2023年6月のフルモデルチェンジで更に魅力がアップしたトヨタのミニバン「アルファード」。
元々大柄なアルファードでしたが、モデルチェンジで全長が更に延びたので、うまく運転できるのか不安を抱いている人も多いことでしょう。
ここでは実際のところアルファードの運転は難しいのかを検証、同時に車庫入れのコツなども紹介しますので、参考にしてみてください。
アルファードの大きさは？ボディサイズをチェック
アルファードのボディサイズをチェックしてみましょう。
【アルファード Z】
全長 4,995mm
全幅 1,850mm
全高 1,935mm
ほぼ5mに達する全長、1.8mを大きく超える全幅、1.9mオーバーの全高という堂々たるボディサイズです。
ここでセダンの「カローラ」と大きさを比較してみましょう。
【カローラ W×B】
全長4,495mm
全幅 1,745mm
全高 1,435mm
アルファードはカローラと比べ全長が50cm、全幅が約10cm大きく、全高も50cm違います。
さすがにこれだけボディサイズに違いがあると、運転感覚は全く違ったものになるでしょう。
特に狭い路地や駐車場ではかなり気を使う事になるので、慣れるまでは慎重な運転操作が求められます。
アルファードの小回りは効くか？アルファードの最小回転半径
アルファードの最小回転半径は5.9mもあり、小回り性は褒めれたものではありません。
カローラの5.3mと比べると60cmも大きく、駐車時に切り替えの回数が増えたり、Uターンが一発で決まらなかったりするケースが多くなるでしょう。
アルファードは運転しやすい？難しい？車両感覚と運転感覚
アルファードのフロントの見切りは普通
アルファードはアイポイントがかなり高い上、フロントウィンドウが大きいので、見晴らしは抜群です。
ただ運転席からボンネットがほとんど見えないため、フロントの見切りは特別良い方ではありません。
とは言えボンネット自体は短いので、ボディ先端部の位置が何となく把握できます。
万が一障害物に接近し過ぎても、パーキングサポートブレーキが検知して自動ブレーキをかけてくれるので、ぶつけてしまう心配はまずないでしょう。
アルファードの車幅の感覚は掴みやすい？
アルファードは運転席からボンネットが見えないため、車幅は決して掴みやすいとは言えません。
ボンネットの代わりに車幅を掴む目安になるのはAピラーですが、アルファードは全幅が広いため左右のAピラーが同時に視野に収まらず、目安になりにくくなっています。
ただ救いはあり、ボディ形状がスクエアなことはプラス要素です。
ボディ側面が垂直に切りたち凹凸も少ないため、ボディ側面の一部を不用意に擦ってしまう心配はほとんどありません。
アルファードの後方視界は良好
アルファードはリアウィンドゥの面積が大きいので、後方視界が優れています。
Cピラーが比較的細く、リアクォーターウィンドウの面積も大きいため斜め後方視界も良好です。
一方で、背の高いミニバン特有の欠点もあります。
各ウィンドウの下端部の位置が高いため、近くにある背の低い障害物や小さな子供などは目視できません。
小さいお子さんがいる場合は、車を動かす前に十分な安全確認が必要です。
アルファードの駐車にはコツがある？
大柄なボディサイズのアルファードですが、ボディがスクエアで全方位的に視界が良いので、意外と駐車は難しくありません。
ボディはアルファードより小さくても、視界が良くないSUVなどより駐車がしやすいほどです。
しかしボディが長く、運転席からボディ後端までの距離が遠いので、バックでの駐車は距離感が掴みにくいかもしれません。
またホイールベースも長いため内輪差が大きく、油断するとボディ側面をぶつけてしまう可能性もあります。
アルファードで駐車する際は焦らず、安全確認に気を配りながらゆっくりと運転操作するに越したことはありません。
アルファードの運転で役立つアイテム
アドバンストパーク＋パーキングサポートブレーキ (周囲静止物)
アルファードで運転に役立つアイテムは、駐車支援装備のアドバンストパークです。
ボディサイズの割に駐車がしやすいアルファードですが、その大きさから駐車にはそれなりに神経を使うのもまた事実です。
しかしアドバンストパークを使えば、駐車したい場所でスイッチを押すだけでステアリング・アクセル・ブレーキ・シフト操作の全てを車の方で自動で行ってくれます。
また、駐車動作中に周囲に障害物を検知すると自動ブレーキを掛けてくれるので、ぶつけてしまう心配もほとんどありません。
バックでの並列駐車や前向き駐車、縦列駐車など様々なシチュエーションに対応するので、大変有用な装備と言えます。
このアドバンストパークはエグゼクティブラウンジには標準装備されますが、Zグレードではメーカーオプションです。
Zに付ける場合のオプション価格は95,700円～139,700円と高額ですが、ぶつけてしまう事を考えれば安いものではないでしょうか？
アルファードの運転のしやすさまとめ
大柄な車体のアルファードですが、スクエアなボディ形状で見晴らしも良いので、見た目から想像するよりは運転は容易です。
とは言え、ボディサイズは日常的に使うには大き過ぎるサイズなので、特に狭い路地や駐車場などでは気を使います。
出来れば駐車を自動で行ってくれるアドバンストパークが標準装備されるエグゼクティブラウンジを選ぶか、Zグレードならアドバンストパークをオプションで付けたいところです。
アドバンストパークの付いたアルファードなら、大きい車に不慣れなビギナーや女性ドライバーなどでも安心して運転できるでしょう。
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ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万＝25万円のアップです！
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし＋1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります（廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ）。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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今月のアルファードの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。
