過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、ヴォクシーの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
1年後～5年後のカラー別のリセールバリューも紹介していますので、新車購入時のカラー選びの参考にどうぞ。
市場の流通台数から見るヴォクシーの人気色ランキング
1位 ホワイトパールクリスタルシャイン 1775台
- カラーナンバー 070
定番のホワイトパールクリスタルシャインはやはり強く、ヴォクシーでも流通台数1位となっています。
ヴォクシーを大きく立派に、かつ清潔感溢れるイメージに演出してくれるカラー。
アグレッシブなフロントマスクを際立たせる点においても、右に出るカラーはありません。
2位 アティチュードブラックマイカ 1767台
- カラーナンバー 218
toyota.jp/voxy
ヴォクシーに設定されている3種類のブラックのうち、アティチュードブラックマイカがホワイトパールクリスタルシャインと僅差で2位に入りました。
マイカ塗装なので輝きはほどほどですが、漆黒の深みではナンバーワン。
ヴォクシーを迫力満点に演出したいなら、このカラーがベストチョイスになります。
3位 スパークリングブラックパールクリスタルシャイン 394台
- カラーナンバー 220
toyota.jp/voxy
スパークリングブラックパールクリスタルシャインは、光の当たり具合によって黒にも紫色にも見えるカラーです。
そんな変幻自在で妖しい魅力が、人気の源になっています。
真っ黒よりも悪っぽい雰囲気があり、マイルドヤンキーを気取りたい層にも好評です。
4位 メタルストリームメタリック 297台
- カラーナンバー 1K0
toyota.jp/voxy
ヴォクシーではシルバーメタリックの代わりに、同系統のメタルストリームメタリックが設定されています。
シルバーメタリックよりも濃い色合いで、重厚な雰囲気を醸すのが特徴。
いかにも金属的でソリッドな質感も、このカラーの魅力になっています。
5位 グリッターブラックガラスフレーク 113台
- カラーナンバー 226
toyota.jp/voxy
グリッターブラックガラスフレークはアティチュードブラックマイカに類似した色調を持っています。
しかし光が当たったハイライト部の輝きはこちらの方が強く、雰囲気がゴージャス。
有料カラーに見合った質感の高さが魅力です。
6位 マッシブグレー 34台
- カラーナンバー 1L6
toyota.jp/voxy
ヴォクシーのイメージカラーになっているのがマッシブグレーです。
人気ランキングは最下位に沈みましたが、イメージカラーだけありヴォクシーのスタイリングとのマッチングは抜群。
精悍でありながら、ブラック系ほど重い雰囲気にならない点が魅力です。
ヴォクシーの人気カラーランキング総評
ヴォクシーの流通台数は、ホワイトパールクリスタルシャインが1位となっています。
有料カラーのハンディを物ともせずランキングトップになったのは、嫌みがなく万人受けするからでしょう。
そのホワイトパールクリスタルシャインに僅差で続いたのが、アティチュードブラックマイカ。
3種類あるヴォクシーのブラックの中で断トツに人気が高いのは、無料で選べることも影響しているはずです。
流通台数3位のブラックパールクリスタルシャインは、上位2色と比べ個性の強い色ですが、ヴォクシーの自己主張の強いフロントマスクを引き立てる効果は抜群。
イメージカラーのマッシブグレーは圧倒的なワーストで、メーカーの思惑が外れてしまっています。
ヴォクシーの高く売れるカラーはコレ！
※基準はホワイトパールクリスタルシャインで設定しています。各色ホワイトパールクリスタルシャインに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
| ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
| ホワイトパールクリスタルシャイン | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
| アティチュードブラックマイカ | ＋1万 | -3万 | -7万 |
| スパークリングブラックパールクリスタルシャイン | -19万 | -13万 | |
| メタルストリームメタリック | -29万 | -23万 | -19万 |
| グリッターブラックガラスフレーク | -6万 | -6万 | |
| マッシブグレー | -21万 |
1年落ちでは、基準色ホワイトパールクリスタルシャインに対し唯一アティチュードブラックマイカのみプラス査定となっています。
アティチュードブラックマイカは33,000円のオプション料金が掛からないこともあり、売却時の損失の少なさではトップです。
それ以外の色は、ホワイトパールクリスタルシャインよりリセールが大幅に下がってしまいます。
ことシルバー系統のメタルストリームメタリックとマッシブグレーの価格差は大きく、売却時の大幅な損失は免れません。
3年落ちとなると、アティチュードブラックマイカもホワイトパールクリスタルシャインに対しマイナス査定となってしまいます。
5年落ちではその価格差は更に開き、ホワイトパールクリスタルシャインの独り勝ちに。
結局のところ、1年でヴォクシーを手放すレアケースを除き、リセール重視ならホワイトパールクリスタルシャイン一択になります。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな！？
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください！」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万＝25万円のアップです！
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし＋1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります（廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ）。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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