ここでは、日産の新パワートレインを備えたセレナe-POWERと、ホンダの人気ミニバンであるステップワゴンスパーダハイブリッドの口コミ・評価を比較しています。
それぞれの良いところも悪いところも、実際に乗ったユーザー達の評判を当サイトで独自調査してまとめたので、皆さんが新車を購入する時のご参考にどうぞ。
- セレナe-POWERとステップワゴンスパーダハイブリッドのエクステリアの口コミ・評価を比較
- セレナe-POWERとステップワゴンスパーダハイブリッドのインテリアの口コミ・評価を比較
- セレナe-POWERとステップワゴンスパーダハイブリッドの運転&走行性能の口コミ・評価を比較
- 下取り車があるなら相場を調べておこう
- セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの乗り心地の口コミ・評価を比較
- セレナe-POWERとステップワゴンスパーダハイブリッドの燃費の口コミ・評価を比較
- セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの価格の口コミ・評価を比較
- セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの口コミ評価・比較まとめ
- 下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
セレナe-POWERとステップワゴンスパーダハイブリッドのエクステリアの口コミ・評価を比較
セレナe-POWERのエクステリアの口コミ
セレナe-POWERのエクステリアについて、全体的に調和のとれた、デザインやカラーリングを高く評価する口コミが多く聞かれました。
しかし、それは裏を返せば「無難でつまらない」「中途半端なエアロ感が却ってダサい」など、スポーティ志向のユーザーにとっては物足りない印象を物語っています。
「ファミリーカーにしてはほどよくカッコいい」と見るか、「スポーティさは中途半端だけど、家族が受け容れてくれやすい」と評価するかで、エクステリアに対する満足感が違ってくるでしょう。
ステップワゴンスパーダハイブリッドのエクステリアの口コミ
ステップワゴンハイブリッドは満足・不満ともにセレナe-POWERを上回っており、それだけ賛否の落差が激しく、好き嫌いで評価がハッキリ分かれやすいクルマと言えます。
よく言えば「精悍で押し出しの強い、スポーティなクルマ」と評価される一方、悪く言えば「メッキパーツがゴツくてうるさく、オラオラ系の下品なクルマ」となります。
ただ、これくらいハッキリと個性が出ていれば、好きな方なら「買って満足」、嫌いな方は「(最初から選択肢に入れないため)つい買ってしまう後悔が防げる」利点となるでしょう。
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドのエクステリアの口コミ・比較まとめ
ステップワゴン:押し出しが強く、ちょっとオラオラ系なスポーティ志向のユーザー向け
エクステリアは結局「見た目」なので、好みで選ぶのが一番です。上記に両車の傾向・評価をまとめたので、ご参考になればと思います。
ただ、見た目だけでなく日常の使い勝手にも影響してくるセレナe-POWERの「デュアルバックドア」と、ステップワゴンハイブリッドの「わくわくゲート」については、口コミ評価だけで判断せず、実際に試した方が良さそうです。
デュアルバックドアはわくわくゲートより後方の視界を邪魔しない一方、「出し入れのハードルが上がって意外とめんどくさい」という口コミや評価が散見されました。
また、わくわくゲートはリアガラスをフレームが縦断するため「死角ができる」「けっこう目障り」という口コミ・評価が出ています。
セレナe-POWERとステップワゴンスパーダハイブリッドのインテリアの口コミ・評価を比較
セレナe-POWERのインテリアの口コミ
マイルド志向のセレナe-POWERを選ぶユーザーは、外観よりも自分たちが実際に過ごすインテリアにこだわる傾向が強く、しっかり検討・評価した上で購入しているようで、満足感が高くなっています。
おしゃれなインパネ回りや車内の解放感、3列目までしっかりと高い居住性など、ファミリーユースの充実を追求した造りとなっているのが特徴です。
その一方で、e-POWERシステムを積み込んだが故のデメリットもあり、ある程度目をつぶらなければならない場面も散見されます。
ステップワゴンスパーダハイブリッドのインテリアの口コミ
ステップワゴンハイブリッドのインテリアについて口コミ・評価を調査したところ、シンプルゆえに飽きがこない、採光や色調によって明るく解放的で清潔感のある車内空間が高く評価されているようです。
一方、プラスチッキーな安っぽさを指摘する声が多く、3列目シートの窮屈さ、後部収納の少なさなど「みんなを乗せて快適に移動する」点に今後の課題がありそうです。
また、コストカットの影響であろうファブリック(シート表皮)など各所の品質低下に、歴代ステップワゴンを支持してきたユーザーの不満も見られます。
