CX-80はマツダ唯一の3列シート仕様車で、2列目がセパレートシートの6人乗りとベンチシートの7人乗りが設定されています。
グレード選びの際には、装備や価格だけでなくシートや乗車定員の違いも考慮することが必要です。
ここではCX-80の6人乗りと7人乗りの違いや、それぞれのメリット・デメリットを徹底検証しますので、新車選びの参考にどうぞ!
- CX-80のキャプテンシート6人乗りのシートアレンジ
- CX-80のセンターウォークスルーシート6人乗りのシートアレンジ
- CX-80の7人乗りのシートアレンジ
- CX-80のキャプテンシート6人乗りの小物入れ・収納スペース
- CX-80のセンターウォークスルーシート6人乗りの小物入れ・収納スペース
- CX-80の7人乗りの小物入れ・収納スペース
- 6人乗りCX-80のメリット・満足点は?
- 7人乗りCX-80のメリット・満足点は?
- 6人乗りCX-80のデメリット・欠点は?
- 7人乗りCX-80のデメリット・欠点は?
- CX-80の6人乗り:7人乗りの販売比率は?
- 家族構成別のオススメ乗車人員数は?
- 下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
CX-80のキャプテンシート6人乗りのシートアレンジ
3列目シート使用
デフォルトとなるフル乗車時のシートアレンジです。
荷室容量は258L (床下サブトランク含む) で、大型ベビーカーやスーツケース1個、9.5型のゴルフバッグ1個を積むことができます。
3列目シート両側折りたたみ
3列目シートを左右とも折りたたむことで荷室容量が最大687L (2列目シート最前端スライド時) に拡大されます。
スーツケースや9.5型ゴルフバッグを4個まで積むことが可能です。
2列目シート片側背もたれ起こし&3列目シート片側折りたたみ
2列目シート片側の背もたれを垂直に起こし 、3列目シートの片側を折りたたむことで、4名乗車しながら長めの荷物が積めます。
2列目シート両側背もたれ起こし&3列目シート両側折りたたみ
2列目シート両側の背もたれを起こし 、3列目シートを両側とも折りたたむことで最大の荷室スペースが出現します。
キャプテンシートは前方に完全に折りたたむことができないので荷室長はそれほど拡大できず、大きな荷物の積載には不向きです。
CX-80のセンターウォークスルーシート6人乗りのシートアレンジ
3列目シート使用
キャプテンシート仕様車と荷室容量は同じです。
3列目シート両側折りたたみ
キャプテンシート仕様車と荷室容量や使い勝手は同じです。
2列目&3列目シート片側折りたたみ
2列目シートと3列目シートの片側を折りたたむことで、4名乗車しながら長尺物の積載が可能になります。
2列目&3列目シート両側折りたたみ
2列目シートと3列目シートを全て折りたたむことで、最大の荷室フロアが出現します。
キャプテンシート仕様車よりも大きな荷室を作れますが、左右の2列目シートに隙間が出来てしまうので使い勝手はいまひとつです。
CX-80の7人乗りのシートアレンジ
3列目シート使用
6人乗りと荷室容量は同じです。
3列目シート両側折りたたみ
6人乗りと荷室容量や使い勝手は同じです。
2列目&3列目シート片側折りたたみ
2列目シートと3列目シートの片側を折りたたむと長尺物が積めます。
2列目ベンチシートは6:4分割可倒式なので、画像と逆側を倒せば2列目に2名 (合計5名) の乗車が可能です。
2列目&3列目シート両側折りたたみ
2列目シートと3列目シートを全て折りためば最大容量が実現。
ウォークスルーシート仕様車と異なり2列目シートに隙間が出来ないので使い勝手が良く、車中泊にも適しています。
CX-80のキャプテンシート6人乗りの小物入れ・収納スペース
アームレスト付コンソール
2列目センターコンソールのアームレストを跳ね上げると収納ボックスが出現。
コンソール前部に2個分のカップホルダーも備わります。
CX-80のセンターウォークスルーシート6人乗りの小物入れ・収納スペース
格納式カップホルダー
2列目左側シートの座面右側に2個分の格納式カップホルダーが備わります。
CX-80の7人乗りの小物入れ・収納スペース
格納式カップホルダー
ベンチシート中央席の背もたれに格納されたアームレストに2個分のカップホルダーを装備。
6人乗りCX-80のメリット・満足点は?
乗員のプライベートが確保できる
2列目シートが左右で完全に独立しているので、それぞれの乗員のプライベートが確保できます。
7人乗りのベンチシートもセンターアームレストを引き出して左右席を区切ることは可能ですが、やはり気分的なプライベート感という点でセパレートシートに分があります。
キャプテンシートの快適性
キャプテンシート仕様なら電動リクライニング機能や、お尻や背中の蒸れを防止するシートベンチレーションが装備されます。
夏場でも快適に過ごせるので、特にロングドライブの際に大きなメリットになるでしょう。
使い勝手の良いセンターウォークスルーシート
センターウォークスルーシート仕様車は2列目・3列目間を車外に下りることなく自由に行き来出来ます。
子供の世話をしたい時などに、ウォークスルー機能は大変便利です。
7人乗りCX-80のメリット・満足点は?
