ここでは、ハッチバック乗用車として人気の高いトヨタのカローラスポーツとスバルのインプレッサスポーツについて、実際のユーザーの口コミや評価をまとめて比較しています。
価格や外装・内装、乗り心地や実燃費など、メーカーサイトやカタログを見ただけでは分からない、欠点や不満があるかもしれません。
カローラスポーツとインプレッサスポーツの良い所やデメリットも含めて、ユーザーの評判を調査したので、是非参考にしてみて下さい。
カローラスポーツとインプレッサスポーツのエクステリアの口コミ・評価を比較
カローラスポーツのエクステリアの口コミ
【カローラスポーツのエクステリア・ここが満足〇】
- 精悍なキーンルックが個性的と人気、「世界に通用するデザイン」との評価も
- ワイド&ローなフォルムがスポーティと評判
- 最上級グレード「GZ」の18インチアルミホイールは特にカッコいい
- グレードごとにスタイルアップを実感、上級グレードを選ぶ甲斐がある
- サイドからリヤにかけてのグラマラスな重厚感は欧州車に匹敵
- モデリスタエアロがよく映えるのでおすすめ(縁石こすり注意!)
- フロントグリルが目立たないグレードやボディカラーをおすすめする声多し
- 「ナマズみたい」な顔も、見慣れるとかわいく、愛着が持てるとの口コミも
- 写真映りは悪いが、実車の方がカッコいいので見て欲しい
【カローラスポーツのエクステリア・ここが不満×】
- オーリスと変わり映えしていない(カローラのエンブレムをつけただけ)と不評
- カローラを表す「C」エンブレムが大不評、トヨタエンブレムを望む声多数
- 顔が「ナマズみたい」「エイリアンみたい」「ジンベエザメみたい」などなど
- シャークフィンアンテナはカッコいいけど、FM感度が悪い
- リヤの左右出しマフラーは片方がダミーでがっかりとの口コミ多数
- 近未来感を意識した最近のトヨタデザインが好きになれない、という声が複数
- 悪くないが、デザインが若者向けで大人が乗るには微妙、と評判
- サイドからリヤにかけて、業務提携しているマツダ(例:アクセラ)の影響が濃い
- 大きく開いた蜂の巣グリルは、洗車するときに面倒との声も
カローラスポーツのエクステリアに対する満足度をユーザーの口コミから調べたところ、スポーティなスタイリングがカッコいいと支持する声が多い一方で、前モデルのオーリスと変わり映えしていない、個性の強い顔つきがカッコ悪いなど、全体的に賛否両論でした。
※リアフェイスをマツダ・アクセラと比較。似ているようにも見える。ちなみに、左右2本出ているように見えるマフラーは完全にダミー。下廻りを覗くとすぐにわかる
好評だったサイドからリアにかけての重厚感は欧州車にも匹敵すると評価される一方で、業務提携しているマツダの影響?が少なからず出ており、これも好みが分かれています。
※不評だった「C」エンブレムと、大きく開かれたフロントグリル。確かにナマズっぽい
また、鼻先のカローラ「C」エンブレムは非常に不満が大きく「せめてトヨタエンブレムと選べたらよかったのに」という声が多数出ていました。
ただ、実車の方が写真や画像よりもカッコよかった、実際に見たら先入観が(良い意味で)覆されたという口コミもあるため、一度フラットな視点でカローラスポーツに接してみるといいでしょう。
サイドビューやリアビューはなかなかカッコいいのだが、問題はフロントマスクかな。にらみつけるような目つきのヘッドランプや、ナマズが大口を開けたようなフロントグリルはちょっとエグイかも。もし自分でカローラスポーツを買うとしたら、フロントグリルのデザインが目立たないようボディカラーは黒を選ぶだろう。
インプレッサスポーツのエクステリアの口コミ
【インプレッサスポーツのエクステリア・ここが満足〇】
- 最近の自動車業界には珍しく、奇をてらわず保守的なデザインに安心感
- インパクトに欠ける分、長く乗っても飽きがこないシンプルなデザインが好評
