ていました。
ただ、ルーフからの雨音はけっこう不快に思う声も少なくないため、可能であれば雨の日にも試乗させてもらいたいところです。
タンクとデリカD2の燃費の口コミ・評価を比較
タンクの燃費の口コミ
デリカD2の燃費の口コミ
タンクとデリカD2の燃費の口コミ・比較まとめ
タンクとデリカD2の燃費をユーザーの口コミから比較すると、ハイブリッド&マイルドハイブリッドであるデリカD2の方が平均実燃費に比例して高い満足度が示される傾向がわかりました。
ただし、実燃費は運転の仕方や道路状況など走行条件によって変わって来るため、以下に参考としてタンク&デリカD2の実燃費データを条件ごとにまとめておきます。
タンクとデリカD2の価格の口コミ・評価を比較
タンクの価格の口コミ
デリカD2の価格の口コミ
タンクとデリカD2の価格の口コミ・比較まとめ
タンクとデリカD2の価格に関する口コミから満足度を比較すると、ここでは価格帯で下回るタンクが優勢となっていましたが、ハイブリッドや安全装備でコスパ感の高いデリカD2も、負けず劣らずの印象です。
どっちも軽自動車からの乗り換えでより高い満足感を得やすい傾向が見られるため、カーライフステージに合わせた買い替えプランによって、より充実した買い物となることでしょう。
タンクとデリカD2の口コミ評価・比較まとめ
満足度 | タンク | デリカD2 |
---|---|---|
エクステリア | 72.7% | 59.3% |
インテリア | 68.7% | 68.2% |
走行性能 | 48.3% | 63.8% |
乗り心地 | 49.5% | 66.8% |
燃費 | 45.7% | 63.4% |
価格 | 59.9% | 54.6% |
総合評価 | 57.4% | 62.6% |
ここまで、タンクとデリカD2の満足度についてユーザーの口コミを比較してきましたが、ここでは総合評価も含めて3対4でデリカD2の勝ちとなりました。
タンクはエクステリア&インテリアで(ルーミーとの相対で)高い評価を得ていたものの、走行性能や乗り心地、燃費での不満が響き、全体的に安定評価を獲得しているデリカD2に一歩譲る形となっています。
ただし、デリカD2も一長一短でユーザーとの相性があるため、実際にどっちも試乗して、より自分に合った一台を探すことが大切です。
※以下で両車の値引き情報やリセール情報を公開しているので、参考にどうぞ。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。