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レクサス LBXに欠点・デメリットはあるか?LBXを徹底評価!

ヤリスクロスをベースに大幅なアップグレードを図り、小さな高級車として誕生したレクサス LBX!

これまでありそうでなかったコンセプトの車だけに、欠点・デメリットはあるのか気になっている人も多いことでしょう。

ここではレクサス LBXを項目ごとに徹底評価しますので、新車購入時の参考にどうぞ。

レクサス LBXを評価!欠点、デメリットはあるか?

レクサス LBXのエクステリアの欠点は?

レクサス LBXのフェンダーアーチモールは樹脂製です。

フェンダーアーチモールに樹脂が用いられるのは一般的なので、それが悪いというわけではありませんが、どうしてもチープに感じてしまいます。

コンパクトSUVとはいえLBXは高級車に位置づけられるだけに、カラー塗装にするか、もしくは上質感のある加飾を採用して欲しかったところです。

レクサス LBXのインテリアの欠点は?

インパネ回りなど

レクサス LBXのメーターは12.3インチTFT液晶ですが、デザイン的には平凡でインパクトに欠けます。

見やすくはあるものの先進性がないので、最新の高級SUVのメーターとしては物足りなさが否めません。

またナビとしても使える9.8インチタッチディスプレイオーディオがセンタークラスター部に備わりますが、取付位置が低いため、画面を見るには視線を落とす必要があります。

視線の移動量が大きいと疲労につながるので、明らかにデメリットです。

ベースモデルのヤリスクロスは高めの見やすい場所にディスプレイオーディオが装着されているだけに、なぜこの位置に?という疑念が残ります。

この欠点を解消するためにも、メーターにナビ画面を表示できる機能があった方が良かったでしょう。

レクサス LBXのシート&居住性

レクサス LBXの前席は、運転席こそ価格帯相応に全車パワーシートが採用されていますが、助手席はなんと全車手動式です。

LBXはパーソナルカー的性格が強い車とはいえ、助手席に人を乗せるケースもあるはずなので快適装備で差を付けるのは良くありません。

夫婦やカップルで乗る場合、ドライバーはスイッチでスマートにポジション調整しているのに、パッセンジャーはガチャガチャ手動で調整というのは乗員差別とも言えます。

ハイクラスのSUVにふさわしく、助手席にもパワーシートを採用するべきです。

また、居住性に関しては前席は問題はありませんが、後席はお世辞にも広いとは言えません

大柄な人が座ると頭上のスペース、足元のスペースとも余裕がありません。

また背もたれの角度が立っていて、リクライニング機能もないので乗車姿勢もあまりくつろげないものとなっています。

さらにセンターアームレストが備わらないことも相まって、LBXの後席の居住性はいまひとつです。

レクサス LBXの収納&荷室スペース

レクサス LBXの荷室は、決して広いとは言えません。

レクサス LBX2WD車の後席使用時の荷室容量は、デッキ下収納を含め332Lです。

車体サイズが近い以下の車種と比べ、荷室の広さは明らかに見劣りします。

  • トヨタ・ヤリスクロス 390L
  • 日産・キックス  423L
  • ホンダ・ヴェゼル  404L
  • ホンダ・WR-V 458L
  • マツダ・CX-3  350L

4WD車だとさらに荷室が狭くなり、255Lの容量しかありません。

買い物やレジャーなどで荷物をたくさん積む機会のある人には、LBXは不向きです。

また後席の格納方式は、平凡な6:4分割式になっています。

ヤリスクロスでは長尺物の積載に便利な4:2:4分割式になっていますが、利便性の点でダウングレードされてしまいました。

収納面では、前席のカップホルダーのレイアウトに問題があります。

2個分のカップホルダーのひとつはシフトセレクター前方に、もうひとつはシフトセレクター後方のアームレストの下にあります。

問題はアームレスト下のカップホルダーで、カップを置くとシフトセレクターの操作がしづらくなるほか、アームレストが使えなくなってしまいます。

カップホルダーは、シフトセレクターの前方左右に並列配置した方がずっと使い勝手が良いのに、なぜそうしなかったのでしょうか?

また4枚のドアにボトルホルダーが付いていますが、なぜがドアポケットがありません。

書類などの収納に便利なドアポケットが省略されているのは残念です。

全般的に収納の数自体も少なく、手荷物の多い人にはLBXは不便に感じるでしょう。

レクサス LBXのパワートレインの欠点は?