- ボクサーエンジンで低く構えた直線的なフォームに感じる武骨さが男性的
- 2016年10月のフルモデルチェンジでスマートになったフォルムが人気
- サイドからリアにかけて流れるようなボディラインがスタイリッシュ
- 先代より涼しげな目元がやさしい感じで、家族の女性陣からも人気
- ヘッドライトの中でコの字に光るランプがカッコいい
- サイドシルスポイラーやホイールデザインにちょっとした遊び心を感じる
- つまらない車と思う人は、実車を見ると印象が変わるとの口コミも
【インプレッサスポーツのエクステリア・ここが不満×】
- あまりに「普通すぎる」デザインで、何の感動も面白味もない
- 眺めていても満足感はなく、所有する喜びに欠けるとの口コミ多数
- 先代のもっとどっしりとした肉付きの方が好きだった、という声も
- ボルボやドイツ車に通じる洗練感があるけど、インプレッサらしさが欲しかった
- ボディカラーのバリエーションが少なすぎる。女性向けのカラーも欲しいと不満の声
- リアバンパーのボリューム感が全体的なデザインバランスを崩している
- 車高が低いので腹をこすりやすい
- ノーズが長いため見切りが悪く、車両感覚がつかみにくい
インプレッサスポーツのエクステリアの満足度を、ユーザーの口コミからまとめると、良くも悪くも「シンプル」で、これを「飽きが来ない」と見るか「面白みがない」と見なすかで評価が大きく分かれています。
※比較参考:先代モデルのエクステリア(前・後)
また、2016年10月のフルモデルチェンジ前後でどっしり⇒スマートに進化しており、少なからず「先代モデルの方が良かった」という口コミがあるように、スマート志向なユーザーほど高い満足感が得られる傾向が見られました。
確かに現行モデルのデザインは面白みに欠ける?部分もあるが、無駄を省いた洗練さは評価できる。ヘッドライトのブラックアウトは特徴的でカッコいいな。
カローラスポーツとインプレッサスポーツのエクステリアの口コミ・比較まとめ
カローラスポーツとインプレッサスポーツのエクステリアに関するユーザー口コミを比較すると、コメントのテンションは明らかにカローラスポーツの方が高いものの、日本人らしい「無難さ志向」ゆえか、満足度ではインプレッサスポーツの方が優勢となっていました。
ただ、どちらも「写真や画像よりも実車の方がカッコいい」という口コミがあるため、ネットの評判や思い込みで判断せず、試乗も兼ねてディーラーで実車を確認した方がいいでしょう。
カローラスポーツとインプレッサスポーツのインテリアの口コミ・評価を比較
カローラスポーツのインテリアの口コミ
【カローラスポーツのインテリア・ここが満足〇】
- インパネ回りは特にすっきりしていて洗練されたデザイン
- ヘッドアップディスプレイの近未来感がカッコいい、実用的にも便利
- コンソールボックスに設置されたUSB端末がスマホを使うのに重宝する
- シートのホールド感が安心する、と好評
- 合皮で化粧されたインパネなどの質感が人気
- エアコンが運転席/助手席それぞれ温度設定できて便利かつ高級感
- 本革巻きステアリングホイールは、質感や操作性でウレタン(最廉価グレード)と格差
- ラゲッジルームはゴルフバッグくらいなら楽に入るので、普段使いには支障なし
- MT車のシフトノブがカッコいい
【カローラスポーツのインテリア・ここが不満×】
- ナビが大きすぎて視界の邪魔、フレームの存在感が鬱陶しいなど口コミ多数
- 全体的に材質は悪くないが、内装デザインが微妙との評判も
- エアコンスイッチの赤青ライン(冷暖房表示)や操作感など、細部にチープさも
- 着座位置がかなり低めで運転しにくい
- シート形状のせいなのか、室内にやや圧迫感がある
- 後方の視界がちょっと狭いが、運転は大丈夫。ただし取り回しはカメラが欲しい
- デザインはともかく、収納の少なさや中途半端なサイズなど、使い勝手に難との声
