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【詳細版!】ランドクルーザープラドの前期/後期の違いとおすすめ中古車はコレ

トヨタの人気SUV・ランドクルーザープラド

2回のマイナーチェンジを通して、どのような進化を遂げてきたのでしょうか。

マイナーチェンジごとの前期/中期/後期モデルを徹底比較しています。

3代目ランドクルーザープラド(J150W型)のエクステリア・前期/中期/後期の違いは?

3代目ランドクルーザープラド(TRJ150W型/GDJ150W型/GRJ150型)
生産:2009年9月14日~現行
マイナーチェンジ1回目 2013年9月10日2回目 2017年9月15日
型式:TRJ150W型、GDJ150W型、GDJ151W型、GRJ150W型、GRJ151W型
※頭のTは排気量2,700㏄、Gは4,000㏄/続くDはディーゼル、Rはガソリン(レシプロ)

150ランドクルーザープラド前期/中期/後期のエクステリアデザイン(前面)

前期プラドのエクステリア(前面)

プラド前期のフロントフェイスです。

2代目からのフルモデルチェンジを経て、トヨタ車のデザイン哲学「VIBRANT CARITY(活発・明快)」をベースに、都会にも大自然にも映える、洗練されかつ逞しい躍動感あふれるフォルムに生まれ変わりました。

すっきりとしたフェイスラインが新デザインのフロントグリルやフロントランプを精悍に引き立て、フロントバンパーも角張ってタフさを演出しています。

中期プラドのエクステリア(前面)

中期プラドのフロントフェイスです。

1回目のマイナーチェンジを経て、フロントグリルの大型化はじめ、フロントバンパーやヘッドランプ、そしてアルミホイールの意匠が更新されました。

前期と見分ける時は、フロントグリルに注目するといいでしょう。

【前期】フロントグリルの柱が6本、エンブレムの両側を支えているような形。
【中期】フロントグリルの柱は5本、エンブレムの中心を貫くような形。

また、フォグランプ回りの形状(四角ければ前期、丸ければ中期)でも見分けることが容易です。

後期プラドのエクステリア(前面)

後期プラドのフロントフェイスです。

2回目のマイナーチェンジを通して、今度もその顔つきが大きく変わっています。

特徴的な変化は視界確保に配慮したボンネット中央の凹みや、ヘッドライトと一体化した新デザインのフロントグリル。

また、フロントバンパーの意匠も大きく更新され、新たに設定された切削光輝&ダークグレーメタリック塗装の19インチアルミホイールも、プラドの力強さをより引き立てています。

【まとめ】プラド前期/中期/後期の見分け方(エクステリア前面)

プラドをフロントフェイスで見分ける時は、以下のポイントが簡単です。

【ヘッドライト】 アーモンド形の前期/ウィング型の中期/四角い後期
【フロントグリル】 中の柱が6本なら前期、5本なら中期or後期
【フォグランプ】 丸ければ中期、角張っていれば前期or後期
【ボンネット】 中央に凹みが設けられていれば後期、なければ前期or中期

150ランドクルーザープラド前期/中期/後期のエクステリアデザイン(後面)

前期プラドのエクステリア(後面)

前期プラドのリアフェイスは、こんな具合になっています。

2代目プラドとの大きな違いは、より直線的なシルエットと立体感の際立つテールレンズ、ナンバープレートを包むガーニッシュの意匠。

また、ナンバープレートのサイドについていたリアゲートハンドルがガーニッシュの中に格納されたスタイリッシュなデザインとなっています。

更に、リアスポイラーが装着された事によって、よりスポーティに仕上がっています。

中期プラドのエクステリア(後面)

中期プラドのリアフェイスは、1回目のマイナーチェンジを通して、こう変化しています。

今回の大きな改良点は、テールレンズとガーニッシュの意匠。

テールレンズは上から「赤・白」の2段だった色調が「赤・白・赤・白・赤」の5段に、ガーニッシュはナンバープレートを包み込む形から、リアゲートを力強く横断する太い一本線に変わりました。

後期プラドのエクステリア(後面)

2回目のマイナーチェンジによって、後期プラドのリアフェイスはこのように進化しました。

大きな変化はやはりテールレンズとガーニッシュの意匠変更。

テールレンズは従来の飛び出し感を抑え、デジタリックなレッドブロックのコンビネーションよる先進感を演出。

ガーニッシュは中期の力強さをセーブしてナンバープレート上部にまとめる事で安定感を強調しています。

プラド前期/中期/後期の見分け方(エクステリア後面)

プラドをあえてリアフェイスで見分けるなら、以下のポイントが簡単です。

【テールレンズ】
前期:赤白の2段
中期:赤白赤白赤の5段
後期:コの字型×2段
【ガーニッシュ】
前期:ナンバープレート回りを包み込む形
中期:直線でリアゲートをほぼ横断
後期:直線でナンバープレート上部のみ

3代目ランドクルーザープラド(J150W型)の内装・前期/中期/後期の違いは?

