スバル クロストレックのグレード体系は2タイプととてもシンプル。グレード選びの悩みは、
- リミテッドとツーリングのどちらを選ぶべきか?
に尽きます。
その悩みを解消するため、スバル クロストレックの両グレードの装備の違いやコストパフォーマンスなどを検証しながら、おすすめグレードを紹介!
さらに、ペダルの踏み間違いによる急加速を防ぐ「アクセル踏み間違い防止機能」はどのグレードに付くのかも解説します。
また当社中古車販売店ならではの、業者オートオークション取引台数から割り出した人気グレードランキングも紹介しているので、スバル クロストレックのグレード選びの参考にどうぞ。
スバル クロストレックのグレード一覧
グレード名 | 価格(円) | WLTCモードカタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
2.0 ツーリング | 2,662,000 | 16.4 |
2.0 リミテッド | 3,069,000 | 16.4 |
2.0 ツーリング 4WD | 2,882,000 | 15.8 |
2.0 リミテッド 4WD | 3,289,000 | 15.8 |
※グレード名冒頭の数字は排気量です。2.0=2000cc
スバル クロストレックのグレード一覧を見ても価格が分かるだけで、グレードの違いや装備は分かりませんね。ここから気になる人気グレードの違いを詳しく説明します!
スバル クロストレックの売れ筋グレードを比較!グレード間の装備の違いと価格差は妥当か?
スバル クロストレックの装備は、スバル発表の公式装備一覧表を基にしています。
スバル クロストレック リミテッドとツーリングの違い
比較項目 | リミテッド |
---|---|
装備の違い | 225/55R18タイヤ+18インチアルミホイール フルLEDステアリング連動ヘッドランプ (オートレベライザー)+コーナリングランプ リバース連動ドアミラー 本革巻シフトレバー+シフトブーツ+ピアノブラック調シフトパネル アルミパッド付スポーツペダル 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム シャークフィンアンテナ+ガラスアンテナ ファブリックシート表皮 運転席10ウェイパワーシート&助手席8ウェイパワーシート+運転席シートポジションメモリー機能 運転席シート自動後退機能 インパネセンターリング加飾 LEDリヤゲートランプ アダプティブドライビングビーム デジタルマルチビューモニター ドライバーモニタリングシステム 自動防眩ルームミラー コネクティッドサービス |
価格 | 3,069,000円 |
比較項目 | ツーリング |
---|---|
装備の違い | 225/60R17タイヤ+17インチアルミホイール LEDヘッドランプ (マニュアルレベライザー) オーディオレス仕様+7インチセンターインフォメーションディスプレイ ルーフアンテナ トリコットシート表皮 運転席レバー式シートリフター |
価格 | 2,662,000円 |
価格差:リミテッドの方が407,000円高い
スバル クロストレックのリミテッドとツーリングの違いです。
407,000円高いリミテッドは、安全装備や快適装備でツーリングに圧倒的な差を付けます。
あると特に便利な装備を赤字で示したぞ。以下で紹介しよう!
フルLEDステアリング連動ヘッドランプ+コーナリングランプ
※ツーリングは159,500円~でメーカーセットオプション設定
ステアリングを切った方向を照らすヘッドランプと、右左折時にその方向を照らすコーナリングランプを装備します。
ヘッドランプはフルLED仕様で、後席の乗員の有無や荷物の重さに応じてヘッドランプの光軸を自動で調整するオートレベリング機構付です。
またコーナリングランプには駐車時に左右同時に点灯し、視界を確保する機能も採用。
夜間走行時の安全運転に寄与する装備として価値があります。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ+インフォテインメントシステム
※ツーリングは176,000円~でメーカーセットオプション設定
高画質・大画面のセンターディスプレイを搭載。
事故やトラブル発生時にコールセンターとつながる「スバルスターリンク」や、地デジやAM/FM放送、スマホと連携してナビアプリを表示する機能などが備わります。
また車両やエアコンの設定も行えるなど、多彩な機能が魅力です。
運転席10ウェイパワーシート&助手席8ウェイパワーシート+運転席シートポジションメモリー機能
※ツーリングは159,500円~でメーカーセットオプション設定
前席のシートポジションをスイッチ操作でスマートかつ精密に調整できるパワーシートを採用。
