2022年11月18日にフルモデルチェンジを受けたレクサス RXに注目している人は多いことでしょう。
ただ、先代から全幅が拡大されたため、運転が難しくなっていないかどうかは無視できないポイントになります。
ここではレクサス RXの運転しやすさやを検証すると同時に、車庫入れのコツや運転をサポートするオプションも紹介しますので、新車購入時の参考にどうぞ。
レクサス RXの大きさは？ボディサイズをチェック
レクサス RXのボディサイズをチェックしてみましょう。
【レクサス RX 500h Fスポーツ パフォーマンス】
全長 4,890mm
全幅 1,920mm
全高 1,700mm
全幅は先代から25mm拡大され、1.9mを超える数値になりました。
全長は先代と同一ですが、それでも4.9m近い数値はかなりの長さと言えます。
ここでセダンからの乗り換えを想定し、レクサス ISとサイズを比較してみました。
【レクサス IS500 Fスポーツ パフォーマンス】
全長 4,760mm
全幅 1,840mm
全高 1,435mm
レクサス RXはISと比べ全長が13cm、全幅が8cm、全高が26.5cm大きい数値です。
ボディサイズが一回りほど大きいので、乗り換えた当初は大きさが気になるかもしれません。
しかしレクサス RXはISよりアイポイントが高い分見晴らしが効き、車両間隔が掴みやすいメリットもあります。
レクサス RXの小回りは効くか？レクサス RXの最小回転半径
レクサス RXの最小回転半径は5.9mで、ISの5.2mと比べると70cm大きい数値です。
これだけ小回り性に差があると、駐車やUターンなどで切り返しの回数が多くなります。
運転が煩わしく感じるケースも出てくるでしょう。
レクサス RXは運転しやすい？難しい？車両感覚と運転感覚
レクサス RXのフロントの見切りはまずまず
レクサス RXのボンネットは先端部がなだらかに下がっていますが、手前側まではドライバーの視野に入ります。
車の先端部まで正確に把握することはできませんが、フロントの見切りはまずまずと言えるでしょう。
鼻先を障害物にギリギリまで寄せたい場合も、前方の壁や駐車車両等に接近すると「パーキングサポートブレーキ (前後静止物)」が作動して自動ブレーキを掛けるため、ボディをぶつけてしまう心配はまずありません。
また前方視界が良いことや、小さな三角窓が斜め前方の死角を減らしていることもメリットです。
レクサス RXの車幅の感覚は掴みやすい？
全幅が1.9m超えているレクサス RXは、運転席からボディ左端までの距離が離れています。
それだけでも車幅の掴みやすさで不利になりますが、ボンネットの手前側が視野に入るのが救いです。
ボンネットの先端部が見える車種ほどではありませんが、ある程度車幅を掴む目安になります。
とは言え、慣れるまでは離合などでボディを路肩に寄せる際は慎重になった方がいいでしょう。
レクサス RXの後方視界はいまひとつ
レクサス RXのリアウィンドウは傾斜が強く、天地方向があまり大きくありません。
またウィンドウ下端部の位置も高いので、近くにいる幼児や、背の低い障害物が死角に入ってしまいます。
斜め後方視界の点でもCピラーが太く、リアクォーターウィンドウも小さいため死角は少なくありません。
lexus.jp/nx
レクサス RXの後方視界はいまひとつなので、バックの際は後方の安全確認に注意が必要です。
レクサス RXの駐車にはコツがある？
レクサス RXは機能性よりもカッコよさを重視しているため、ボディ四隅の位置はそれほど把握しやすくありません。
ボディが大きいことや後方視界があまり良くないことも、駐車時のマイナス要素です。
レクサス RXで駐車する際は、目視に加えパノラミックビューモニターを併用しながら、とにかくゆっくり慎重に車を動かすことにつきます。
RX350 Fスポーツを除く全車に駐車時のステアリング・シフト・アクセル・ブレーキ操作を自動で行うアドバンストパークが標準装備されるので、それに任せてしまった方がいいかもしれません。
レクサス RXの運転で役立つアイテム
アドバンストパーク＋パーキングサポートブレーキ (周囲静止物)
先ほど紹介したアドバンストパークと、車両側方の静止物に接近すると自動ブレーキなどで衝突を防ぐパーキングサポートブレーキ (周囲静止物) はRX350 Fスポーツのみメーカーオプション扱いとなります。
この2つの装備があれば安全・安心な駐車ができますし、33,000円と高くはないので、RX350 Fスポーツを選ぶ場合は付けておいた方がベターです。
レクサス RXの運転のしやすさまとめ
レクサス RXはボディが大きい上に小回りも効かず、後方視界にもやや難があります。
運転は難しい部類に入るので、特に大きい車に不慣れな人は戸惑うこともあるでしょう。
しかしアドバンストパークやパノラミックビューモニターなどの駐車支援装備を活用することで、ある程度カバーすることができます。
レクサス RXが気に入ってしまったなら、あまり及び腰にならず購入を決めてしまった方がいいかもしれません。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
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ディーラーの下取り金額に騙されるな！？
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください！」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万＝25万円のアップです！
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし＋1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります（廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ）。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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