過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、シエンタの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るシエンタの人気色ランキング
1位 ホワイトパールクリスタルシャイン 1010台
- カラーナンバー 070
シエンタの流通台数1位は、ホワイトパールクリスタルシャインです。
煌めき感溢れる美しいホワイトが、シエンタを上質に演出します。
「歌舞伎顔」を引き立たせる点でも、この色の右に出るものはないでしょう。
2位 シルバーメタリック 536台
- カラーナンバー 1F7
万人受けする色の代表格、シルバーメタリックが流通台数の2位です。
嫌味のないシルバーは、ファミリーカーのシエンタによくマッチします。
まめに洗車しなくても汚れが目立たないことも、人気の理由でしょう。
3位 ブラックマイカ 448台
- カラーナンバー 209
ブラックマイカもシエンタの人気カラーランキング上位に入りました。
癒し系のシエンタも、黒をまとうとグっと引き締まった印象に!
ソリッド塗装では味わえない、マイカ塗装の適度な輝きも魅力です。
4位 ダークブルーマイカメタリック 307台
- カラーナンバー 8W7
人目を引く美しい青、ダークブルーマイカメタリック。
一般的に青系は人気が低いのですが、シエンタでは上位に入りました。
大人しいシエンタをスポーティに演出してくれる点が、人気の要因になっているようです。
5位 センシュアルレッドマイカ 279台
- カラーナンバー 3T3
シエンタを華やかに彩るセンシュアルレッドマイカ。
特に女性ユーザーから高い支持を得ています。
ブラックルーフの2トーンを選べば締まった雰囲気になるので、男性が乗っても不自然ではありません。
6位 エアーイエロー 260台
- カラーナンバー 5B6
シエンタのイメージカラーが、このエアーイエローです。
派手さや目立つことにかけては、この色の右に出るものはありません。
ツートーンカラーを選べば、よりお洒落な雰囲気に!
7位 ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン 252台
- カラーナンバー 4X4
落ち着いた味わいのあるヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン。
地味な中にもパール塗装ならではの輝きがあるので、所有する満足感を味合わせてくれるでしょう。
飽きの来ない、長く付き合える色です。
8位 ベージュ 40台
- カラーナンバー 4V6
人肌の温もりを感じさせるカラー、ベージュ。
シエンタのもう一つのイメージカラーになっています。
お洒落な2トーンカラーのチョイスも可能です。
9位 スーパーホワイトⅡ 16台
- カラーナンバー 040
福祉車両には、ホワイトパールクリスタルシャインの他にスーパーホワイトⅡも設定されています。
ホワイトパールクリスタルシャインが有料色なのに対し、こちらは無料で選べるのがメリット。
ソリッド塗装なのでキラキラ感はありませんが、その分落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
10位 アバンギャルドブロンズメタリック 4台
- カラーナンバー 4V8
渋い個性派カラー、アバンギャルドブロンズメタリック。
滋味深い味わいと同時に、程よいゴージャス感も合わせ持っています。
人気ランキングでは下位ですが、魅力では人気上位のカラーに劣りません。
11位 グレイッシュブルー 1台
- カラーナンバー 8W2
シエンタの特別仕様車「セーフティ エディションⅡ」専用のカラーが、グレイッシュブルー。
グレーを混ぜて彩度を下げたブルーで、淡く上品な味わいを備えています。
ブラックのミラーカバーやホイールキャップとのコントラストも魅力です。
シエンタの人気カラーランキング総評
ホワイトパールクリスタルシャインは有料カラーでありながら人気抜群で、シエンタの流通台数1位となっています。
シエンタのイメージカラーではないのですが、やはり白は万人受けするようです。
同じ白でも無料カラーのスーパーホワイトⅡは、福祉車両専用カラーなのでランキングは下位となっています。
また、定番カラーのシルバーメタリック、ブラックマイカもしっかり2位、3位にランクイン。
注目すべきはエアーイエローで、通常このような派手なカラーは避けられがちなのですが、シエンタではイメージカラーになっているので意外と多く流通しています。
人気ランキングのワーストはグレイッシュブルーですが、特別仕様車でしか選べない色なので仕方ないところです。
シエンタの高く売れるカラーはコレ!
※基準はホワイトパールクリスタルシャインで設定しています。各色ホワイトパールクリスタルシャインに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
ホワイトパールクリスタルシャイン | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
シルバーメタリック | -9万 | -13万 | -23万 |
ブラックマイカ | +3万 | -8万 | -7万 |
ダークブルーマイカメタリック | -19万 | ||
センシュアルレッドマイカ | -4万 | -22万 | |
エアーイエロー | -11万 | -28万 | |
ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン | +4万 | -8万 | |
ベージュ | +6万 | ||
スーパーホワイトⅡ | |||
アバンギャルドブロンズメタリック | |||
グレイッシュブルー |
1年落ちでは、ホワイトパールクリスタルシャインに対しシルバーメタリックのリセールは9万円も下がってしまいます。
一方ブラックマイカは、逆に3万円高いリセールです。
しかし3年落ちとなると、そのブラックマイカもマイナス8万円の査定となってしまいます。
更に5年落ちでは、ホワイトパールクリスタルシャインの「一人勝ち」に。
シエンタの場合、1年で手放す場合は別として、とにかく売却時の損失を減らしたいならホワイトパールクリスタルシャインがベストの選択になります。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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