過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、カローラツーリングの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るカローラツーリングの人気色ランキング
1位 プラチナホワイトパールマイカ 103台
- カラーナンバー 089
カローラツーリングでもやはりパール系ホワイトの人気は高く、プラチナホワイトパールマイカが流通台数1位となっています。
清潔感を望む場合や、迫力あるフロントマスクを際立たせたい場合、白はベストの選択になるでしょう。
W×Bでは、ブラックルーフの2トーンカラーを選ぶこともできます。
2位 ブラックマイカ 83台
- カラーナンバー 209
精悍なブラックマイカが流通台数の第2位です。
全身黒ずくめの迫力は、他のカラーを圧倒します。
洗車傷が目立ちやすいので、お手入れには気を使いたいところです。
3位 スパークリングブラックパールクリスタルシャイン 11台
- カラーナンバー 220
上級グレードのW×B専用カラー、スパークリングブラックパールクリスタルシャインが流通台数3位に入りました。
漆黒というより紫掛かった色合いが特徴で、妖しい魅力を放ちます。
上級グレードに相応しい、プレミアム感溢れるカラーです。
4位 シルバーメタリック 10台
- カラーナンバー 1F7
定番カラーの一角、シルバーメタリック。
無難な色の代表格ですが、クールな魅力も合わせ持っています。
金属的な色合いは、スタイリッシュなカローラツーリングとの相性もバッチリです。
5位 ダークブルーマイカメタリック 8台
- カラーナンバー 8W7
どこか神秘的な雰囲気が漂うダークブルーマイカメタリック。
カローラツーリングを大人っぽく演出してくれるカラーです。
こちらはS専用のカラーとなっています。
6位 センシュアルレッドマイカ 4台
- カラーナンバー 3T3
カローラツーリングのカラーの中で、華やかさの点ではピカイチのセンシュアルレッドマイカ。
W×BとSに設定されています。
眺めているだけで気分が高まる点は、他のカラーにはない魅力です。
7位 スーパーホワイトⅡ 2台
- カラーナンバー 040
SとG-Xではソリッドのホワイト、スーパーホワイトⅡを選ぶこともできます。
光沢感ではパール塗装のプラチナホワイトパールマイカに及びませんが、ソリッド塗装ならではのプレーンな質感は捨て難い魅力があります。
カローラツーリングの人気カラーランキング総評
プラチナホワイトパールマイカが、唯一3桁台の流通台数でランキングトップでした。
さすが定番のパール系ホワイトだけあり、カローラツーリングでも大人気となっています。
ブラックマイカはプラチナホワイトパールマイカには一歩及びませんでしたが、ツートップの位置を確保。
この2色と比べ、他のカラーは流通台数が格段に少なくなっています。
3位のスパークリングブラックパールクリスタルシャインも、台数的には人気カラーとは言い難いですね。
また、定番カラー御三家の一角シルバーメタリックも、カローラツーリングでは振いませんでした。
そして人気ランキングのワーストは、意外にも無難なスーパーホワイトⅡ。
流通台数はダークブルーマイカメタリックやセンシュアルレッドマイカをも下回りましたが、多くのユーザーにとってソリッドの白は淡泊に見えてしまうのかもしれませんね。
カローラツーリングの高く売れるカラーはコレ!
※基準はプラチナホワイトパールマイカで設定しています。各色プラチナホワイトパールマイカに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
プラチナホワイトパールマイカ | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
ブラックマイカ | -6万 | -4万 | +6万 |
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン | -3万 | -17万 | |
シルバーメタリック | -13万 | -20万 | -19万 |
ダークブルーマイカメタリック | |||
センシュアルレッドマイカ | |||
スーパーホワイトⅡ | -17万 | -13万 |
1年落ちの価格差は、ランキング2位のブラックマイカでさえプラチナホワイトパールマイカより6万円も下がってしまいます。
シルバーメタリックともなるとリセールが13万円も低いので、余程シルバーが好きな場合を除き避けた方が良いでしょう。
3年落ちではプラチナホワイトパールマイカとブラックマイカの差は縮みますが、それでも4万円の差が付きます。
他のカラーは価格差が更に開いてしまうので、買い替えの時に悲しくなりそうですね。
面白いのは5年落ちのケースで、ブラックマイカに限りプラチナホワイトパールマイカより6万円高くなっています。
このことから、短期間で手放す予定ならプラチナホワイトパールマイカが、長く乗ってから手放すならブラックマイカがおススメです。
この2色以外のカラーはリセールが非常に厳しいので、乗り潰すつもりで選んだ方がいいですね。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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