150ランドクルーザープラド前期/中期/後期の内装デザイン(インパネ回り )

前期プラドのインパネ回り

前期プラドのインパネ回りです。

2代目プラドと比較すると、フルモデルチェンジによって、全体的なスタイルが直線的に生まれ変わりました。

ステアリングホイールの4本スポーク形状やステアリングスイッチの配置など、より先進感と機能性を高めたデザインに満足感の高い造りとなっています。

中期プラドのインパネ回り

1回目のマイナーチェンジで生まれ変わった、中期プラドのインパネ回りです。

基本的なデザインに大きな変更点はありませんが、細部を見ればステアリングスイッチの配置変更や、エアコンルーバーのシルバー加飾、木目調パネルの増加などに違いがあります。

また、視認性が高い大型カラーTFT(※1)液晶のマルチインフォメーションディスプレイを採用、傾斜角や4輪のトラクション(※2)、デフロック作動などオフロード走行支援に必要な各種情報によってドライバーをサポートします。

(※1)薄膜トランジスタ:Thin Film Transistor

(※2)タイヤと路面の摩擦による駆動力、グリップ状態。

後期プラドのインパネ回り

2回目のマイナーチェンジを経た、後期プラドのインパネ回りはこんな具合です。

ステアリングホイールのデザイン変更によって握りやすさが向上、インパネと調和する専用加飾によって上質感を演出。

また、ナビ画面をタブレット状に薄くしたり、エアコンルーバーの高さを抑えたり等の改良により、コクピット空間のモダンさを強調しています。

150ランドクルーザープラド前期/中期/後期の内装デザイン(車内空間)

前期プラドの車内空間

2代目プラドからのフルモデルチェンジを経て、前期プラドの車内空間はこのようになっています。

【セカンドシート】

  • 両サイド4(×2=8):センター2の分割可倒式となったことでシートアレンジのバリエーション増加
  • 足元スペースを広げる最大135㎜のスライド機構
  • サードシートへの乗降性を高めるウィークイン機構を助手席側に採用

【サードシート】

  • 両サイド5:5の分割可倒式により、乗員や収納空間の増減が容易に
  • スイッチ操作でシートを自動格納&復帰が可能(電動フロア格納機構)
  • 足元フロアの50㎜ローダウンによって利便性と居住性&開放感を向上

【シート表皮】

  • グレードにより本革(TZ-G、TX Lパッケージ)、スエード調ファブリック(TZ)、モケットファブリック(TX)を採用

中期プラドの車内空間

1回目のマイナーチェンジによって、中期プラドの車内空間はこのようになりました。

細部のデザインやカラーリング、シート表皮(ファブリック)の材質を変更してグレード感ある室内空間を演出、フロントドアには撥水機能付のUVカットガラスを採用して快適性も向上しています。

後期プラドの車内空間

※写真はサードシートを格納した状態。

2回目のマイナーチェンジを経た後期プラドの車内空間はこんな具合になっています。

カラーリングはアンダーからピラー、天井まで統一することで開放感を演出、細部にわたって作り込まれたデザインが、先進性と快適性を高めています。

※サードシート使用時。

3代目ランドクルーザープラド(J150W型)前期/中期/後期の違いは?(デザイン・内装以外)

前期プラド(デザイン・内装以外)

その他、旧型プラドと比べ、前期プラドには以下の改良が行われています。

  • 可変流量パワーステアリングを新採用、低速でのハンドリングを軽くし、かつ高速走行時の操舵感を両立
  • 走行状況に応じて前後スタビライザー差動を適切に制御するキネティックダイナミックサスペンションシステムを新たに設定
  • オフロードでの速度微調節走行を安定させるクロールコントロールを新設定
  • 瓦礫などの悪路における走破性を発揮するマルチテレインセレクト、世界初となるマルチテレインモニターを設定
  • メーター内ディスプレイで前輪の向きを確認できるタイヤ切れ角表示機能を全車に採用

中期プラド(デザイン・内装以外)

その他、中期プラドには以下のような改良点があります。

  • サスペンションのチューニング変更により、オンロードでの走行安定性や乗り心地を向上
  • スイッチ操作でトラクションやブレーキ制御を切り替えるマルチテレインセレクトの設定を4モードから5モードへ更新、オフロードにおける走破性を更に向上
  • ロービーム&クリアランスランプにLEDを採用、更なる先進感を表現(TZおよびTZ-Gに標準装備、TX系はオプション)

後期プラド(デザイン・内装以外)

後期プラドの改良点は、内外装のデザイン以外にもこのようなものが挙げられます。

  • 衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」を全車に標準装備
  • 急発進を抑制し、被害軽減をサポートする「ドライブスタートコントロール」を全車に標準装備
  • 運転席からの死角を補うブラインドスポットモニターを新設定(TZ-G、TX Lパッケージにオプション)
  • トルセンLSDをリアディファレンシャルに、ランドクルーザーシリーズとして初採用
  • 5段階のドライブモードセレクト(ノーマル、エコ、コンフォート、スポーツS、スポーツS+)をTZ-Gに標準装備

3代目ランドクルーザープラド(J150W型)の中古車を買うなら、前期/中期/後期どれがおすすめ?

