過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、ハリアーの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るハリアーの人気色ランキング
1位 ホワイトパールクリスタルシャイン 169台
- ガソリン車 134台
- ハイブリッド 35台
- カラーナンバー 070
2位 プレシャスブラックパール 104台
- ガソリン車 72台
- ハイブリッド 32台
- カラーナンバー 219
3位 ブラック 86台
- ガソリン車 80台
- ハイブリッド 6台
- カラーナンバー 202
4位 センシュアルレッドマイカ 5台
- ガソリン車 0台
- ハイブリッド 5台
- カラーナンバー 3T3
5位 ストレートグレーメタリック 4台
- ガソリン車 2台
- ハイブリッド 2台
- カラーナンバー 1K9
5位 ダークブルーマイカ 4台
- ガソリン車 1台
- ハイブリッド 3台
- カラーナンバー 8X8
7位 スティールブロンドメタリック 3台
- ガソリン車 3台
- ハイブリッド 0台
- カラーナンバー 4X1
上位はやはり人気のカラーが占める結果となりました。
1位はホワイトパールクリスタルシャイン、2位はプレシャスブラックパール、3位はブラックです。
ブラック系が2色あるので需要が別れて、ホワイトパールが1位になったようです。
ガソリン車では202ブラックが多いですが、ハイブリッドではプレシャスブラックパールの方が選ばれているという結果に。
価格帯が上のハイブリッドの方で、より上級志向が強いオプションカラーのプレシャシュブラックパールが選ばれた形でしょうか。
4位以下のカラーに関しては、ガクンと流通台数が減っているので、順位に関してはほぼ誤差の範囲内だと思います。
まだ新型ハリアーが発売されて1年少々なので、人気カラーに偏っている状況だと思います。
実際にはもう少し4位以下のカラーも選ばれている事でしょう。
ハリアーの高く売れるカラーはコレ!
※基準はホワイトパールで設定しています。各色ホワイトパールに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
ホワイトパールクリスタルシャイン | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
プレシャスブラックパール | -12万 | -11万 | -13万 |
ブラック | -12万 | -3万 | -7万 |
センシュアルレッドマイカ | -31万 | -21万 | -19万 |
ストレートグレーメタリック | -22万 | データ無 | データ無 |
ダークブルーマイカ | -17万 | -31万 | データ無 |
スティールブロンドメタリック | -20万 | -29万 | -23万 |
1年落ちは新型80ハリアーの相場で見ています。3年落ち以降は、同色またはそれに準ずる色で割り出しています。
1年~5年落ちの色による相場の差を見るとハリアーの場合、ホワイトパールクリスタルシャインの相場が高いことが分かります。
オプションカラーなので有償になりますが、それを差し引いても高く売れる色になっていますね。
2番手は人気色ランキングでは3位でしたが、202ブラックの相場が高いです。
プレシャスブラックパールも高いですが、3年落ち以降の価格差や有償分も加えると、202ブラックの方が安定して高いと言えます。
不思議とパールやメタリックの入った黒よりも、純粋な202黒の方が他車種も含めて、オークション相場では安定して高くなっています。
その他のカラーでは、台数が少ないので相場にバラつきが出ますが、基本的に価値が落ちる(年数が経過する)ほど人気カラーとの差は縮まります。
相場のバラつきがある時点で、人気カラー以外の色に関しては、買取る側も警戒して低めの金額になってしまいます。
赤やシルバー系の低さが目立ちますね。
基本的に好きなカラーに乗るのが一番いいですが、こだわりの色がなかったり、売却時に損を少なくしたいなら、買取相場上位の色を選ぶといいでしょう。
または価格差が許容範囲内であれば、手入れが楽なシルバー系や人とは違ったカラーを選ぶのもいいですね。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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