レクサスLCの内装の質感やデザインはどうなのか?高級車らしく豪華なのか、それとも安っぽいのか、じっくりと検証してLCの内装を評価したいと思います。
レクサス LCの内装を徹底評価!LCの内装はカッコいいのか?
LCの運転席側から見たインパネ周りです。
シートカラーはLC500Sパッケージの場合、ブラック・ダークレッド・オーカーの3色から選べますが、ダークレッドを選びました。
派手過ぎない赤なので、車内も落ち着いて見えます。
LCのステアリングです。
本革巻きで、すべすべしっとりとした感触でいいですね。デザインはシンプルです。
ステアリング左側には、オーディオや電話音量のボリューム調整ボタンとメーター内のインフォメーションディスプレイの操作ボタンが付いています。
右列上のボタンを押すと、メーターリングがぐい~んと右に移動してインフォメーション量が多く表示されるようになります。
その下受話器マークが電話を受けたり切ったりするボタン、その下がトークスイッチで音声ガイドに従い音声操作で電話を掛ける事が出来ます。
LCのステアリング右側には、クルーズコントロールのスイッチとオーディオのモード切替&スキップボタンが付いています。
左列の上は車間距離の切り替えスイッチ、その下は車線を跨いだ時に警告やステアリング調整を自動で行うLKA(レーンキーピングアシスト)のスイッチが付いています。
LCのウインカーレバーです。
ヘッドライトのスイッチやリヤフォグランプのスイッチ、オートマチックハイビームのスイッチが付いてます。
ステアリング左側には、ワイパーとウォッシャー液の調整レバーが付いています。
ワイパーはAUTOにしておけば、雨滴センサーにより雨が降ってくると自動でワイパーが作動します。
ダイヤルのつまみを上へ上げると雨滴センサーの感度が高くなり、下げると感度が低くなります。
LCのホーンボタンです。
レクサスマークが鈍く光って、パッドは本革で覆われているので、高い質感を感じる部分です。
LCのメーターです。上記は運転席側ドアが開いている・半ドア等の警告画面です。
エンジン始動時のインフォメーション。
イグニッションボタンを押してエンジンを始動すると、デモ画面が展開され、LCが浮かび上がります。
ドライブモードがノーマル時。メーター内にNormalと表示されています。
こちらはコンフォートモード。乗り心地が良くなります。
こちらはエコモード。燃費が良くなるモードですが、ほぼ使いません。せっかくのV8 5リッターエンジンを抑制しても勿体ないですよね・・
こちらはスポーツSモード。
足回りが引き締まって、ミッションとエンジンが制御され、アクセルのレスポンスが上がって、よりスポーティな走りが楽しめます。
こちらはスポーツS+モード。
スポーツSモードよりも、高いエンジン回転数が維持されて、パワー感のある制御になります。
加えて、サスペンションの制御やステアリングの応答性も変化して、より高いレベルでの走りに応えてくれます。
VDIM(ABS、ブレーキアシスト、TRC、VSC、ヒルスタートアシストコントロール、EPS、VGRS、DRS)も総合的に制御され、本格的なスポーツ走行が可能になります。
と言うか、LCの取扱説明書を読んで初めて知った機能もあります(笑)こんなに電子制御が入っているんですね。
全てONにしておけば、滅多なことではスピンまで行かないような気がします。
LCのナビ画面です。10.3インチのワイドディスプレイで見やすいです。
このディスプレイにナビ以外にも様々な情報が表示され、調整が出来ます。
あえてのアナログ時計が設置されています。
