過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、カローラスポーツの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るカローラスポーツの人気色ランキング
1位 プラチナホワイトパールマイカ 150台
- カラーナンバー 089
トヨタ車のボディカラーの定番、プラチナホワイトパールマイカがカローラスポーツの流通台数1位です。
カローラスポーツのプレスラインの美しさを際立たせるなら、やはりホワイトがベストでしょう。
メリハリを効かせたいニーズに対応する2トーンカラーも用意されています。
2位 アティチュードブラックマイカ 94台
- カラーナンバー 218
流通台数で2位に入ったのは、アティチュードブラックマイカ。
精悍なスタイリングのカローラスポーツには漆黒がよく似合います。
チョイ悪を演出したいなら、この色で決まりでしょう!
3位 ブラッキッシュアゲハガラスフレーク 45台
- カラーナンバー 221
個性派カラーのブラッキッシュアゲハガラスフレークが流通台数3位に入りました。
光の当たり具合によって、黒・濃紺・深緑など様々な色調に表情を変えるのが特徴です。
そうした変幻自在な怪しさに加え、塗装面の煌めき感も人を惹きつけてやみません。
4位 エモーショナルレッドⅢ 31台
- カラーナンバー 3U9
カローラスポーツからコンパクトカーらしい可愛らしさを引き出す色が、エモーショナルレッドⅢ。
厳つい顔のカローラスポーツも、この赤をまとうとフェミニンな雰囲気に変貌します。
ブラックルーフの2トーンカラーを選べば、一段とお洒落な雰囲気に!
5位 シルバーメタリック 22台
- カラーナンバー 1F7
嫌味のない色の代表格と言えば、このシルバーメタリックでしょう。
自己主張が強くないので、どんなシーンにも馴染んでしまう点が魅力。
汚れが目立たないので、無精な人や露天の駐車場に停めている人にもおススメです。
6位 グレーメタリック 11台
- カラーナンバー 1G3
グレーメタリックは先ほどのシルバーメタリックよりも濃い色合いで、その分存在感も強くなります。
押し出しの強さは、ブラック以上と言えるかもしれません。
シルバーメタリックでは無難過ぎて物足りない、という人におススメできます。
7位 プレシャスメタル –台
- カラーナンバー 1L5
特別仕様車「G スタイル50ミリオンエディション」専用のカラーが、プレシャスメタル。
シルバーメタリックとグレーメタリックのいいとこ取りをしたようなカラーで、上質感ではワンランク上を行きます。
ブラックルーフの2トーンカラーの選択も可能です。
カローラスポーツの人気カラーランキング総評
プラチナホワイトパールマイカが、2位のアティチュードブラックマイカに大差を付けて流通台数1位となっています。
やはり、カローラスポーツでもホワイトの人気の高さが実証されました。
また個性派カラーのブラッキッシュアゲハガラスフレークが3位に入ったことは、注目に値します。
そしてエモーショナルレッドⅢも、女性ユーザーからの支持をバックにランキングで健闘したと言えるでしょう。
意外なのは、万人受けしそうなシルバー系3色が振るわなかったこと。
カローラスポーツのスタイリッシュな魅力を引き出すには、地味過ぎるとユーザーが判断したのかもしれませんね。
カローラスポーツの高く売れるカラーはコレ!
※基準はプラチナホワイトパールマイカで設定しています。各色プラチナホワイトパールマイカに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
プラチナホワイトパールマイカ | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
アティチュードブラックマイカ | +2万 | -5万 | -5万 |
ブラッキッシュアゲハガラスフレーク | -10万 | -9万 | |
エモーショナルレッドⅢ | -12万 | -18万 | -4万 |
シルバーメタリック | -15万 | -21万 | |
グレーメタリック | -9万 | -16万 | |
プレシャスメタル |
1年落ちのリセールは、ランキング2位のアティチュードブラックマイカがプラチナホワイトパールマイカを2万円上回りました。
それ以外のカラーは、プラチナホワイトパールマイカを大幅に下回ってしまいます。
3年落ちでは、アティチュードブラックマイカもプラチナホワイトパールに対しマイナス査定に。
他の色は、プラチナホワイトパールマイカとの価格差が一層開いています。
売却時の損失を少しでも減らしたいなら、プラチナホワイトパールマイカとアティチュードブラックマイカ以外のカラーは避けた方がいいでしょう。
ただしエモーショナルレッドⅢは、5年後ではプラチナホワイトパールマイカに対する価格差が縮まるので、長く乗るつもりで選ぶなら有りです。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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