調整項目は運転席がシートリフター・前チルト・前後スライド・リクライニング・ランバーサポートの5項目、助手席がシートリフター・前チルト・前後スライド・リクライニングの4項目です。
また運転席シートポジションメモリー機能により、複数のシートポジションとドアミラー角度をワンタッチで呼び出すこともできます。
家族に複数の運転免許所有者がいる場合などに大変便利です。
運転席シート自動後退機能
※ツーリングは418,000円~でメーカーセットオプション設定
ドアを開けると自動で運転席シートが後退し、乗り降りをサポートする装備です。
ドアが少ししか開けられない場所でも無理なく乗り降りが可能になるなど、思いのほかメリットがあります。
デジタルマルチビューモニター
※ツーリングは242,000円~でメーカーセットオプション設定
車両の前後左右に搭載された車載カメラの映像を合成し、車を上から見下ろしたようなトップビュー等で運転をサポートする装備です。
他にフロントビューやリヤビュー、サイドビュー、自車を斜め上から見たような3Dビューなどに切り替えが可能で、駐車や離合、見通しの悪い交差点への進入など様々なシチュエーションで威力を発揮します。
接触事故のリスクを低減する安全装備として見逃せません。
リミテッドはツーリングよりも約40万円も高いが、この充実した装備を見れば納得がいく。予算が厳しい場合は別にして、より安全かつ快適に運転できるリミテッドをおススメしたい。
アクセル踏み間違い防止機能の付いたスバル クロストレックのグレードは?
スバル クロストレックは全車にアクセル踏み間違い防止機能の「AT誤発進抑制制御」と「AT誤後進抑制制御」が標準装備されます。
スバル クロストレックの売れ筋人気グレードランキングと販売比率2023年9月現在
スバル クロストレックのグレードがどうしても決められない場合、売れ筋の人気グレードや販売比率を参考にすると良いでしょう。
ここでは実際の受注台数を調査してスバル クロストレックの人気グレードをランキングにしてみました。
※売れ筋グレードランキングの根拠は、過去3か月間の中古車オートオークション(USS,TAA,HAA,CAA,JU,アライ,ベイオーク,ミライブ他)での合計取引台数を元にランキングしています。
順位 | グレード名 | 台数と販売比率 | 当年~1年落ちリセール |
---|---|---|---|
1位 | リミテッド | 5 (71.4%) |
91.8% |
2位 | ツーリング | 2 (28.6%) |
95.0% |
※2022年~2023年式モデルを対象に受注台数を調査
スバル クロストレック リミテッドが売れ筋のグレードランキング1位となっています。
価格は高いものの、充実した装備が人気の要因のようです。
スバル クロストレックのおすすめグレードはコレ
- スバル クロストレック リミテッド
スバル クロストレック リミテッドのおすすめの理由
スバル クロストレックのグレード展開は2タイプとシンプル。
おススメグレードは先ほども述べたとおり、上級の「リミテッド」です。
約40万円の価格差は大きいものの圧倒的に装備が充実しているため、購入後の満足感はツーリングよりもリミテッドの方がずっと高くなります。
人気も高い分リセールバリューも期待できるので、迷った場合はリミテッドを選んでおけば間違いありません。
スバル クロストレック おすすめグレードの乗り出し価格は
スバル クロストレックのおすすめグレードの見積シミュレーションを公開します。
値引きや人気オプションを含めたリアリティのある乗り出し価格です。
スバル クロストレック リミテッドの乗り出し価格
グレード名 | スバル クロストレック リミテッド |
---|---|
車両本体価格 | 3,069,000円 |
メーカーオプション名 | クリスタルホワイト・パール ステアリングヒーター+シートヒーター+ナビ+サンルーフ等 |
メーカーオプション価格 | 264,000円 |
ディーラーオプション名 | ETC2.0 ドライブレコーダー (前後) サイドバイザー フロアマット |
ディーラーオプション価格 | 202,400円 |
諸費用 | 168,350円 |
車両目標値引き | ▲100,000円 |
オプション値引き | ▲40,000円 |
乗り出し価格 | 3,563,750円 |
メーカーオプションは人気カラーのクリスタルホワイト・パールや快適装備のセットオプションを、ディーラーオプションはドライブレコーダー等を選び、値引きを含め乗り出し価格356.3万円となりました。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
https://www.junku.com/album/subaru/impreza_スバル クロストレック.html