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ヴェルファイアの人気グレードを比較!売れ筋のハイブリッドやグレードの違いを分析、アルファードとの違いも解説

ヴェルファイアの人気グレードを比較

ヴェルファイアのグレード選びに際して、特に以下の点が気になるところではないでしょうか?

  • ハイブリッドとガソリン車のどちらを選ぶべきか?
  • ヴェルファイアとアルファードはどこが違う?

ここではそんな疑問を解決できるよう、ヴェルファイアの人気グレード同士の装備の違いや、アルファードとの違いについて解説します。

更に、ペダルの踏み間違いによる暴走事故を防ぐ踏み間違い防止機能や、シーケンシャルウインカー (流れるウインカー) はどのグレードに付くのかも紹介。

また当社中古車販売店ならではの、業者オートオークション取引台数から割り出した、売れているグレードの人気ランキングと、3年後のリアルなリセール予測も紹介しているので、ヴェルファイアのグレード選びの参考にどうぞ。

ヴェルファイアのグレード一覧

グレード名 価格 カタログ燃費(km/L)
2.4 Z プレミア 6,550,000 10.3
ハイブリッド Z プレミア 6,900,000 17.7
ハイブリッド エグゼクティブラウンジ 8,700,000 17.5
2.4 Z プレミア 4WD 6,748,000 10.2
ハイブリッド Z プレミア E-Four 7,120,000 16.7
ハイブリッド エグゼクティブラウンジ E-Four 8,920,000 16.5

※グレード名冒頭の数字は排気量です。2.4=2400cc

ジュン君
ジュン君

ヴェルファイアのグレード一覧を見ても価格が分かるだけで、グレードの違いや装備は分かりませんね。ここから気になる人気グレードの違いを詳しく説明します!

ヴェルファイアの売れ筋グレードを比較!グレード間の装備の違いと価格差は妥当か?

ヴェルファイアの装備は、トヨタ発表の公式装備一覧表を基にしています。

ヴェルファイア ハイブリッドとガソリン車の違い

比較項目 ハイブリッド Z プレミア
パワートレインの違い エンジン+モーター
装備の違い EVドライブモード
車両接近通報装置
アクセサリーコンセント (1500W・非常給電システム付×2)
価格 6,900,000円
比較項目 ガソリン車 2.5 Z プレミア
パワートレインの違い エンジンのみ
装備の違い  アクティブノイズコントロール
アイドリングストップ機構
蓄冷エバポレーター
アクセサリーコンセント (100W×1)
価格 6,550,000円

青字は同等装備

価格差:ハイブリッド Z プレミアの方が350,000円高い

ヴェルファイア2WD車のハイブリッド Z プレミアとガソリン車 Z プレミアの比較です。

最も大きな違いはパワートレインで、ハイブリッドがエンジン+モーターを搭載するのに対し、ガソリン車はエンジンのみを搭載。

装備面でも若干の違いがあり、特にアクセサリーコンセントの機能はハイブリッドが勝っています。

とは言え、35万円の価格差の多くをパワートレインの違いが占めていると考えて良いでしょう。

ハイブリッドのガソリン車に対する主なメリットは燃費性能と静粛性ですが、そこに35万分の価値を認めるかかどうかが、選択の分かれ目になります。

コウさん
コウさん

ハイブリッドはガソリン車よりも35万円高いが、諸経費が安いので乗り出し価格の差はグっと縮まるし、ガソリン代もかからない。総合的な観点で見れば、むしろハイブリッドの方がお買い得とも言えるぞ。しかしガソリン車もハイブリッドにはない走行フィーリングを持っているので、どちらを選ぶかは結局のところ好み次第だ。

ヴェルファイア Z プレミアとアルファード Zの違い

比較項目 ヴェルファイア Z プレミア
パワートレインの違い 2.4Lターボエンジン+8AT
装備の違い 225/55R19タイヤ+19インチアルミホイール
左右独立ムーンルーフ
緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト
トヨタチームメイト
カラーヘッドアップディスプレイ
タッチトレーサーオペレーション
後席用パワーサイドサンシェード
価格 6,550,000円
比較項目 アルファード Z
パワートレインの違い 2.5Lノンターボエンジン+CVT
装備の違い 225/60R18タイヤ+18インチアルミホイール
価格 5,400,000円

価格差:ヴェルファイア Z プレミアの方が1,150,000円高い

ヴェルファイア Z プレミア (2WD) とアルファード Z (2WD) の比較です。

この2台はまずパワートレインが異なり、ヴェルファイアが2.4Lターボエンジンと8ATの組み合わせなのに対し、アルファードは2.5LノンターボエンジンとCVTの組み合わせとなっています。

スペックを比較するとヴェルファイアが最高出力279ps / 最大トルク430N・m、アルファードが最高出力182ps / 最大トルク235N・mで、ヴェルファイアの方が圧倒的にパワフルです。

また、ヴェルファイアはこのハイパワーに対応するため、扁平率の低いタイヤを履いています。

装備面でもヴェルファイアの方が安全装備・快適装備とも充実していて、総合的に115万円の価格差に相応しい内容の差と言えるでしょう。

 

コウさん
コウさん

ヴェルファイアだけに付く人気装備を赤字で示したぞ。以下で解説しよう!