レクサス LBXに搭載されているハイブリッドシステムは、ヤリスクロス用をベースにアップグレードを施したものです。

ヤリスクロスよりはパワーアップしているものの、圧倒的にパワフルとか速いという印象はありません。

必要十分なパフォーマンスは持っていますが、もうひとつパンチに欠けます。

またフル加速時にはエンジン音が高まりますが、その際どうしても3気筒特有の安っぽい音がしてしまうのも残念なところです。

ドライブモードはエコモードとEVモードの選択が可能ですが、スポーツモードやカスタムモードの設定がないのは物足りません。

総合的にこの価格帯の車のパワートレインとしては、満足度はいまひとつです。

レクサス LBXの走行性能の欠点は?

レクサス LBXには2WD車のほかE-Fourと呼ばれる電気式4WD車が設定されていますが、リアモーターの出力は低くアシスト効果は限定的です。

そのため、雪上性能はそれほど高いとは言えません。

また乾燥路では4WD走行するシーンが少なく、4WD車ならではの走行安定性を望むと期待外れに終わるでしょう。

乗り心地の面では、荒れた路面でコツコツ感があるのが少々気になる点です。

不快というほどではないのですが、決してソフトな乗り心地ではありません。

どちらかと言うとドイツ車的なしっかりした乗り味で、それ自体悪いものではありませんが、好みが分かれそうです。

レクサス LBXの装備面の欠点は?

レクサス LBXにはシートベンチレーションの設定がなく、オプションで選ぶこともできません

シートに涼風を送るシートベンチレーションがないと、夏場に汗びっしょりになってしまいます。

価格帯が近いUXには設定があるのに、なぜLBXは省いてしまったのか不可解です。

またチルト&テレスコピックステアリングは手動式で、ここでも電動式を採用するUXに差を付けられています。

助手席にパワーシートが付かないことも含め、LBXの快適装備は物足りなさが否めません。

レクサス LBXのグレード体系・価格面での欠点は?

レクサス LBXのグレード体系は3タイプあるのですが、2024年2月時点で上級グレードのビスポークビルドは受注停止中です。

現状で購入できるのは、廉価グレードのクールとリラックスの2タイプに限られます。

ビスポークビルドでないと選べない内外装の仕様やボディカラーもあるので、残念なところです。

また同じ価格帯のUXと比べボディが一回り小さいうえ、装備で見劣りする面があるので割高に感じられます。

少なくとも、LBXはコストパフォーマンスの高い車とは言えないでしょう。

レクサス LBXを評価!いいところは?

レクサス LBXのエクステリアのいいところは?

レクサス LBXのエクステリアデザインは非常にグラマラスで、塊感のあるものとなっています。

大きく張り出した前後のフェンダーは迫力があり、コンパクトSUVとは思えない存在感です。

また堀りの深いキャラクターラインも、カッコよく見える要因のひとつになっています。

そしてLBXをフロントから見ると、ボディがどっしりした台形型になっていることが分かるでしょう。

ワイド&ローなフォルムは、SUVというよりもコンパクトハッチバック車のようなスタイリッシュさです。

ユニファイドスピンドルと呼ばれる新世代のフロントグリルもカッコよく、以前のような癖っぽさが薄らいでいる点も評価できます。

さらに全高が1,545mmに抑えられているので、立体駐車場に入庫できるのもSUVとしては得難いメリットです。

レクサス LBXのインテリアのいいところは?

インパネ回りなど

レクサス LBXのインパネは、水平基調のスッキリしたデザインでまとめられています。

タッチディスプレイオーディオの位置が低いのは視認性の点ではマイナスですが、前方視界の点では逆にプラスポイントです。

視界を遮るものがないため、前方の状況が良く分かります。

また、インパネやドアトリムなどにふんだんに合皮のソフトパッドが張られているので、質感の高さも申し分ありません。

まさに小さな高級車と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

シート&居住性

レクサス LBXのシートは、特に前席の出来が秀逸です。

サポート性を追求した設計なので、コーナリング時もしっかり体を保持してくれます。

結果として視線の移動が少ないので運転しやすく、疲労も軽減されます。

またドライビングポジションも良好で、自然な姿勢で運転できるのもいいところです。

LBXなら、ロングドライブでも快適に移動できるでしょう。

収納&荷室スペース

レクサス LBXの2WD車には、荷室に取り外し可能な2段デッキボードが備わります。

2段デッキボートを装着した状態なら、荷物を仕分けして積みたい時に便利です。

また着脱式のトノカバーが付属しますが、使わない時は折りたたんでデッキスペース内に収納できるので邪魔になりません。

後席を折りたたんだ時にフラットな荷室フロアが出現するのも、LBXのいいところです。

手前に置いた荷物を奥に押し込むことも容易です。

収納面では、センターコンソールボックスの収容力が優れています。

ドリンクを収納しない状態では、かなりの大容量です。

レクサス LBXのパワートレインのいいところは?