時間はメーター内のデジタル表示の時計かナビ画面で見る事が多いので、このアナログ時計で時間を確認する事はほとんどないような気がします。
まあでも雰囲気はありますね。
メーターフード左側に付いている、ドライブモードの調整スイッチです。
メーターフード右側には、スノーモードへの切り替えスイッチとTRCのOFF、TRC+VSCをOFFにする事が出来ます。
サーキットを走る時は、TRC+VSCをOFFにしないと、コーナリング~立ち上がりでアクセルを踏んでもエンジンが制御されて出力が上がらず、速度が上がりません。
TRCとVSCをOFFにするには、停止中にボタンを3秒以上長押ししないと切れません。走行中は操作できないので注意しましょう。(サーキットを走る時の備忘録です)
LCのエアコン調整スイッチです。
操作しやすく、見た目の質感も高く気に入ってます。
LCのエンジンスタートボタン、ステアリングの左側に付いています。
LC以外に乗っている車がみんな右側にあるので、いつもどっちだっけ?と混乱します。
パーキングブレーキを手動か自動で操作するための切り替えボタンです。エンジンスタートボタンの下にあります。
常にオートにしているので、このボタンを操作することはありません。
オドメーター・トリップメーターの切り替えとリセットボタン、右側はメーター照明の照度調整ボタンです。
ステアリング右側奥にあります。
LCの給油口オープンボタン、ヘッドアップディスプレイのON/OFF、トランクのロック解除ボタンです。
給油口等の下にはETCが内蔵されています。つまみを下に下げるとスーッと開きます。
ソフトパッドのつまみの感触と開き方が安っぽくなく、質感が高いです。
エアコン操作パネルの下には、CDの挿入口があります。
メーカーオプションのマークレビンソンが入っているので、ロゴが確認できます。
LCのシフト周りとリモートタッチのパッドです。
LCのシフトノブは、手にすっぽり入るほど良い大きさで、本革の感触もあり、操作した時の感触はとてもいいです。
LCの内装イメージは、無垢の金属を革で包み込むイメージだそうです。シフトノブはまさにそれですね!
パーキングボタンとブレーキホールドスイッチ、アクティブリヤウイングスイッチがあります。
この記事を書いていて、ブレーキホールド機能がある事を思い出しました(笑)。停止中楽なので、早速使ってみます。
アクティブリヤウイングは80キロ以上で自動的に上昇しますが、このスイッチでマニュアルで操作する事も出来ます。
LCのオーディオコントロールスイッチです。
ボリューム操作のつまみを押すと、オーディオの電源をON/OFF出来ます。
このボリュームの手触りがツルツルしていて、すごく感触がいいんですよね(笑)。超高級なアンプのボリュームスイッチみたいです。
レクサスLCのリモートタッチのパッドです。
最初は扱いにくい感じですが、慣れれば普通に使えるようにはなります。
ただ、シートヒーターやベンチレーション、ステアリングヒーターは、このリモートタッチでしか操作出来ないので、走行中は視線移動が多すぎてちょっと怖いです。この部分は不満ですね。
LCのドリンクホルダーです。
シルバーのポッチ(蓋の手前)を押すと、蓋が開きます。蓋を押した時の感触と、ゆっくり開く感じが、高級感を感じます。
LCのアームレストです。
レザーパットで触り心地は良く、肘を置いた感触もいいので、長時間肘を置いても痛くなりません。
ただ、LCの内装に使われているレザーは、変なツヤのない感触の良いものですが、夏場など汗ばんだ手とか肘とかが内装のレザーに付くと、白く浮かび上がってきます。
これがタオル等で拭いても、一発じゃきれいに落ちないんですよね。少し残ると言うか・・自分の汗が汚いとかじゃなくて!