- ブラック基調にシルバー&レッドの挿し色でアクセントを出しても、デザインは平凡
カローラスポーツのインテリアについてユーザーの満足度を調査すると、高級感を演出する工夫を高く評価する口コミが多数を占めていた一方で、ナビの大きさや室内の圧迫感、視界の悪さや収納などの使い勝手に対して不満の声も少なからず出ていました。
特にグレードごとの質感格差がはっきりと出ており、お金をかけるだけの価値があると言える反面、廉価グレードはお得感が薄いという指摘もなされています。
※フロントガラスに走行情報をカラー映写(ヘッドアップディスプレイ)
中でも特筆は、先進感と機能性に富んだヘッドアップディスプレイ。最上級グレードであるG Zのみのメーカーオプション設定ですが、これによって「運転しやすくなった」「視線移動が少なくてすみ、楽になった」など、人気を集めています。
インパネのデザインはエクステリアのようなアクがなく、機能的で好ましいと
思うぞ。全般的に質感も高いし、シートの出来もいいしで、運転席に座っている分には特に不満はない。ただ、3ナンバー車の割に後席が狭い点は不満だ。
インプレッサスポーツのインテリアの口コミ
【インプレッサスポーツのインテリア・ここが満足〇】
- 高級感はないが、かえって気兼ねなく普段使いできて気に入っている、との声も
- 運転席からの視界が良好で運転しやすい
- 価格を考えれば、これだけの質感はコスパが高いと思う
- ステッチ風の成形やメーター回りなど、安いなりに高級感の工夫が評価
- ラゲッジルームは実用的な広さで、ちょっと多めの買い物でも困らない
- 斜め後方の視界が少し悪く感じるが、運転していて支障はないレベル
- ディスプレイの豊富な情報量にハイテク感が味わえる
- 実用性重視なので、最初からこんなものだと妥協している、との評価が多
【インプレッサスポーツのインテリア・ここが不満×】
- とは言うものの、やはりもう少し質感を求めたい、との不満が複数
- 収納が少なく、全体的に使い勝手はあまりよくないとの口コミ多し
- センターディスプレイのフードがフロントガラスに映り込んで視界の邪魔になる
- よけいなスイッチ類が多すぎる。もっとシンプルにして欲しい
- ディスプレイがごちゃごちゃしていて、情報を必要最低限に絞って欲しい
- ナビの取付位置が少し低いので視線移動が多く、疲れやすい
- シートが滑りやすく、座り心地も悪くて足腰が辛いと不評
- ETCの取り付け位置がグローブボックスの中なので、運転席から扱いにくい
インプレッサスポーツのインテリアについて、ユーザーの口コミから満足度をリサーチしたところ、全体的に質感の低さは妥協しながらも使い勝手の悪さや、ディスプレイやスイッチ類などのごちゃごちゃ感については改善を望む傾向が見られました。
内装の高級感や充実度を引き出そうとするメーカーの姿勢は多くのユーザーから評価されているものの、今後のブラッシュアップが期待されます。
インプレッサの内装の質感は、価格を考えればすごく頑張っていると思うぞ。今後ビックマイナーチェンジ等で、さらなる質感アップに期待しよう。
カローラスポーツとインプレッサスポーツのインテリアの口コミ・比較まとめ
カローラスポーツとインプレッサスポーツの口コミをそれぞれ比較すると、インテリアについての満足度は質感に比例しているのか、ここではカローラスポーツに軍配が上がりました。
カローラスポーツとインプレッサスポーツの運転&走行性能の口コミ・評価を比較
カローラスポーツの運転&走行性能の口コミ
【カローラスポーツの運転&走行性能・ここが満足〇】
- シャープなステアリングフィールと接地感でコーナリング性能の進化を実感
- ブレーキは滑らかに効いて、カックンとしにくいので同乗者にも好評
- 全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールが快適