左右独立ムーンルーフ

※アルファード Zは132,000円でメーカーセットオプション設定

スーパーロングオーバーヘッドコンソールを挟み、セカンドシート上部のムーンルーフを左右独立で電動開閉できる装備です。

車内を明るく開放的な雰囲気で満たし、移動の楽しさを倍増させてくれます。

従来のムーンルーフと異なり、左右席の乗員の好みに合わせ開閉できる点がメリットです。

緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト

※アルファード Zは95,700円でメーカーセットオプション設定

緊急時操舵支援は車両や自転車、歩行者などと衝突の可能性が高いとシステムが判断すると、ドライバーの回避操舵を支援する予防安全装備です。

またフロントクロストラフィックアラートは、交差点進入時などに左右から接近する車両を検知すると、ブザー音と表示でドライバーに注意を促す予防安全装備です。

そしてレーンチェンジアシストは、ドライバーのウインカー操作に連動して車線変更先の車線にいる車両を監視するとともに、ステアリング操作を支援する予防安全装備です。

いずれも衝突リスクを軽減する装備として価値があります。

トヨタチームメイト

※アルファード Zは95,700円でメーカーセットオプション設定

トヨタチームメイトは運転を支援する装備で、以下の機能からなります。

アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ (周囲静止物)

駐車したい場所の前スイッチを押すだけでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト操作を車が支援してくれる装備です。

枠のある駐車場での並列バック駐車や前向き駐車、縦列駐車などに対応するほか、メモリー機能を使えば、枠のない駐車場でも動作します。

また、車両周囲の障害物を検知して自動ブレーキをかけるパーキングサポートブレーキ (周囲静止物) も備わるので、ぶつけてしまう心配もまずありません。

アドバンストドライブ

toyota.jp/vellfire

高速道路や自動車専用道でレーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシストを使って走行中、渋滞に巻き込まれた場合に一定の条件を満たしていれば、ステアリングから手を放して運転できます。

停車してから3分以内に先行車が発進した場合は、ドライバーの操作なしに自動で発進する機能も装備。

渋滞走行時の疲労軽減に役立ちます。

カラーヘッドアップディスプレイ

※アルファード Zは55,000円でメーカーオプション設定

toyota.jp/vellfire

速度や標識アイコン、ナビの案内表示など運転に必要な情報を、フロントウィンドウの視野内に表示します。

運転シーンに合わせ、表示をフル / スタンダード / ミニマムの3種類に切り替えることが可能です。

視線を落とすことなく速度などの情報が確認できるので、事故リスク軽減につながります。

後席用パワーサイドサンシェード

※アルファード Zは132,000円でメーカーセットオプション設定

toyota.jp/vellfire

スライドドアガラスとクォータガラスに備わる電動式のサンシェード。

直射日光を防ぎ、居心地の良い室内空間を実現します。

従来のサンシェードと異なり上から降りるタイプなので、半分降ろして遮光しながら景色を楽しむ、という使い方も可能です。

コウさん
コウさん

同じZグレードでも動力性能と装備の点でヴェルファイアが勝っているので、予算の問題がないならヴェルファイアがおすすめだ。しかし走りをそこまで追求しないなら、アルファードに必要なオプション装備を追加して購入した方がコストパフォーマンスが高いぞ。

ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジとアルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジの違い

比較項目 ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジ
装備の違い 225/55R19タイヤ+19インチアルミホイール
価格 8,700,000円
比較項目 アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジ
装備の違い 225/65R17タイヤ+17インチアルミホイール
価格 8,500,000円

価格差:ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジの方が200,000円高い

ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジ (2WD) とアルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジ (2WD) の比較です。

両グレードの主要装備はほぼ同一で、タイヤ&ホイールの違いが最大の相違点となっています。

コーナリング時の踏ん張りなら19インチを履くヴェルファイア、乗り心地なら17インチのアルファードが有利です。

コウさん
コウさん

走りを求めるならヴェルファイア、乗り心地を追求するならアルファードだが、ヴェルファイアはレスオプションで17インチを、アルファードはオプションで19インチを選ぶこともできるので、選択の決定的なポイントにはならない。なので外装デザインの好みだけで選んでもいいだろう。

アクセル踏み間違い防止機能の付いたヴェルファイアのグレードは?

