ここでは、トヨタ アルファードとホンダ オデッセイについて、実際のユーザーの口コミや評価をまとめて比較しています。
価格や外装・内装、乗り心地や実燃費など、メーカーサイトやカタログを見ただけでは分からない、欠点や不満があるかもしれません。
アルファードとオデッセイの良い所やデメリットも含めて、ユーザーの評判を調査したので、是非参考にしてみて下さい。
アルファードとオデッセイのエクステリアの口コミ・評価を比較
アルファードのエクステリアの口コミ
※エクステリアでガソリン/ハイブリッドの違いはほぼありません(エンブレムの色と、ハイブリッドロゴの有無のみ)
アルファードのエクステリアについて、ユーザーの口コミをまとめると、多くのユーザーがメッキ加飾の豪華さや押出しの強いデザインに高い満足度を示していました。
その一方で、あまりにギラギラした「オラオラ感」に抵抗があったり、ロボットのようなデザインに子供っぽさを感じてしまったりなど、好き嫌いが分かれているようです。
※アルファードのサイド~リアフェイス
また、サイドからリアにかけての外観に微妙な反応を示す口コミもあったので、フロントフェイスのインパクトだけで決めず、しっかりとボディ全体を確認した方がよさそうです。
オデッセイのエクステリアの口コミ
オデッセイのエクステリアについてユーザーの口コミを調査したところ、ミニバンの中ではギラギラ感やオラオラ感がなく、ほどよくスポーティなデザインが評価される傾向が見られました。
※オデッセイアブソルートのエクステリア。
一方で、そのスタイルを「中途半端」に感じる口コミも少なからず出ており、2017年11月のマイナーチェンジでほとんど変わり映えしていない不満や、アブソルート系との差別化を望む声も上がっています。
アルファードとオデッセイのエクステリアの口コミ・比較まとめ
アルファードとオデッセイのエクステリアについて、ユーザーの口コミを比較すると、どちらも高い満足度ながらアルファードの方が若干優勢となっていました。
ただ、オデッセイもそのマイルドさに定評がありますから、どっちがより自分に合っているか、写真や画像だけでなく、試乗も兼ねて実車を見に行くと、また印象が違ってくるかも知れません。
アルファードとオデッセイのインテリアの口コミ・評価を比較
アルファードのインテリアの口コミ
アルファードのインテリアに関する満足度を調査すると、ユーザーの口コミはラグジュアリーなデザインと豪華な装備の充実が大勢を占めていました。
※上:エグゼクティブラウンジシートからの眺め/下:助手席スーパーロングスライドシート
「アルファードに乗っている」満足感は自分で運転するより「乗せてもらう」時にこそ味わえるもので、助手席スーパーロングスライドシート(S Aパッケージ専用装備)やエグゼクティブラウンジシート(専用装備)の快適性については誰一人として不満の声がなかったほどです。
一方で、こうした「至れり尽くせり感」が苦手なユーザーも一定数いるようで、シンプル志向を求めるユーザーからは「ごちゃごちゃしている」「却ってチープに感じる」といった辛口評価も出ていました。
オデッセイのインテリアの口コミ
オデッセイのインテリアについてユーザーの口コミを調べたところ、全体的にシンプルな使い勝手のよさで人気を集めている傾向が見られました。
※背もたれを倒すと座面も連動、身体をゆったりホールドしてくれるプレミアムクレードルシート
その一方で、収納の少なさやタッチパネルのエアコンなど、より細やかな操作性や、ライバル車と比較した場合の高級感についてなど、さらなる向上を求める声も少なからず不満として挙がっています。
アルファードとオデッセイのインテリアの口コミ・比較まとめ
アルファードとオデッセイのインテリアについて、それぞれユーザーの口コミを比較すると、それぞれに個性が表れているのがわかります。
ラグジュアリーなアルファードか、シンプル&ユースフルなオデッセイか、自分の好みにより即している方を選べるよう、しっかりとチェックしておきたいところです。
アルファードとオデッセイの運転&走行性能の口コミ・評価を比較
アルファードの運転&走行性能の口コミ
アルファードの運転&走行性能についてユーザーの口コミを調査したところ、ハイブリッドのモーターアシストの意外な力強さや、2017年12月のマイナーチェンジで全グレードに標準装備されたトヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が高く評価されていました。
※トヨタセーフティセンスのプリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)
中でも高速道路などで前車を追従してくれるレーダークルーズコントロールや車線逸脱防止、いざという時の自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)等が重宝すると評判で、高い満足度が示されています。
その一方で、運転していて楽しさが感じられない、小回りが利かない、エンジン音が安っぽいなどの不満も少なからず上がっているものの、そもそもアルファードは優雅に快適に人や物を運ぶミニバンなので、どうしてもスペックに優先順位がついてしまうのは否めないところでしょう。
オデッセイの運転&走行性能の口コミ
オデッセイの運転&走行性能に関するユーザーの口コミをまとめると、ダイレクトなハンドリングや取り回しのよさ、そしてハイブリッドのスムーズかつトルクフルな余裕ある走りなどが好評を博しており、2017年11月のマイナーチェンジによる成長ぶりが感じられます。
中でもホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング(2017年11月のマイナーチェンジで前車に標準装備)」の反響は大きく、高速道路で重宝するアダプティブクルーズコントロールや、車線逸脱抑制機能、衝突軽減ブレーキなど、多くの先進機能がユーザーに安心感をもたらしているようです。