- ノーマルモードの2~3速は出足がよく、市街地や渋滞時に役立つ
- スポーツモードはアクセルレスポンスが高く、よりスポーティな走り
- ハンドリングは軽くて取り回しが楽との評判
- オーリスより小回りが利くようになった(15~16インチタイヤ装着車)
- EVドライブモードは非常に静か、早朝や深夜の外出に大助かり(ハイブリッド車)
- 新搭載のiMTでエンスト知らず、名前負けしないスポーティな走りを実現(MT車)
【カローラスポーツの運転&走行性能・ここが不満×】
- ハイブリッドはもっさり、CVT車はガソリンターボの力を活かせていない
- ブレーキの効きが少し甘いように感じる、との口コミも
- スポーツと謳っている割には、マイルドな走り(CVT車)
- 「これはファミリーカー、走る愉しみは微塵もない」という辛口評価も(CVT車)
- 「CVT制御の不備がすべてをダメにしている」という酷評も(CVT車)
- パドルシフトをつけたくらいでは全然スポーティにならない(CVT車)
- CVTならではのラバーバンド現象があまりにも不快という口コミ多し(CVT車)
- ギヤ比をもう少しクロス気味にして欲しかった(MT車)
- ミッションのつなぎがやや悪く感じる、との声も(MT車)
カローラスポーツの運転&走行性能に関するユーザーの口コミを集めたところ、CVT車&ハイブリッド車と6MT車ではその性格が大きく異なり、評価が分かれる傾向がみられました。
カローラ「スポーツ」と銘打っていることから、名前通りにスポーティなドライビングを志向するユーザーからはCVT車やハイブリッド車のマイルドな走行感に対する不満が多く出ていました。
※新搭載のiMTで「エンスト知らず」快適かつスポーティなドライブを実現
一方、MT車は国内トヨタ初搭載となるiMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)が威力を発揮してマニュアルシフトのデメリットをカバー、優れた動力伝達で名前に負けないスポーティな走りを実現、スポーティ志向なユーザーから支持を集めています。
インプレッサスポーツの運転&走行性能の口コミ
【インプレッサスポーツの運転&走行性能・ここが満足〇】
- スバルの次世代プラットフォーム「SGP」の高い剛性感に好評の口コミ多数
- 2.0Lエンジンは走りに余裕があって中高速域での加速も充分
- 1.6LエンジンはCVTの動力伝達が賢く補い、あまりパワー不足を感じない
- ボクサーエンジンの低重心で、直進でもコーナリングでも高い安定感が人気
- 「高速域でもブレない」「オンザレールな安心感」との口コミも
- しっかりとしたハンドリングと足回りで、重厚なドライブフィールが楽しめる
- アイサイトのクルーズコントロールやレーンキープ機能が高速道路で重宝
【インプレッサスポーツの運転&走行性能・ここが不満×】
- CVTの低速域制御に不満の口コミ多く、初心者がMT車に乗ったようなギクシャク感
- アクセル操作にリニア感がなく、街乗りではガクガクして実用的でない
- ハンドルが女性ユーザーには重く、取り回しも悪いと不評の口コミが散見
- 1.6Lエンジンはやはり非力で、1.3トンの車重を引っ張るには余裕がない
- 朝一番のエンジン始動音がうるさく、暖まるまで近所に気を遣うとの声が多数
- アクティブトルクベクタリングのライントレース制御が身体感覚に合わない
- 高速域のフラットで滑らかな走行感は悪くないが、これは「スポーツ」ではないと不満
インプレッサスポーツの運転&走行性能についてユーザーの口コミをまとめると、SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)の高い剛性感としっかりとした足回りによる安定感に定評があり、高速域での走行が得意な傾向が見られました。
