過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、アクアの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るアクアの人気色ランキング
1位 シルバーメタリック 3821台
- カラーナンバー 1F7
定番カラー御三家の一角、シルバーメタリックがアクアの流通台数1位です。
嫌味のない色合いで、どんなシチュエーションにもフィットすることが魅力。
加えて汚れも目立たない点もメリットで、無難な色の代表格と言えるでしょう。
2位 プラチナホワイトパール 3291台
- カラーナンバー 089
Z / G / Xで選べる有料のホワイト、プラチナホワイトパールが流通台数2位に入りました。
白ならではの清潔感、パール塗装ならではのキラキラ感がアクアを上品に演出してくれます。
小まめに洗車することで美しさが保たれ、ユーザーの心を満たしてくれるでしょう。
3位 スーパーホワイトⅡ 2554台
- カラーナンバー 040
廉価グレードのBで選べるホワイトが、スーパーホワイトⅡ。
こちらはソリッドカラーで、無料で選ぶことができます。
輝きではさすがにプラチナホワイトパールに及びませんが、ピュアな「純白」という点ではこちらの方が上です。
4位 ブラックマイカ 2321台
- カラーナンバー 209
アクアのボディをギュっと引き締めてくれるカラーが、ブラックマイカです。
精悍さ、高級感では他の追従を許しません。
塗装面の美しさを保つには少々神経を使いますが、手間を掛けた分しっかり応えてくれます。
5位 エモーショナルレッドⅡ 918台
- カラーナンバー 3U5
エモーショナルレッドⅡは、文字通り情緒的なムードを醸す赤。
コンパクトカーならではの可愛らしさを存分に引き出してくれるカラーでもあります。
その特徴から、女性ユーザーに人気です。
6位 ダークブルーマイカメタリック 365台
- カラーナンバー 8W7
深みのある青色、ダークブルーマイカメタリック。
寒色系カラーならではの落ち着いた雰囲気を醸します。
マイカ塗装ならではの煌めき感もあり、派手過ぎず地味過ぎずの丁度いい色合いです。
7位 クリアベージュメタリック 62台
- カラーナンバー 4Y3
明るいベージュ系のカラー、クリアベージュメタリック。
淡くクリーミーな色合いが、アクアを上品に演出してくれます。
8位 ブラスゴールドメタリック –台
- カラーナンバー 5C2
ブラスゴールドメタリックは、真鍮の色合いを模したメタリックカラーです。
アクアをゴージャスに彩るカラーとして、独自の存在感を放ちます。
9位 アーバンカーキ –台
- カラーナンバー 6X3
アクアにはコンパクトカーには非常に珍しいカーキ系カラー、アーバンカーキも用意されています。
グレー掛かった草色というべき独自の色合いが特徴で、個性という点ではアクアの全カラーの中で最右翼でしょう。
アクアの人気カラーランキング総評
アクアの場合、通常ランキングトップに立つことが多いホワイト系ではなく、シルバーメタリックが流通台数1位になっています。
その理由は、ホワイト系が2種類あり台数が分散されているからです。
2種類のホワイトのうち、3グレードで選べるプラチナホワイトパールが2位、1グレードでしか選べないスーパーホワイトⅡが3位という結果でした。
続いて4位に入ったのはブラックマイカ。
上級車ではホワイトと人気を二分するブラックも、アクアのようなコンパクトカーでは大人気というほどではありません。
5位のエモーショナルレッドⅡは、そのブラックマイカと比べても半分以下の流通台数に留まります。
女性ユーザーに人気があるものの、男性ユーザーから敬遠されがちなことが要因でしょう。
6位以下のカラーはグっと人気が下がり、市場ではマイナーな存在になっています。
定番ではない個性派カラーどうしてもユーザーが限られてしまうので、仕方ないところですね。
アクアの高く売れるカラーはコレ!
※基準はプラチナホワイトパールで設定しています。各色プラチナホワイトパールに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
プラチナホワイトパール | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
シルバーメタリック | -17万 | -14万 | |
スーパーホワイトⅡ | -10万 | -12万 | |
ブラックマイカ | +2万 | +1万 | -6万 |
エモーショナルレッドⅡ | -11万 | -8万 | |
ダークブルーマイカメタリック | -6万 | -6万 | -9万 |
クリアベージュメタリック | +8万 | +5万 | |
ブラスゴールドメタリック | -16万 | -14万 | |
アーバンカーキ |
ブラックマイカの1年落ちのリセールは、基準色プラチナホワイトパールより2万円高くなっています。
ブラックマイカが無料色、プラチナホワイトパールが有料色であることも加味すると、断然ブラックマイカがお得ということになりますね。
また、マイナーカラーのクリアベージュメタリックがプラチナホワイトパールより8万円も高いという、驚きのデータも出ています。
そして3年落ちになっても、ブラックマイカとクリアベージュメタリックの優位は動きません。
この2色以外のカラーのリセールはプラチナホワイトパールよりかなり低く、ことシルバーメタリックは人気トップにも関わらず17万円も差が付いてしまいます。
5年落ちではブラックマイカを含め、データのない色を除き全色プラチナホワイトパールと比べマイナス査定です。
これらの結果から、プラチナホワイトパールは長く乗ってこそ有料オプション代の元が取れると言えます。
逆にブラックマイカは、売却時の損失を減らすためには3年以内に手放すのがおススメです。
それ以外のカラーは、クリアベージュメタリックを除き将来的なマイナス査定は避けられないので、乗り潰すくらいの気持ちで選んだ方がいいでしょう。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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