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドのインテリアの口コミ・比較まとめ
ステップワゴン:シンプルで飽きが来ない、開放的で清潔感の高いデザインが魅力
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの口コミ・評価から、それぞれの魅力についてまとめました。
※セレナの3列目パーソナルテーブル
大人数で乗り込むことを前提としたミニバンなので、ざっと口コミを比較する限り、ステップワゴンと比較して、3列目シートの居住性が高く、パーソナルテーブルや収納も充実しているセレナe-POWERに軍配が上がります。
ただし、セレナe-POWERのインテリアについては、車両価格に対するコスパの低さ(割高感)を指摘する声も少なくないため、実際に見てから評価・検討した方がいいのは言うまでもありません。
セレナe-POWERとステップワゴンスパーダハイブリッドの運転&走行性能の口コミ・評価を比較
セレナe-POWERの運転&走行性能の口コミ
セレナe-POWERは「e-POWER」「ワンペダル」「プロパイロット」等、多くの先進機能を備えており、口コミ評価ではその賛否が分かれつつも、概ね受け入れられている印象です。
ただ、全体的にスポーティな走りは苦手なようで、ユーザーからは「リーフやノートの試乗でe-POWERに感激し、セレナにも搭載されたと聞いたから購入したのに、期待外れだった」という辛口なコメント評価が寄せられました。
それでも、セレナe-POWERを選んで購入するユーザーはそれも含め、納得して購入しているために高い満足感と評価が示されたものと考えられます。
ステップワゴンスパーダハイブリッドの運転&走行性能の口コミ
ステップワゴンハイブリッドは、高い走行性能を評価し、求めているユーザーが多い傾向にあり、十分に吟味の上、納得して購入しているためか、満足度が非常に高くなっていました。
一方で、その高い走行性を実現しているi-MMDシステムに対する違和感(エンジン⇒発電モーター⇒駆動モーターと動力を伝える機構)などを訴える声もありました。
これはEV(電気自動車)開発を見据えた布石とも言われており、新しい時代への過渡期に立っているのかも知れません。
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの運転&走行性能の口コミ・比較まとめ
ステップワゴン:走行性能はミニバン随一と評判、スポーティな車を好むユーザーにピッタリ
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの走行性能に関する口コミ・評価を比較すると、純粋な走行性能ではステップワゴンハイブリッドに軍配が上がります。
ただ、その一方でセレナe-POWERに充実している先進機能の面白さや、ステップワゴンハイブリッドに搭載された「i-MMDシステム」への違和感など、ユーザーの好みによってそれらのメリット&デメリットを差し引きして比較検討すると、より満足感の高い選択ができるでしょう。
下取り車があるなら相場を調べておこう
値引き相場や欲しいグレードが決まってこれからディーラー巡りをするなら、事前に下取り車の相場を調べておくと、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が出来ます。
以下の買取店で一度査定を受けておくと、ディーラーの査定額に惑わされず、値引き交渉を有利に進める事が出来るでしょう。
買取店の査定はもちろん無料、さらに無料で出張査定にも来てくれます。
ネット上で概算価格が分かる、ナビクル車査定です。一度に複数の買取店へ無料査定を依頼できるので、買取店同士が競い合い高額査定が期待できます。45秒で入力後、画面上に買取店の相場が表示されます。
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの乗り心地の口コミ・評価を比較
セレナe-POWERの乗り心地の口コミ
セレナe-POWERの乗り心地は「柔らかさ」「静かさ」に特徴があり、ユーザーそれぞれの好みや感覚によって口コミ評価が分かれている印象があります。
また、シートアレンジが豊富といったメリットや、ガソリン車との価格差分のお得感に欠けるデメリットも加味しつつ、購入を検討したいところです。
ステップワゴンスパーダハイブリッドの乗り心地の口コミ
ステップワゴンハイブリッドの乗り心地について口コミ・評価をまとめたところ、「シートのクッション」「車体のブレなさ」「静粛性の高さ」が満足度につながっていました。
その一方で「足回りの硬さによる路面からの突き上げ」「ファブリックシートのホールド性が低い」「3列目シートが手薄(床下収納のため)」など、前後シートの均質化が課題となっているようです。
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの乗り心地の口コミ・比較まとめ