しかしその一方では、CVTの低速域制御に課題があるようで、無段階変速な筈なのにギクシャク感が強く「尺取虫みたい」「初心者の運転するMT車みたい」といった評価も少なからず出ており、取り回しの難点もあって、街乗りでは不満な点が目に付くかもしれません。
※2つのカメラが眼のように安全運転をアシストするスバルのアイサイト
ただ、スバルの安全運転支援システム「アイサイト」はその高性能から評判もよく、快適で安全なドライブに定評があるため、一度は試乗・体感しておきたいところです。
インプレッサ1.6は街乗り・高速走行ともに、パワー的に大きなストレスなく無難に走れる。ただ、高速道路の合流や追い越しなどで、ここでパワーが欲しい!と思う場面でトルクが付いてこない部分は否めない。1.6よりもストレスなく余裕のある走りが欲しいなら、断然2.0がおすすめだ。
カローラスポーツとインプレッサスポーツの運転&走行性能の口コミ・比較まとめ
カローラスポーツとインプレッサスポーツの口コミを比較すると、運転&走行性能の満足度はインプレッサスポーツに軍配が上がっていましたが、カローラスポーツにしてもMT車の真価(iMTの威力)が広く知られれば、より高い評価も期待されます。
また、街乗り性能ではカローラスポーツの方が好評価が多くなっているので、どちらも試乗した上で自分のドライブスタイルにより合う方を選択したいところです。
下取り車があるなら相場を調べておこう
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カローラスポーツとインプレッサスポーツの乗り心地の口コミ・評価を比較
カローラスポーツの乗り心地の口コミ
【カローラスポーツの乗り心地・ここが満足〇】
- 「ファミリーカーを作らせたら、トヨタは世界一」といった口コミが複数
- スポーティではないが、腰にやさしい乗り心地が長距離運転も快適
- ホールド性の高いシート形状で疲れにくいと好評
- サスペンションがしっかりと路面の段差や凹凸をいなしてくれると評判
- ギャップを越えた時も揺れの収束が早くて酔いにくい
- AVSは劇的な変化こそ感じられないが「コンフォートモード」の乗り心地は別格
- 遮音性&静粛性が高く、会話が遮られない
- 18インチタイヤを履いているのに振動やロードノイズをほとんど感じない
【カローラスポーツの乗り心地・ここが不満×】
- 全体的に優れた乗り心地だが、価格を考えると及第点は出せない、との辛口評価も
- 業務提携しているからか、スバル車みたいな乗り心地が微妙
- 廉価グレードだと、安い価格に比例して乗り心地も悪くなる傾向が散見
- 18インチタイヤだと、さすがに振動やロードノイズが気になる、という口コミも
- もう少し後席もゆったり乗れるといいと思う
- AVSは悪くないが、オプション料金(108,000円)を考えるとコスパ的には疑問
カローラスポーツの乗り心地に関する満足度をユーザー口コミから調査すると、仮に「どちらでもない」を潜在的な不満と捉えても、圧倒的多数から支持されている傾向が見えてきます。
口コミにある「ファミリーカーを作らせたらトヨタは世界一」というコメントは「スポーツを名乗るには相応しくない」という皮肉でもありましたが、その否定的な側面を差し引いても高く評価せざるを得ないクオリティを実感できます。
※最上級グレードG Zにのみオプション装着可能なAVS(コンフォートモード)
ただし、乗り心地の良さはグレードに比例している傾向があるため、なるべく安くカローラスポーツの購入を検討されている方はグレード選びに注意した方がよさそうです。
乗り心地は路面状態に左右されやすいと感じた。舗装状態が非常に良い場合や、ちょっと荒れている程度ならフラットで快適な乗り心地を提供してくれる一方で、かなり荒れた路面を走ると乗り心地が大きく低下してしまう。サスペンションのセッティングをもう少し煮詰めた方がいいんじゃないかな。
インプレッサスポーツの乗り心地の口コミ