もっとサッと落ちればいいなといつも思います。
シルバーの取っ手のようなスイッチを押すと、後方にスライドして小物入れが出現します。
ドリンクや携帯などが置けますが、ドリンクを置いた状態でスマホを縦に置くと、幅が足りず斜めになります。
スライドしたアームレストの下側の隠れたつまみを引き上げると、アームレストが開き収納スペースが現れます。
ガムやCD、サングラスなどが置けますが、ティッシュのBOXまでは入りません。
LCの助手席側のセンターパネルです。
柄が入っていて、夜間はシンプルな照明が怪しく光ります。
助手席用のアシストグリップです。
ドア側にも付いているので、ガッチリ体を支える事が出来ますが、プライバシーのための仕切りのようにも感じます。
レクサスLCのダッシュボードです。
平なので、視界に入ってもうるさくなく、運転に自然と集中できます。
ダッシュボードにもレザーが使われ、質感の高いステッチが入っています。
ルーフ上のスピーカーです。オーナーズデスクの音声がここから出るのか、何なのか良く分かっていません。
LCの照明付きバニティミラーです。
マップランプとランプのドア連動スイッチ、レクサスのヘルプネットスイッチです。
マップランプは、光る照明部分をタッチするだけで、点灯します。
事故等でけがをした時など、ヘルプネットで交信すればオペレーターと繋がって警察・消防等に連絡できます。
また、エアバック作動時など一定の衝撃が入ると、自動的にヘルプネットに繋がって、こちらの応答がなければ意識不明と判断され、救急車が手配されます。
なので、いたずらで押してはいけません(笑)。
LCの自動防眩ルームミラーです。
下のスイッチで防眩機能をOFFにも出来ます。
レクサスのディーラーで付けてもらった、社外品のドライブレコーダーです。
サーキットを走ると、横Gや減速Gに反応します。
ドライブレコーダーと同じく社外のレーダー探知機です。
レーダー探知機は初めて付けましたが、オービスの位置など知らせてくれて便利ではありますが、スピード以外の取り締まりポイントも全部読み上げてくれるのでうるさいです。
LC500Sパッケージのメーターフードはアルカンターラが貼ってあります。
ステッチがきれいです。
インパネ右下には、ボンネットフードのロック解除ボタンがあります。
ボタン周辺は樹脂ではなくソフトパッドです。
ここまでステッチが入って、コストが掛かってますね。
レクサスLCのアクセルペダル、ブレーキペダル、フットレストです。
内装デザインを損なわない無垢の金属感が出ている凝ったデザインとなっています。
フロアマットは、純正が高いので2万円の社外品にしました。
赤ステッチが入れられたり、毛足もそこそこ長いので悪くありませんが、ヒールパッドが滑りやすく、右足のかかとがずれてくるので、イマイチですね。
社外マットはゲレンデで使っていたアルティジャーノがいいと思います。
LC500Sパッケージのスカッフプレートは、カーボン製となっています。
運転席のシート調整ボタンです。ランバーサポートも調整できます。
LCの運転席シートです。
最初はブラックにしようと思っていましたが、つまらないのでダークレッドにしましたが、結構気に入ってます。
LC500Sパッケージのシートは、座面・背面はアルカンターラ表皮、サイドサポートやヘッドレストは本革となっています。
アルカンターラ表皮は、3点シートベルトでサーキット走行してもブレーキング時に体がほとんど滑らないので、スポーツ走行に適している素材だと思います。
右肩にはシートベルトホルダーが付いています。
マグネットのボタンなので、外す時もそれほど力は要りません。
LCのシートは、シートヒーターとベンチレーション付きなので、夏も冬も快適です。
シートの質感も高いですね!
レクサスLCの運転席側ドアの内張りです。
流れるようなデザインが上品です。
ドアの材質はなんとカーボンです。(全部じゃないですが)
関係ないですが、うちのS2000のドアもドライカーボンのドアに交換してあって、めっちゃ軽いです。
この部分が緑に光っていると、ドアロックの状態です。
アルカンターラ表皮です。ちょうど肘が当たる部分で、素肌に触れると気持ちいいです(笑)
ドアのランプです。夜間は重宝します。
レクサスLCの内装で、目立つ特徴的な部分としてこのにょきっと生えたドアノブがあります。
なんか不思議ですが、操作性は当然問題なく、エレガントな雰囲気(自分には全く無縁ですが)です。
なんかこの流れるようなラインがそそりますね!