150ランドクルーザープラド(前期)の中古車相場

150ランドクルーザープラド(前期)の中古車相場 225万~365万円
中心価格帯 260万~310万円
最安価格帯 225万~255万円
最高価格帯 335万~365万円

※生産:2009年9月~2013年9月

⇒プラドの中古車をカーセンサーで検索

コスト重視で乗るなら、前期プラドがおすすめ!

せっかく高級車のプラドに乗るんだから、ケチケチなんてしたくない……けど、まぁ、安いに越した事はありません。

そんな方には、前期プラドが最安225万~255万円の価格帯から手に入ります。

この価格帯だと、7~9年落ち/走行距離5万~10万キロ/修復歴なしの前期プラドが見つかりますが、もう少し頑張って、中心価格帯(260万~310万円)まで予算を拡大するとどうでしょうか。

5~7年落ち/走行距離3万キロ以下~7万キロ/修復歴なし……まで、前期プラドの条件がよくなりました。

プラドの寿命は概ね25万~30万キロ以上と言われるので、走行距離10万キロでもまだまだ現役ではありますが、せっかくのプラドですから、末永く乗れる一台を探したいものです。

150ランドクルーザープラド(中期)の中古車相場

150ランドクルーザープラド(中期)の中古車相場 290万~615万円
中心価格帯 380万~430万円
最安価格帯 290万~320万円
最高価格帯 585万~615万円

※生産:2013年9月~2017年9月

⇒プラドの中古車をカーセンサーで検索

より新しいモデルを割安に買うなら、中期プラドがおすすめ!

後期プラドには手が届かないけど、より新しいモデルのプラドが欲しい方には、中期プラドをおすすめします。

中期プラドは最安で290万~320万円から手に入りますが、この価格帯だとやはり選択肢が少なく、条件もあまりよくないため、気合を入れて中心価格帯である380万~430万円まで予算を確保しましょう。

すると、2~5年落ち/走行距離3万キロ以下、中には1万キロ未満の良質車(もちろん修復歴なし)など、数多く見つかります。

プラドの新車購入価格が約450万円(中間グレード・TX Lパッケージ。オプション・諸費用・値引き込み)である事を考えれば、型落ちであっても約20万~70万円以上も安く買えることになります。

もっと新しくて更にカッコいい後期プラドにも心惹かれてしまいますが、これだけコストが節減できるなら、中期プラドを検討する価値は十二分と言えます。

150ランドクルーザープラド(後期)の中古車相場

150ランドクルーザープラド(後期)の中古車相場 360万~715万円
中心価格帯 460万~510万円
最安価格帯 360万~410万円
最高価格帯 620万~715万円

※生産:2017年9月~現行

⇒プラドの中古車をカーセンサーで検索

新車同様の後期プラドを、新車よりお得に購入するには?

後期プラドは発売(マイナーチェンジ:2017年9月)から年数が浅く、価値があまり落ちていないため、割安に購入できる中古車はほとんど市場に流通していません。

それでも、新車で後期プラドを買おうと考えているのであれば、新車よりもお得に購入できる後期プラドが豊富に出回っています。

走行距離1,000キロの新古車や、登録しただけでほとんど走っていない未使用車も多くあるため、新車プラドと見積もりを比べながら、お得な後期プラドを探していきましょう。

【後期プラド 新古車相場】

  • 2.7TX(ガソリン車) 375万~490万円
  • 2.7TX Lパッケージ(ガソリン車) 415万~580万円
  • 2.8TX(ディーゼル車) 440万~525円
  • 2.8TX Lパッケージ(ディーゼル車) 460万~545円
  • 2.8TZ-G(ディーゼル車) 510万~620万円
    ※未使用車含む

下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】

新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。

やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。

ディーラーの下取り金額に騙されるな!?

新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。

しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。

本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。

また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。

ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・

ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。

廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます

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ランドクルーザープラドの値引き交渉のノウハウはこちら

当サイトのランドクルーザープラド値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がランドクルーザープラドを限界値引きで購入しています。

今月のランドクルーザープラドの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。

>>ランドクルーザープラド値引き交渉マニュアル

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