メルセデスベンツGLEの購入動機は、Eクラスセダンからの乗り換えです。
ちょうど12月で212型Eクラスセダンの4年残価設定ローンが終わるので、GLEに乗り換えました。
本当は翌年7月発売の新型Eクラスセダン(213型)まで待つつもりでしたが、主に乗る奥さんが待てないと・・
そこでMクラスからマイナーチェンジで車名が変わり、GLEが発売になったばかりだったので、ヤナセに試乗に行きました。
GLE 350d 4マチック スポーツに試乗して
まずEクラスセダンと比較すると、長さは6.5cm短いですが、幅はセダンの1855㎜に比べて1950㎜と約10cm広くなっています。
10cm広い幅によって、取り回しがどうか?ですね。
いざ試乗してみると、ディーゼルによるトルク感は力強く、Eクラスセダンの1.8ターボよりパワフルに走れます。
出だしは車重があるため重さを感じますが、走り出せば踏めば踏むだけ加速していきます。
ダイナミックセレクトのダイヤルを「スポーツ」に合わせれば、積極的に低いギアを選択しながら、アクセルレスポンスが向上して、かなりスポーティな走りも楽しめますね。
乗り心地は350dスポーツなので、20インチタイヤのためかゴツゴツ感は感じます。
また、Eクラスセダンと比べるとGLEは重心が高いので、ギャップの乗り越えや路面のうねりを通過すると、左右に感じる横ユレも若干強めに感じます。
サスペンション自体の動きは良いので、カーブの多い場面や高速道路でも、運転しているドライバーは気持ちよくドライブできますが、後席は固めの乗り心地と重心高による左右のゆすられ感は感じてしまいます。
スポーツではなく標準仕様なら18インチなので、後席の乗り心地は大分良く感じるのではないでしょうか。
気になった1950㎜の横幅は、GLEはとても見切りが良いので、1900を超える横幅を感じさせません。
以前乗っていたカイエンの横幅は1940㎜でしたが、見切りが悪く、乗っていて横幅の広さはかなり感じていました・・
カイエンに比べれば、ステアリングが良く切れて小回りが効きますし、見切りも良く、GLEの方が全然扱いやすく、運転しやすいです。車庫入れも幅寄せも問題ありません。
と言っても主に運転するのは奥さんなので、聞いてみると「これでOK」と言う事なので、新型Eクラスを待たずにGLEを購入する事になりました(笑)
いよいよ商談!GLE350dスポーツの値引きと総額は?
GLEの試乗を終えて、いよいよ具体的に見積もりをもらいます。
個人的には、GLE305dスポーツよりも、標準車の外観の方が迫力があるように見えて良かったのですが、奥さんはDシェイプのステアリングが操作しやすいと言う事で、Eクラスセダンに続き、GLEでもスポーツを選択する事にしました。
※標準車
※スポーツ
標準でも全然良いと思うんですがね・・
メルセデスベンツGLE350dスポーツの見積もりを公開
そしていざGLEの見積もりです。
メーカーオプションのサンルーフを付けて、サイドバイザーとコーティングを含め、値引きは約36万円、GLEの乗り出し10,020,000円となりました。
ベンツGLEの見積書はこちら。
クリーンディーゼル車なので、自動車所得税と重量税が免除なのがうれしいですね。約31万円の減税はありがたいです。
ここからさらに条件を詰めていきますが、値引きはこれ以上は無理との事。。
現金で買える訳でもないので、5年の残価設定ローンを組みます。
月々の支払額は、ボーナス払い無しで月々12万円台がやっとです。
ここからエマージェンシーキットをカットして、5年後の残価を調整したり、頭金を50万円ほど入れたりしながら、ようやく月々のローンが12万円台に収まりました。
これでGLE350dスポーツを契約です。
メルセデスベンツGLE350dスポーツの契約書
ベンツは最初からナビが標準で付いているからいいですね。
コーティング関係が高い気がしますが、ヤナセのコーティングは中々質が良いので、窓ガラス、ホイール、ボディにコーティングしておけば、後々の手入れが楽になります。
最終的に、GLE350dスポーツの値引きは369,068円、総支払額9,950,000円となりました。
5年の残価設定ローンで、頭金55万円、月々の支払額は128,000円です。
5年でローンを組んでいますが、3年後の残債が約567万円なので、GLEが3年以内にフルモデルチェンジしないで、なお且つ買取店へMAXで高く売れれば、±ゼロで次の車に乗り換え出来るかもしれません。
ヤナセの下取りはあまり良くないイメージなので、買取店ではなくディーラーの下取りなら、3年後で赤字は間違いないでしょう。
GLEを下取りに出して、追い金を払って残債をゼロにしないと、次の車に乗り換えできない事になります。
まあそのまま5年乗っても良いですし、3年後に一度査定してもらい、その時点で買い替えるか検討しても良いでしょうね。
GLEを購入してから1年半経ちましたが、奥さんは大満足で乗っています!
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。