ユーザーの口コミ・評価をまとめ、比較した限り、ステップワゴンハイブリッドよりもセレナe-POWERの方が路面からの衝撃を吸収してくれる等の理由から好評価が多く、乗り心地ではセレナe-POWERに軍配が上がるでしょう。
セレナe-POWERとステップワゴンスパーダハイブリッドの燃費の口コミ・評価を比較
セレナe-POWERの燃費の口コミ
ステップワゴンスパーダハイブリッドの燃費の口コミ
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの燃費の口コミ・比較まとめ
ステップワゴン:平均実燃費 15.8 km/L
【結論】平均実燃費ではセレナe-POWER、満足度ではステップワゴンハイブリッドの勝利
平均実燃費ではセレナe-POWERが優勢ながら、満足度ではステップワゴンハイブリッドの方が上回っていました。
これはセレナe-POWERの未知なるパワートレイン(e-POWER)に対して期待値が高かったこと、一方でステップワゴンハイブリッドの燃費水準は、ユーザーの想定内に収まっていたことが評価の理由と考えられます。
なお、実燃費は路面や天候、積載重量やアクセル操作などの走行条件によって違いが出てきますが、以下に、当サイトで口コミを集計した実燃費報告のデータを載せておきます。
渋滞・街中:12~15km/L
バイパス・幹線道路:17~19km/L
高速道路:19~21km/L
【ステップワゴンハイブリッドの実燃費】
渋滞・街中:10~13km/L
バイパス・幹線道路:16~18km/L
高速道路:18~20km/L
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの価格の口コミ・評価を比較
セレナe-POWERの価格の口コミ
セレナe-POWERの価格に対する満足感(コストパフォーマンス)の口コミ・評判を調査したところ、ユーザーほぼ全員に共通しているのが「高額」という感覚。
その上で「先進装備が充実しているから価格相応≒仕方ない」と思えるか否かで、評価が大きく分かれているのがわかります。
ステップワゴンスパーダハイブリッドの価格の口コミ
ステップワゴンハイブリッドは「好き嫌いの分かれやすいスポーティ志向だからこそ「本当に好きなユーザーが心に決めて買う」傾向が強く、購入時の昂揚感&買った後のフル活用が高い評価・満足度の理由と考えられます。
ただ、ステップワゴンハイブリッドは、比較的「若者向け」なためユーザー層も若者が多く、資金的に高いと感じてしまう面もあるようです。
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの価格の口コミ・比較まとめ
ステップワゴン:ミニバンでもスポーティ志向でいたいユーザー向き
【結論】満足度の高さはステップワゴンだが、セレナにも魅力はたくさん
セレナe-POWERはファミリーユース目的で検討しているユーザーが多く、どうしても「好きで買う」より「条件に合うから買う」傾向があり、購入姿勢も消極的になりやすいため、評価や満足感も低くなりがちです。
一方のステップワゴンハイブリッドは、スポーティさも両立したいユーザーが多く、積極的な購入姿勢を見せる傾向があるため、満足感が高まりやすくなります。
とは言え、セレナにもこれまで紹介してきた通りたくさんの魅力があるため、欲しい機能や装備を十分に理解することで、価格に見合った満足感(コストパフォーマンス)を得やすくなるでしょう。
セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの口コミ評価・比較まとめ
満足度 | セレナe-POWER | ステップワゴンハイブリッド |
---|---|---|
エクステリア | 54.5% | 56.3% |
インテリア | 58.8% | 54.1% |
走行性能 | 63.8% | 79.1% |
乗り心地 | 63.3% | 57.8% |
燃費 | 62.5% | 66.7% |
価格 | 45.9% | 66.7% |
総合評価 | 58.1% | 61.4% |
以上、セレナe-POWERとステップワゴンハイブリッドの口コミ・評判から、ユーザーの満足度を6項目で調査・分析してきましたが、今回は2:5でステップワゴンハイブリッドの勝利となりました。
これまで言及している通り、好き嫌いの分かれる=個性の強いクルマだからこそ、本当に好きなユーザーが買うため、万人受け傾向が強いセレナe-POWERを上回る満足度を提供できたのでしょう。
とは言え、セレナもこれまで紹介してきた先進機能に十分な魅力があり、今後もよきライバルとして切磋琢磨、互いの商品力を高め合う可能性に期待したいところです。
※以下で両車の値引き情報やリセール情報を公開しているので、参考にどうぞ。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。