過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、アルファードの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るアルファードの人気色ランキング
1位 ホワイトパールクリスタルシャイン 1377台
- カラーナンバー 070
トヨタ車の定番カラー、ホワイトパールクリスタルシャインがアルファードの流通台数トップです。
膨張色なのでアルファードを一層立派に見せてくれる上、パール塗装ならではの煌めきがゴージャス感を演出してくれます。
埃や水垢が目立ちやすいのが玉に瑕ですが、こまめに洗車することで高い満足度を与えてくれるでしょう。
2位 ブラック 910台
- カラーナンバー 202
ソリッドのブラックが2位にランクイン。
輝きは控えめですが、その分漆黒の深みが味わえます。
アルファードから迫力・凄みを引き出す点においては、全5色のうち最強かもしれません。
3位 スパークリングブラックパールクリスタルシャイン 62台
- カラーナンバー 220
同じブラックでも、このスパークリングブラックパールクリスタルシャインはその名の通りパール塗装が施されています。
ブラックを名乗るものの、少し紫掛かった色合いになっていることも相違点です。
洗車傷が目立ちやすいのでお手入れには気を使いますが、高級感では全カラー中ベストと言えるでしょう。
4位 ダークレッドマイカメタリック 12台
- カラーナンバー 3Q3
ダークならカラーがメインのアルファードの中で、唯一華やかさを感じさせてくれるダークレッドマイカメタリック。
華やかと言っても落ち着きのある赤なので、アルファードの品格を損ねることはありません。
定番カラーでは飽き足らない人におススメのカラーです。
5位 グラファイトメタリック 9台
- カラーナンバー 4X7
グラファイト=黒鉛の名を持つカラーがグラファイトメタリック。
街中で滅多に見かけない個性派カラーです。
茶色に近い色合いで、ブラック系とは一味違う滋味が感じられます。
アルファードの人気カラーランキング総評
ホワイトパールクリスタルシャインは他のトヨタ車でも非常に人気の高いカラーなので、アルファードでラインキング1位になっているのも納得です。
しかし、もうひとつの定番色ブラックの人気も高く、流通台数はホワイトパールクリスタルシャインと比べそれほど大きな差は開いていません。
3位にはスパークリングブラックパールクリスタルシャインが入ってますが、市場に出回っているのはブラックより一桁少ない台数です。
ランキングでは3番目ですが、必ずしも人気カラーとは言えませんね。
4位のダークレッドマイカメタリック、5位のグラファイトメタリックは万人受けするカラーではないため、流通台数はスパークリングブラックパールクリスタルシャインより更に少なくなっています。
逆に言えば、人と被るのが嫌な人に向いているでしょう。
アルファードの高く売れるカラーはコレ!
※基準はホワイトパールクリスタルシャインで設定しています。各色ホワイトパールクリスタルシャインに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
ホワイトパールクリスタルシャイン | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
ブラック | -1万 | -2万 | +11万 |
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン | -15万 | -20万 | -5万 |
ダークレッドマイカメタリック | -4万 | ||
グラファイトメタリック | -6万 | -8万 |
1年落ちの場合、ブラックのリセールはホワイトパールクリスタルシャインより1万円安いだけです。
33,000円の有料色であるホワイトパールクリスタルシャインに対しブラックは無料なので、コストパフォーマンスでは上ということになりますね。
それ以外のカラーは、ホワイトパールクリスタルシャインとの価格差がかなり開いてしまいます。
ことスパークリングブラックパールクリスタルシャインはリセールが15万円も低いので、早期に売却したい人にはおススメできません。
そして3年落ちの場合は、データがないダークレッドマイカメタリックを除き、各色ともホワイトパールクリスタルシャインとの価格差が更に開いてしまいます。
興味深いのは5年落ちのデータです。
なんとブラックがホワイトパールクリスタルシャインを逆転、11万円も高く売却できます。
長く乗るならブラックの方が断然お得ということになりますね。
またスパークリングブラックパールクリスタルシャインも5年経った場合は価格差が縮まるので、このカラーを選ぶなら長期間乗るのがおススメです。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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