過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、ノアの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るノアの人気色ランキング
1位 ホワイトパールクリスタルシャイン 1070台
- カラーナンバー 070
ホワイトパールクリスタルシャインがノアの流通台数で断トツの1位となっています。
元々万人受けする色である上、ノアのイメージカラーになっていることも人気の要因でしょう。
「クリスタルシャイン」の名に相応しい、キラキラした輝きに誰もが目を奪われるはず。
2位 アティチュードブラックマイカ 645台
- カラーナンバー 218
漆黒のアティチュードブラックマイカも人気が高く、流通台数2位にランクインを果たしました。
兄貴分のアル・ヴェルのような迫力を醸す点が魅力のポイントです。
ノアでマイルドヤンキーを気取りたいなら、このカラーはとても良い選択になるでしょう。
3位 メタルストリームメタリック 428台
- カラーナンバー 1K0
シルバーよりも濃厚な色合いの、メタルストリームメタリックも人気カラーのひとつ。
ノアからハードなイメージを引き出すなら、この色で決まりでしょう。
洗車をさぼっても汚らしく見えない点も、メリットにあげられます。
4位 スパークリングブラックパールクリスタルシャイン 148台
- カラーナンバー 220
アティチュードブラックマイカよりワンランク上の輝きを放つスパークリングブラックパールクリスタルシャイン。
無料で選べるアティチュードブラックマイカに対し、こちらは有料カラーです。
光の当たり具合により、漆黒にも紫掛かった黒にも見える変幻自在ぶりも魅力にあげられます。
5位 スティールブロンドメタリック 49台
- カラーナンバー 4X1
スティールブロンドメタリックは、ノアのもう一つのイメージカラー。
穏やかな中にもゴージャスさを醸す、通好みのカラーに仕上がっています。
Z / G / Xで選べるカラーです。
6位 グリッターブラックガラスフレーク
- カラーナンバー 226
ノアには何とブラック系カラーが3種類も設定されていますが、その一つがグリッターブラックガラスフレーク。
S-Z / S-G専用の有料色になります。
アティチュードブラックマイカに似た色合いですが、こちらの方がマットで落ち着いた質感です。
7位 レッドマイカメタリック
- カラーナンバー 3R3
S-Z / S-Gでは、華やかなレッドマイカメタリックを選ぶこともできます。
女性ユーザーや、奥さんの意見を無視できないお父さんには見逃せないカラーです。
それだけに、全グレードで選べるようにして欲しかったところ。
ノアの人気カラーランキング総評
ノアの流通台数のトップは、ホワイトパールクリスタルシャインとなっています。
フルモデルチェンジされた新型でも、やはりホワイトの人気は不変でした。
またノアには3種類のブラックが用意されていますが、このうちアティチュードブラックマイカが2位にランクイン。
無料で選べることと、万人受けする色合いが人気の要因でしょう。
またシルバー系のメタルストリームメタリックも、ノアでは根強い人気を持っています。
ランキングのワーストはレッドマイカメタリックですが、選べるグレードが限られることや、男性ユーザーから敬遠されがちなことが響いているようです。
ノアの高く売れるカラーはコレ!
※基準はホワイトパールクリスタルシャインで設定しています。各色ホワイトパールクリスタルシャインに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
ホワイトパールクリスタルシャイン | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
アティチュードブラックマイカ | -3万 | -13万 | -12万 |
メタルストリームメタリック | -8万 | -19万 | -16万 |
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン | -13万 | -14万 | -10万 |
スティールブロンドメタリック | |||
グリッターブラックガラスフレーク | |||
レッドマイカメタリック |
1年落ちでは、ホワイトパールクリスタルシャインに対しアティチュードブラックマイカは3万円のマイナス査定です。
ホワイトパールクリスタルシャインが33,000円の有料カラー、アティチュードブラックマイカは無料カラーなので、ほぼ損得はなしという計算になります。
それ以外のカラーはホワイトパールクリスタルシャインとの価格差が大きく、売却時の損失が免れません。
3年落ち、5年落ちとなると、アティチュードブラックマイカも含め各色ともホワイトパールクリスタルシャインと10万円以上の価格差が付いてしまいます。
1年で手放す場合は別にして、リセールを重視するならホワイトパールクリスタルシャイン一択なのが現実です。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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