レクサス LBXに搭載される3気筒エンジンは、ヤリスクロスと異なりバランサーシャフトが追加されています。

そのため3気筒にありがちな振動が少なく、4気筒と区別が付かないほどスムーズです。

アクセル全開時を除き静粛性も高く、快適に走行することができます。

パワーの点ではそこそこですが、電池出力の高いバイポーラ型ニッケル水素電池の搭載によりレスポンスは抜群です。

そのためキビキビと走ることができるので、よほど飛ばす人を除きまず不満を感じることはないでしょう。

また燃費の良さもLBXの美点で、SUV全体の中でもトップレベルです。

ガソリン価格が高騰している昨今、燃費性能の高さは大きなメリットになるでしょう。

レクサス LBXの走行性能のいいところは?

レクサス LBXのハンドリングは軽快で、かつ切れば切っただけ曲がる正確さを備えています。

硬めの足回りやワイドなトレッドのお陰でコーナリング時のロールも少なく、ステアリングフィールも良好です。

ワインディングロードでは、水を得た魚のように駆け回れます。

またホイールベースの短い車ながら直進安定性も高く、高速道路の長距離移動も得意なシチュエーションです。

レクサス LBXの装備面のいいところは?

レクサス LBXのアウタードアハンドルとインナードアハンドルは、e-ラッチと呼ばれる電気制御式が採用されています。

従来の機械式ラッチと異なり、スイッチを軽くタッチだけでドアが開けられるので大変スマートです。

爪の長い女性でも、スムーズに開けることができるでしょう。

同時に、高級車に触れている満足感も与えてくれます。

ライバルのSUVにはない、LBXならではのいいところです。

レクサス LBXの安全性能のいいところは?

先ほど解説したe-ラッチを応用した安全装備が、「安心降車アシスト」です。

降車時に後方から車や自転車などが接近し、開けたドアや降りた乗員と接触する可能性が高いとシステムが判断すると、ドアミラー内のインジケーター点灯で注意を促します。

それでもインサイドアンラッチスイッチを押してドアを開けようとすると、インジケーター点滅やブザー音などでより強い注意を喚起。

もしドアとの衝突の危険性が高い場合は、e-ラッチシステムを用いてドアを開けられないようにします。

この安全装備が備わる車種は少ないので、LBXの装備面のメリットです。

レクサス LBXの総合評価

レクサス LBXはエクステリアデザインが秀逸で、カッコよさの点ではコンパクトSUV随一と言えるでしょう。

「プレデター顔」とも呼ばれたスピンドルグリルが癖の少ないデザインに変更され、より万人受けするようになったことも評価できます。

インテリアはデザインの独自性に欠ける嫌いはありますが、その分馴染みやすいと言えます。

質感は抜群に高いので、不満を感じる人はまずいないはず。

居住性は前席は良好でシートも優れていますが、後席は狭くファミリーカーには不向きです。

また荷室も容量が小さく、レジャーユースでは少々厳しいかもしれません。

しかし使い勝手はいいので、買い物などの日常ユースなら困ることはないでしょう。

収納は決して多いとは言い難く、物の置き場に困るケースも出てくるかもしれません。

パワートレインは特別パワフルではないものの、ドライバビリティは良く、静粛性や振動の点でも優れています。

また燃費の良さは抜群で、他社のSUVの追従を許しません。

操縦安定性は抜群で、運転が楽しい1台に仕上がっています。

一方乗り心地は少々硬めながら、不快さはありません。

装備面では、この価格帯の車としては物足りない部分があります。

同じレクサスのUXに劣る面があるのは問題です。

安全性は優秀で、この項目に関しては申し分ありません。

価格はベースとなったヤリスクロスの2倍ほどもするので、車格からすれば割高に感じてしまいます。

走る・曲がる・止まるの基本性能がしっかりしていて、内外装の仕立ても良いので基本的にはいい車です。

しかしコストパフォーマンスの点では、どうしても厳しいものがあります。

レクサス LBXは、お買い得感云々などというケチ臭いことを言わないセレブのための1台と言えそうです。

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ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・

ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。

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