いざという時に1人多く乗れる
2列目が3人掛けのベンチシートなので、いざという時は中央席に人を乗せることができます。
中央席の座り心地はあまり良くありませんが、とにかく1人多く乗れるのは捨て難いメリットです。
荷室の使い勝手が良い
ベンチシートは折りたたんだ時も隙間が出来ないので、荷物の積載性に優れています。
また小物類が隙間から床に落ちてしまう心配がないのもメリットです。
ほぼフラットで隙間のないフロアを作れるので、車中泊にも向いています。
6人乗りCX-80のデメリット・欠点は?
乗車定員が1名少ない
送迎の時などに、乗車定員が1人少ない6人であることがデメリットになることもあるでしょう。
6人のお客さんを送迎する必要がある場合は、ドライバーを除いて5人しか乗れないのでシャトル運転をしなければなりません。
荷室の広さや使い勝手が劣る
キャプテンシート仕様は背もたれを折りたたむことが出来ないので、荷室スペースの拡大に限界があります。
自転車や大きなレジャー用具を積みたい場合などは困ってしまうでしょう。
センターウォークスルー仕様なら7人乗りと同じように荷室スペースを拡大できますが、折りたたんだ2列目シートの中央部に隙間が出来てしまうのが難点です。
いずれのシートを選ぶにしても6人乗りでは車中泊は厳しいかもしれません。
廉価グレードの設定がない
394.3万円~で購入できるCX-80ですが、6人乗りは廉価グレードには設定がなく、最低でも477.9万円~のXD Lパッケージを選ぶ必要があります。
装備は必要最小限でいいので少しでも安くCX-80を手に入れたい人には、6人乗りは不向きと言えるでしょう。
7人乗りCX-80のデメリット・欠点は?
ウォークスルーができない
2列目シートがベンチタイプの7人乗りは3列目間とのウォークスルーが出来ません。
必要があって列間を移動したい場合は一旦外に出る必要があるので、特に雨天の時などは面倒です。
上級グレードやPHEVが選べない
こだわりの内装が特徴の最上級グレード、プレミアム系には7人乗りの設定がありません。
そのため7人乗りにこだわると、いくら内装にこだわりがあってもグレード選びで妥協する必要があります。
またPHEVは全て6人乗りとなるため、7人乗りでないと困る場合はPHEVを選択肢から外さなければなりません。
CX-80の6人乗り:7人乗りの販売比率は?
CX-80の6人乗りと7人乗りでは6人乗りの販売比率が高く、特にキャプテンシート仕様車の人気が高くなっています。
家族構成別のオススメ乗車人員数は?
小学生以下の子供がいる3~4人家族
小学生以下の子供が1~2人いる夫婦で使うなら、センターウォークスルーシート仕様の6人乗りをオススメします。
子供をチャイルドシートを装着した2列目シートに座らせ、奥さんか旦那さんが3列目に座って子供の世話をするような使い方ができるからです。
元より小家族なら人を大勢乗せる機会も少ないので、6人乗りで十分対応できるでしょう。
下の子が中学生以上の3~4人家族
下の子が中学生以上の3~4人家族で使うケースでも、オススメは6人乗りです。
子供も中学生になると自立心が芽生え、プライベートな空間を欲しがります。
2列目シートがセパレートタイプの6人乗りなら、自分の空間が確保できるので不平を言わず乗ってくれるはずです。
センターウォークスルーシート仕様かキャプテンシート仕様かは、予算との兼ね合いなどで決めると良いでしょう。
祖父母のいる4~5人家族
お爺ちゃんやお婆ちゃんがいて、尚かつ子供のいる4~5人家族の場合は7人乗りがオススメです。
CX-80の3列目シートはスペースに余裕がなく基本的に近距離用なので、できれば1列目・2列目シートに家族全員を乗せたいところ。
もし5人家族の場合は、2列目シートに3人座れる7人乗りの選択がマストになります。
また、お爺ちゃんお婆ちゃんへの「おもてなし」を重視するなら、快適なキャプテンシート仕様の6人乗りという選択もありです。
その場合、家族構成によっては3列目に誰かが乗らなければならないケースも生じるので、ロングドライブの場合は助手席と3列目を途中で交代するなどの工夫が必要でしょう。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
夢カー中古車買取はこちら
初回から限界の買取金額を提示します!
CX-80の値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのCX-80値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がCX-80を限界値引きで購入しています。
今月のCX-80の値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。