新型ヴェルファイアの生産枠はアルファードと比べて少ない
いよいよ新型アルファード、ヴェルファイアが発売となりました。
しかし、新型プリウスや新型RXの販売状況を見ていると、買う前から「誰でも買えるのだろうか?」「納期は軽く1年以上かかるのでは?」との心配がありました。
案の定、新型アルファード・ヴェルファイアの生産枠には限りがあって、その販売方法は従来とは異なる事になりそうです。
新型ヴェルファイアを買うには条件がある?
以前トヨタ車を購入した事のあるディーラーに聞いてみましたが、各販売会社によって販売方法は異なっています。
事前に分かった事は、2024年8月までの生産枠が判明しており、その枠をメーカーから各販社へ割り当てる、販売方法は各販社が独自に決める、事になっています。
色々調べてみると販売会社によっては以下の購入条件が付くようです。
- 2024年8月までの納車は抽選
- 既存客が優先
- 下取り車ありが優先
- 下取り車がアルファード/ヴェルファイアだとさらに優先
- ローン利用が優先
- メンテナンスパック付きが条件
- コーティング付きが条件
- 転売防止誓約書あり
- 先着順の販社もあり
- 忖度枠もあり
自分が購入した事のあるディーラーでは「既存客が優先」「下取り車ありが優先」「下取り車がアルヴェルだとさらに優先」「ローン利用が優先」「転売防止誓約書あり」などの条件がありました。
この中だと下取り車ありの条件が一番難しそうです…
下取りに入れられる車は何台かありますが、いずれも高年式車・低走行車なので、ディーラー下取りだと買取店と比べて50~100万ほど安くなりそうです。
下取り車を入れるかは分かりませんが、取り合えず申し込まないと買えないので、ディーラーで申し込む事にしました。
新型ヴェルファイアの販売方法は各販売会社によって異なる
こちらのディーラーでは以下が優先されます。
- 既存客が優先
- 下取り車ありが優先
- 下取り車がアルファード/ヴェルファイアだとさらに優先
1、はクリアしていますが、下取り車がやはり50万ほど安くなってしまうので、下取りに入れずに申し込む事にしました。
新型アルファード・ヴェルファイアの受注開始から、以下の順番でオーダーが入ります。
- 下取りあり①
- 下取りあり②
- 下取り無し(既存客)
- 一般客
一応1に間に合うように下取り車の査定をしてもらいましたが、前述の通り下取り車は入れないので、3の段階でオーダー出来るようになります。
こちらの販社では2024年8月まで700台ほどの割り当てがあり、各店舗には毎月15~20台ほどが割り当てられるそうです。
生産台数は8割弱がアルファード、2割強がヴェルファイアの比率で、最初からヴェルファイアの生産は少なくなっています。
ただ、話を聞くとアルファードのガソリン車に受注が集中しているようで、2の段階ですでにアルファードのガソリン車の枠は終了、元々少ないヴェルファイアのガソリンターボの枠も終了していました。
残りのアルファードとヴェルファイアのハイブリッドなら、まだ2024年8月までの枠が残っているそうです。
ただ、それも下取りの優先度があるので、下取り無しの自分だとその枠に入れるか微妙なところ。
セールスさんが言うには、ヴェルファイアのハイブリッドZプレミアなら空きがあったので押さえておきました!と言っていましたが…
ちなみにモデリスタ・GRエアロにも数に限りがあり、自分が申込する段階ではすでに予定数が終了していました。
新型ヴェルファイアの購入を申し込み!
と言う事で、ディーラーへ行ってヴェルファイアハイブリッドZプレミアの購入を申し込んできました。
この時点では「アルファードハイブリッドZ」「ヴェルファイアハイブリッド エグゼクティブラウンジ」の枠も残っていたようですが、エグゼクティブラウンジは高すぎるし、アルファードならヴェルファイアの方が装備がいいので、今回はヴェルファイアハイブリッドに決めました。
申し込みはしますが、実際にメーカーへオーダーが入るまでは確定ではありません。
新型ヴェルファイアの見積書を公開!値引きはあるか?
ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジの新車見積もり書
ヴェルファイア ハイブリッド Z プレミアの新車見積もり書
- ヴェルファイアHEV エグゼクティブラウンジが総額987.1万円
- ヴェルファイアHEV Zプレミアが総額756.2万円
新型ヴェルファイアの購入グレードは、ハイブリッドZプレミアに決めていましたが、一応エグゼクティブラウンジの見積もりも貰いました。
エグゼクティブラウンジは、こちらのディーラーでは当時予定数終了買えませんでしたが、参考にGRエアロを含めています。
エアロ無しでも937万円なので、やはりエグゼクティブラウンジは高いですね(^^;
購入予定のハイブリッドZプレミアは、メーカーオプションで有償カラー・デジタルインナーミラー・スペアタイヤ・寒冷地仕様、ディーラーオプションは12.1インチ後席ディスプレイのみ入れています。
これで総額756.2万円。ちなみに新型ヴェルファイアの値引きはゼロです。端数の値引きも無しでした。。
値引きが無いので少しでも総額を下げるために、フロアマットは社外品を選ぶことにしました。
ヴェルファイア用社外品フロアマット
純正オプションのマットと比べると、楽天なら約7万円以上割安で買えるので、ヴェルファイアの値引きの代わりに社外品フロアマットを購入して安く済ませるのはありでしょう。
新型ヴェルファイアを契約!グレードはハイブリッドのZプレミア
ディーラーから正式にメーカーへオーダーが入ったとの連絡がきたので、新型ヴェルファイアを契約してきました!
注文書の内容は見積書と全く同じです。
カラーはブラックとメチャメチャ悩みました。
本当はブラックの方がカッコ良くて欲しいなと思いましたが、やはりホワイトパールの方が手入れが楽だし傷が目立たないので、結局プラチナホワイトパールマイカを選びました。
あと、メーカーオプションのスペアタイヤとユニバーサルステップをどちらにするかも迷いましたが、1年以上乗る車ですし、即売る車ではないので細かいリセールは考えず、ユニバーサルステップは実用で必要ないと思い、スペアタイヤを選択しました。
これで総額7,562,845円です!
こちらのディーラーではローンの有無で納期に影響ないので、今回は現金一括での購入です。
新型ヴェルファイアの気になる納期は?
既存客なので一般客と比べると納期の優先順位は高いですが、下取り無しだと優先順位は下がってしまいます。
販社からメーカーへの初回オーダー、2回目オーダーには漏れてしまいましたが、3回目のオーダーに何とか入りました。
2024年8月までの生産枠には間違いなく入っていますが、実際の納期は…
後日連絡が来てヴェルファイアは2023年12月納車予定となりました。
ただ、すぐに年落ちとなってしまうので年明けの2024年1月登録に変更をお願いしましたが、1月登録はすでに埋まっていたので、2月登録にしてもらいました。
2023年6月30日契約→2024年2月納車予定
新型ヴェルファイアハイブリッドの納期は約8ヵ月となります。
早い例では2023年7月に納車になっている例もありますし、8月~9月の納期が確定している例が多数あります。
販社によっては先着順であったり、得意客の忖度も見られましたが、実際に抽選の販社だと2024年8月までの生産から漏れて買えないユーザーも居ます。
今後ヴェルファイアの納車は進んで行くでしょうが、アルファードより生産台数は少ないので、納期はしばらく長いケースが続くでしょう。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。