【インプレッサスポーツの乗り心地・ここが満足〇】
- 高剛性の新プラットフォームSGPと高性能サスペンションに好評の口コミ多数
- 後席でも前席と変わらないくらいに上質な乗り心地と評判
- 乗り心地は硬めというより締まっていて、高速域ほど滑らかに路面をいなしてくれる
- 走行中のフワフワ感、揺られ感の少ない、フラットで上質な乗り心地に高級感
- 横揺れはSTIフレキシブルタワーバーでかなり軽減
- 高い静粛性で非常に快適と好評価の声多し
- 基本的に高スペック&センシティブな操作性ゆえドライバーの気遣いで更に向上
- 「価格相応の乗り心地だと思う」という口コミが散見
【インプレッサスポーツの乗り心地・ここが不満×】
- 低速域でのギクシャク感が気になり、街乗りでは疲れるという声も
- 低速域では横揺れが大きめで、車酔いしやすい人は注意
- ルーフの雨音が不快なレベルでうるさい、という口コミ複数
- 後席はロードノイズが多少気になる、という声も
- シートのホールド感が低く、なかなかポジションが定まらない
- 「運転の上手い下手がしっかり出てしまう」との評価も
- スバルは外国人体型を意識しているのかシート座面が大きめで、小柄な人は座りにくいかも
インプレッサスポーツの乗り心地について、ユーザーの口コミから満足度を調べたところ、SGPとサスペンションの高スペックに裏づけられた上質な乗り心地が高く評価され、高速域では「価格相応かそれ以上」との評判が多くなっていました。
※評価の高いSGPと低速域に課題をもつCVT
ただし、低速域ではエンジン出力とCVT制御の不調和によってギクシャクした走行感が気になるユーザーも多く、また、センシティブな操作性ゆえに「運転の上手い下手がしっかり出てしまう」といった不満や、雨天時はルーフの雨音も気になるところです。
インプレッサには最新のプラットフォームが採用されているだけあって、デビュー当初の触れ込み通りクラスを超えた走りや乗り心地を実現している。車内に入るロードノイズやエンジン音などの遮音性は価格通りと言えるが、乗り心地はフラットで中々いいぞ。
カローラスポーツとインプレッサスポーツの乗り心地の口コミ・比較まとめ
カローラスポーツとインプレッサスポーツの乗り心地をユーザーの口コミで比較すると、満足度ではカローラスポーツが大きく上回っていたものの、廉価グレードはそれなりの品質という指摘が目立ちます。
一方のインプレッサスポーツは、どのグレードも全体的に高速域での快適性が評判ですが、低速域のギクシャク感に課題があって、とどっちも一長一短のようです。
カローラスポーツとインプレッサスポーツの燃費の口コミ・評価を比較
カローラスポーツの燃費の口コミ
インプレッサスポーツの燃費の口コミ
カローラスポーツとインプレッサスポーツの燃費の口コミ・比較まとめ
カローラスポーツとインプレッサスポーツの燃費についてユーザーの口コミを比較したところ、その満足度ではカローラスポーツの方が大きく上回る結果となりました。
元々「スバル車に燃費は期待していない」という評価が多かったものの、それでもライバル車と比較すればやはり良くはないため、それが不満につながったものと考えられます。
ただし、実燃費は運転の仕方や道路状況などの走行条件によっても違いが大きく出るため、以下にそれぞれの実燃費データをまとめておきます。
カローラスポーツとインプレッサスポーツの価格の口コミ・評価を比較
カローラスポーツの価格の口コミ
【カローラスポーツの価格・ここが満足〇】
- 「今どきの1.2Lターボならこんなものかと」
- 「外観が気に入ったなら、買っても満足できるかも」
- 「トヨタセーフティセンスの安全装備が充実しており、コスパがいいと思う」
- 「全体的にバランスがよく、ミドルサイズのハッチバックとして買うにはいいかも」
- 「これまでのトヨタと違う、新世代な高級感に満足」
- 「C-HRの性能とオーリスの外観が欲しい人にはちょうどいいかも」