LCの運転席側のシートメモリーボタンです。
自分のシートポジションを1に、降りる時用にシートを一番後ろまでスライドさせた状態を2に登録しています。
LCのパワーウインドウスイッチとドアミラーの調整スイッチです。
スイッチベースは黒い樹脂ですが、どうせならここも質感の高い素材にしてもらいたかったですね。
LCの運転席側のドアポケットです。
タオルや古い人間なのでCDを入れています。
LCの運転席側のドアスピーカーです。
LCの助手席側のドアトリムです。
基本の形状は変わりませんが、他の車よりも運転席側と違いがあるように思います。
助手席側も当然カーボンが使われています。
細部もよく作りこまれています。
助手席側には大きなアシストグリップが付いているのが特徴的ですね。
ドアノブは助手席側の方が、きれいに撮れていました。
何か洒落たデザインですね!
助手席ドアのポケットです。
助手席側のドアランプと、
ドアスピーカーです。
助手席側のスカッフプレートもカーボンです。
助手席側からのLCのインパネ周りです。
助手席側からだと、また少し違って見えますね。
助手席側からだと、各種レバーの位置が良く分かります。
照明がONになると、分かりづらいですが、助手席側のパネルにぼんやりと白い照明が入り、L字のレリーフを浮かび上がらせます。
LCのダッシュボードの質感は高いですが、革の柄が小さくとてもシンプルです。
助手席側のエアコン吹き出し口です。
つまみには金属調の加飾が入っていますが、周りは樹脂です。
見える部分は、思い切って樹脂を使わない位が良かったですね。
助手席側グローブボックス上のエアコン吹き出し口です。
こちらは上手い具合にデザインに紛れて、一体感があります。その右横にはグローブボックスのオープナーがあります。
オープナーを押すとグローブボックスがゆっくりと開きます。
車検証入れもちょうどスッポリ収まります。
グローブボックス内の右側のどこかに、トランク開閉のロックボタンがあり、ロックされると運転席側のトランクオープナーやリモコンキーの解除ボタンを押してもトランクが開かないので、注意しましょう。
押した覚えはないのですが、友人に貸したら「トランク開かないよ!」と、とても困っていました(笑)。すみません・・
助手席側の何かを収納できるネットです。
一人でLCに乗っている時は、まず使う事はないのかな、と思います。
助手席側から見た、レクサスLCのインテリアです。
LCの助手席シートも、運転席と同様に本革+アルカンターラ表皮、シートヒーター、ベンチレーション、シートベルトホルダーが付いています。
レクサスLCの後席へのアプローチは、フロントシートバックの方に付いているレバーを引くと、電動でフロントシートが前にスライドするので、そこから乗り込みます。
後席シートもダークレッドのアルカンターラ表皮で質感は高いです。
マークレビンソンのウーファー?でしょうか。
LCの後席は見た目通りにレッグスペースは狭く、ヘッドクリアランスは子供用です。
大人が座ると、首をかしげないと天井に頭が当たります。
後席横にもツイーターのようなスピーカーが付いています。
こちらは格納式のハンガーフックです。
スーツを引っかけるのにちょうどいいですね。
リアのフロアマットも社外品のマットです。
注文を間違えたようで、丸いロック穴は必要ないバージョンで良かったようです。
レクサスLCのインテリアデザインは、ラグジュアリー感満載で、いつでも所有感を満たしてくれます。
レクサスLCのトランクです。
浅いですが、広さはまあまああります。
転がっているのは、レーダー探知機とドライブレコーダーの箱、純正オプションのLCのサンシェードです。
トランクのアシストグリップです。
トランクの開閉は出来れば電動が良かったですね~。
何もかも付けると重くなるので、その線引きは難しいのでしょうが。
以上、レクサス LC 500 Sパッケージの内装・インテリア紹介でした。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。