※ハイブリッド車にしか装備されない電子制御パーキングブレーキ
その一方で、ハンドル操作が重すぎるという声や、ガソリン/ハイブリッド車の差別化を図ってガソリン車の装備機能を落としているなどの不満もあり、この辺りに今後の改善が望まれます。
アルファードとオデッセイの運転&走行性能の口コミ・比較まとめ
アルファードとオデッセイの運転&走行性能に関してユーザーの口コミを比較すると、同乗者を優雅かつ快適に運ぶ目的であればアルファードが有利、ドライバーの運転する楽しみと同乗者の快適さを両立するならオデッセイの方が評価される傾向が見られました。
どちらを重視するかで選択も変わってきますが、ファミリーユースであればオデッセイの方が現実的な印象を受けるものの、ハンドリングの重さについてはきちんと確かめておいた方がいいでしょう。
下取り車があるなら相場を調べておこう
値引き相場や欲しいグレードが決まってこれからディーラー巡りをするなら、事前に下取り車の相場を調べておくと、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が出来ます。
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アルファードとオデッセイの乗り心地の口コミ・評価を比較
アルファードの乗り心地の口コミ
アルファードの乗り心地の口コミをユーザーからまとめたところ、アルファードを象徴する個性の一つである2列目シートのラグジュアリー感に支持が集まっていました。
※あまりの心地よさに、ユーザーの中には「妻と子供がいつも2列目シートを占領、自分も座りたいのに運転を代わってくれず、助手席にも座ってくれないので寂しい」という口コミまでありました。
※狭いと不評な3列目シートだが、その質感は十二分
1列目シートも充分快適と評判ですが、さすがに3列目シートはリアタイヤの真上なので乗り心地がきつく臨時席としておき、4~5人家族+αとして乗るのが快適そうです。
足回りの柔らかさと車高の高さからあまりスポーティな走りは期待できないものの、現行モデルのダブルウィッシュボーン式リアサスの乗り心地は良く、従来のミニバンの中では1,2を争う乗り心地の良さとの評価が多いです。
オデッセイの乗り心地の口コミ
オデッセイの乗り心地に関する口コミをまとめていくと、硬い足回りをはじめ、あまり評判がよくない印象を受けましたが、2017年11月のマイナーチェンジを機として大きく改善されたという声も出てきています。
また、硬い足回りについても「2,000キロくらい走行すると馴染むので、様子を見ては」との声があり、最初の2~3ヶ月くらいは「長い目で見て」あげるのも一策かも知れません。
アルファードとオデッセイの乗り心地の口コミ・比較まとめ
アルファードとオデッセイの乗り心地についての口コミから満足度を比較すると、アルファードの圧勝となりました。
ただし、オデッセイも先代からの汚名返上に質感を高めており、今後の更なる改良が期待されます。
アルファードとオデッセイの燃費の口コミ・評価を比較
アルファードの燃費の口コミ
オデッセイの燃費の口コミ
アルファードとオデッセイの燃費の口コミ・比較まとめ
アルファードとオデッセイの燃費についてユーザーの口コミをそれぞれ調べますと、満足度ではアルファードが優勢ながら不満の声も上回っており、素の平均実燃費ではオデッセイの方が勝っています。
これは多くのユーザーがアルファードの燃費の悪さを承知で購入している一方、純粋に見れば普通に燃費が悪いため、満足も不満もオデッセイを上回ったものと考えられます。
ちなみに、実燃費は道路状況や走行条件によって大きく変わってくるため、参考として以下にそれぞれの実燃費データをまとめておきます。
アルファードとオデッセイの価格の口コミ・評価を比較
アルファードの価格の口コミ
オデッセイの価格の口コミ
アルファードとオデッセイの価格の口コミ・比較まとめ
アルファードとオデッセイの価格についてユーザーの口コミ評価を比較したところ、満足度ではオデッセイが優勢ながら、不満でも若干上回る結果となりました。
どちらも絶対的な価格は高いため、内容が見合っているか否かの判断となりますが、口コミではニーズがハッキリしているアルファードの方がより質的に評価されている印象です。
アルファードとオデッセイの口コミ評価・比較まとめ
満足度 | アルファード | オデッセイ |
---|---|---|
エクステリア | 75.9% | 73.8% |
インテリア | 78.7% | 71.4% |
走行性能 | 71.3% | 77.3% |
乗り心地 | 84.9% | 69.2% |
燃費 | 47.3% | 41.1% |
価格 | 31.4% | 39.7% |
総合評価 | 64.9% | 62.0% |
ここまで、アルファードとオデッセイの口コミ評価を比較して来ましたが、総合評価も含めて5対2でアルファードに凱歌が上がりました。
満足度を比較すると概ね互角でしたが、インテリアや乗り心地で大差をつけたことで勝負が決した印象です。
とは言え、オデッセイにもこれまで紹介してきた魅力がありますから、どちらがより自分に合っているのか、実際に試乗して検討するのがおすすめです。
※以下で両車の値引き情報やリセール情報を公開しているので、参考にどうぞ。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
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ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。