- 「カローラと思えば高いが、オーリスのフルモデルチェンジと思えば妥当な金額かと」
- 「カローラは最早『安い車の代名詞』ではない。充実した性能&装備に見合っている」
【カローラスポーツの価格・ここが不満×】
- 「いい車で好きだけど、さすがにこの金額は出せないor出したくない」
- 「安い大衆車の代名詞である『カローラ』にこんな金額を払いたくない」
- 「価格設定が強気過ぎ、トヨタブランドにあぐらをかいている」
- 「上級グレードだと軽く300万円を超えてくる見積もりに苦笑い」
- 「トヨタブランドに価値を見出す人以外にはおすすめできない」
- 「ただの高いカローラ『ハッチバック』にすぎない」
- 「全然『若者向け』じゃない価格設定が消費者をバカにしている」
- 「同じ価格なら、ライバル車を買ってカスタムした方が圧倒的に高い満足感が得られる」
インプレッサスポーツの価格の口コミ
【インプレッサスポーツの価格・ここが満足〇】
- 「スバルの社運を賭けた世界戦略車だけのことはある」
- 「高額だけど、アイサイトの安全性能やSGPの走行感など、総合的に好コスパ」
- 「旧モデルの印象を覆す進化に対する値上げ幅の安さを考えるとお買い得」
- 「ナビなどをつけても300万円以内に抑えられるので、スペックを考えてもお値打ち感」
- 「標準装備が充実しているので、廉価グレードの方がより高コスパかも」
- 「値上がりしてきたとはいえ、ライバル車と比較してまだまだ割安感がある」
- 「予算や用途に応じて幅広くグレードやオプションが選べて良心的」
【インプレッサスポーツの価格・ここが不満×】
- 「いい車だとは思うけど、やっぱり高い」
- 「エコカー減税が適用されないので、ちょっと損した感」
- 「燃費が悪すぎて普段使いに向かず、元が取れなさそう」
- 「オプションをつけていくと割高になる印象がある」
- 「ファミリーカーにはそこまで求めていないが、スポーティさは足りない中途半端さ」
カローラスポーツとインプレッサスポーツの価格の口コミ・比較まとめ
カローラスポーツとインプレッサスポーツの価格に対する口コミを比較すると、ユーザーの満足度ではその好コスパからインプレッサスポーツが優勢となっていましたが、カローラスポーツも従来の大衆車イメージを覆す質感などの向上が高く評価されています。
それでもカローラスポーツには「カローラ≒安っぽい大衆車」というイメージが根強く残っていることから、満足度でインプレッサスポーツに引けを取ったものと考えられます。
カローラスポーツとインプレッサスポーツの口コミ評価・比較まとめ
満足度 | カローラスポーツ | インプレッサスポーツ |
---|---|---|
エクステリア | 64.9% | 74.2% |
インテリア | 78.3% | 63.9% |
走行性能 | 61.5% | 65.7% |
乗り心地 | 86.8% | 63.1% |
燃費 | 50.6% | 31.6% |
価格 | 49.5% | 71.1% |
総合評価 | 65.2% | 61.6% |
以上、カローラスポーツとインプレッサスポーツの満足度をユーザーの口コミから比較して来ましたが、総合評価も合わせて4対3でカローラスポーツに軍配が上がりました。
両車の実力が伯仲するなか、これまでのトヨタ車イメージを良い意味で裏切ったインテリアや乗り心地の質感で差を広げたほか、インプレッサスポーツが燃費で大きく引けを取ったことが趨勢を決する要因となっています。
ただし、インプレッサスポーツもそのクオリティやコストパフォーマンスが高く評価されていることから、どっちも一度は実車を確かめた上で、じっくりと比較検討するといいでしょう。
※以下で両車の値引き情報やリセール情報を公開しているので、参考にどうぞ。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。