ヴェルファイアは、アクセル踏み間違い防止機能の「パーキングサポートブレーキ」が全車に標準装備されます。

シーケンシャルウインカーの付いたヴェルファイアのグレードは?

シーケンシャルウインカーもヴェルファイアの全車に標準装備です。

ヴェルファイアの売れ筋人気グレードランキングと販売比率2023年9月現在

ヴェルファイアのグレードがどうしても選び切れないなら、売れ筋の人気グレードや販売比率を参考にすると良いでしょう。

ここでは実際の流通台数を調査し、ヴェルファイアの人気グレードランキングを作成してみました。

※売れ筋グレードランキングの根拠は、過去3か月間の中古車オートオークション(USS,TAA,HAA,CAA,JU,アライ,ベイオーク,ミライブ他)での合計取引台数を元にランキングしています。

順位 グレード名 台数と販売比率 当年のリセール
1位 ハイブリッドZ プレミア 29
(58.0%)
160.0%
2位 2.5 Z プレミア 18
(36.0%)
164.7%
3位 ハイブリッド エグゼクティブラウンジ 3
(6.0%)
173.5%

ヴェルファイア ハイブリッドZ プレミアの流通台数が最も多く、売れ筋グレードランキングの1位です。

当年のリセールは、現状ではハイブリッド エグゼクティブラウンジが1位です。

未使用車を多数含むリセールなので、かなり高リセールになっています。

ヴェルファイアのおすすめグレードはコレ

toyota.jp/vellfire

  • ヴェルファイア ハイブリッド Z プレミア
  • ヴェルファイア 2.5 Z プレミア

ヴェルファイア ハイブリッド Z プレミアのおすすめの理由

ヴェルファイアは基本的にハイブリッドが2タイプ、ガソリン車が1タイプと言うシンプルなグレード展開となっています。

この中からコストパフォーマンス重視でおすすめグレードをあげるなら、「ハイブリッド Z プレミア」です。

ガソリン車Z プレミアよりも35万円高価ですが、燃費が圧倒的に勝り、諸経費も安いので維持費が掛かりまん。

特に走行距離の多い人は35万円の価格差をガソリン代で取り戻すことも可能なので、結果的にハイブリッドの方がお得と言えるでしょう。

同じハイブリッドでも、上級のエグゼクティブラウンジとなると価格が大幅に跳ね上がってしまうので、コストパフォーマンス的には厳しくなります。

ヴェルファイア 2.5 Z プレミアのおすすめの理由

ヴェルファイアのおすすめグレードを人気重視の観点であげるなら、売れ筋ランキングナンバーワンの「2.5 Z プレミア」です。

多くの人が選んでいる安心感だけでなく、ヴェルファイアとしては最も安価な点や、リセールバリューが高い点もおすすめのポイントになります。

燃費と維持費がハイブリッド Z プレミアに対する弱点ですが、週末の使用がメインで走行距離が少ないなら、ガソリン代はそこまで気にならないはずです。

ヴェルファイアおすすめグレードの乗り出し価格は

ヴェルファイアのおすすめグレードの見積シミュレーションです。

値引きや人気オプションを含めたリアリティのある乗り出し価格なので、参考にしてみて下さい。

ヴェルファイア ハイブリッド Z プレミアの乗り出し価格

グレード名 ヴェルファイア ハイブリッド Z プレミア (FF)
車両本体価格 6,900,000円
メーカーオプション名 プラチナホワイトパールマイカ
メーカーオプション価格 33,000円
ディーラーオプション名 サイドバイザー
フロアマット
ディーラーオプション価格 124,300円
諸費用 126,950円
車両目標値引き ▲100,000円
オプション値引き ▲24,800円
乗り出し価格 7,023,450円

メーカーオプションは人気色のプラチナホワイトパールマイカを選択、ディーラーオプションは定番のフロアマット等を選び、値引きを入れて乗り出し価格702.3万円となりました。

ヴェルファイア 2.5 Zの乗り出し価格

グレード名 ヴェルファイア 2.5 Z (FF)
車両本体価格 6,550,000円
メーカーオプション名 プラチナホワイトパールマイカ
メーカーオプション価格 33,000円
ディーラーオプション名 サイドバイザー
フロアマット
ディーラーオプション価格 124,300円
諸費用 352,450円
車両目標値引き ▲100,000円
オプション値引き ▲24,800円
乗り出し価格 6,934,950円

メーカーオプション、ディーラーオプションとも先ほどと同じ物を選び、値引きを入れて乗り出し価格693.4万円となりました。

下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】

新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。

やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。

ディーラーの下取り金額に騙されるな!?

新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。

しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。

本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。

また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。

ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・

ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。

廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます

 

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