過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、GR86の人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るGR86の人気色ランキング
1位 クリスタルホワイトパール 965台
- カラーナンバー K1X
ホワイトはGRのイメージカラー。
GR86でもイメージカラーのクリスタルホワイトパールは強く、流通台数の1位になっています。
GR86の美しいフォルムをストレートに引き出したいなら、この色の選択がベストです。
2位 クリスタルブラックシリカ 477台
- カラーナンバー D4S
漆黒に輝くクリスタルブラックシリカがGR86の流通台数2位にランクイン。
全身黒ずくめの迫力は、他のカラーでは得られません。
膨張色のクリスタルホワイトパールとは対照的に、塊感が強調される点も特徴です。
3位 スパークレッド 429台
- カラーナンバー DCK
GR86のもう一つのイメージカラーが、スパークレッド。
ユーザーからの人気も高く、流通台数3位に入っています。
スポーツカー=赤というのはステレオイメージかもしれませんが、GR86にマッチしたカラーであることは間違いありません。
4位 マグネタイトグレーメタリック 155台
- カラーナンバー P8Y
精悍さでは、クリスタルブラックシリカ以上とも言えるのがマグネタイトグレーメタリックです。
GR86のボディがギュっと引き締まり、躍動的な雰囲気に!
ブラックほどお手入れに気を使わなくて済む点も、魅力にあげられます。
5位 サファイアブルー 148台
- カラーナンバー WCH
文字通り、宝石のサファイアを彷彿とさせるサファイアブルー。
この神秘的な雰囲気は、他のカラーでは醸すことはできません。
ソリッド塗装ならではの落ち着いた仕上げも持ち味です。
6位 アイスシルバーメタリック 124台
- カラーナンバー G1U
クールな輝きを放つアイスシルバーメタリック。
GR86をシャープかつメカニカルな雰囲気に演出するカラーです。
シルバー=無難な色というイメージを覆す魅力を持っています。
7位 ブライトブルー 19台
- カラーナンバー DAR
ランキングの最下位はブライトブルーでした。
非常に爽やかで軽快感に溢れ、GR86から別の魅力を引き出してくれます。
不人気だからと言って敬遠してしまうには惜しいカラーです。
GR86の人気カラーランキング総評
クリスタルホワイトパールが2位のクリスタルブラックシリカにダブルスコアの大差を付けて、GR86の流通台数1位となっています。
ホワイトはGRのイメージカラーでもあるので、人気の高さにも納得です。
また、一般的には敬遠されがちな赤系のスパークレッドがランキング3位と健闘しています。
スポーツカー=赤のイメージが強いことも、影響しているのでしょう。
逆に、シルバー系やブルー系の人気が低いのがGR86の特徴的な傾向です。
シルバーはスポーツカーの色としては地味過ぎる、寒色系のブルーはスポーツカーのホットなイメージにそぐわない、と感じるユーザーが多いのかもしれませんね。
GR86の高く売れるカラーはコレ!
※基準はクリスタルホワイトパールで設定しています。各色クリスタルホワイトパールに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
クリスタルホワイトパール | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
クリスタルブラックシリカ | -2万 | +2万 | +4万 |
スパークレッド | -7万 | -11万 | |
マグネタイトグレーメタリック | -10万 | +1万 | |
サファイアブルー | |||
アイスシルバーメタリック | -3万 | -3万 | |
ブライトブルー | -7万 | -7万 |
1年落ちでは、基準色クリスタルホワイトパールに対しクリスタルブラックシリカは2万円のマイナス査定です。
しかしクリスタルブラックシリカは33,000円のオプション料金が掛からないので、むしろクリスタルホワイトパールより売却時に得をする勘定になります。
それ以外の色はクリスタルホワイトパールに対し大幅な査定ダウンとなってしまうので、売却時の損失は免れません。
3年落ちでは、クリスタルブラックシリカとマグネタイトグレーメタリックのリセールが、逆にクリスタルホワイトパールより高くなる点に注目。
ことクリスタルブラックシリカの場合、5年落ちでは+4万円と更に査定額が上がり、売却時にかなり得をします。
結論を言えば、リセール重視で色を選ぶならクリスタルブラックシリカがベストで、クリスタルホワイトパールがセカンドベストです。
逆にリセールが一番厳しいのがスパークレッドで、この色を選ぶ場合は乗り潰すくらいの覚悟が必要でしょう。
アイスシルバーメタリックも3年落ち、5年落ちでマイナス査定ですが、クリスタルホワイトパールと異なり33,000円のオプション料金が不要なので、プラマイゼロとなり意外におススメです。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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