過去半年間の全国の業者オークション流通車両(約450万台)から、カムリの人気色・カラーのランキングと色別の買取相場の差をプロの車屋が本気で調査しています。
新車のカラー選びや1年後~5年後に高く売れる色の目安の参考にしてみてください。
市場の流通台数から見るカムリの人気色ランキング
1位 プラチナホワイトパールマイカ 170台
- カラーナンバー 089
カムリの流通台数1位は、定番のプラチナホワイトパールマイカです。
美しい光沢のあるホワイトが、カムリのプレミアム感をフルに引き出します。
WSでは、ブラックルーフの2トーンカラーを選ぶことも可能です。
2位 アティチュードブラックマイカ 82台
- カラーナンバー 218
アティチュードブラックマイカが流通台数の第2位です。
カムリを迫力たっぷりに演出してくれる点では、右に出るカラーはないでしょう。
マイカ塗装の特性で、光の当たり具合で微妙に表情が変わる点も魅力です。
3位 プレシャスメタル 22台
- カラーナンバー 1L5
シルバー系のプレシャスメタルが流通台数の3位に入りました。
新技術を取り入れた塗装により、その名に相応しい高級感を実現しています。
4位 エモーショナルレッドⅡ 19台
- カラーナンバー 3U5
過度な華やかさを抑えた情感溢れる赤、エモーショナルレッドⅡ。
この色合いなら、女性のみならず男性でも抵抗なく乗れるでしょう。
WSなら、一段とお洒落なブラックルーフの2トーンカラーも選べます。
5位 ダークブルーマイカメタリック 7台
- カラーナンバー 8W7
スポーティな雰囲気が魅力のダークブルーマイカメタリック。
無料で選べるカラーなのに、有料カラーさながらの美しい光沢を誇ります。
それだけに、WSでしか選べないのが残念なところです。
カムリの人気カラーランキング総評
カムリでは、プラチナホワイトパールマイカがアティチュードブラックマイカにダブルスコアの差を付けて流通台数1位となっています。
無料カラーのアティチュードブラックマイカを選ぶユーザーより、33,000円の有料カラーのプラチナホワイトパールマイカを選ぶユーザーがずっと多いのは興味深い現象です。
白は黒ほどお手入れに気を使わずに済むことや、後ほど説明するようにリセールバリューが高いことが要因かもしれません。
3位以下のカラーの流通台数は遥かに少なく、いずれも「不人気カラー」となっています。
3位のプレシャスメタルはもっと人気が出てもおかしくない色ですが、55,000円の有料色であることが影響しているようです。
ダークブルーマイカメタリックは、本来であればエモーショナルレッドⅡと同程度の流通台数があっても良いはずですが、WSでしか選べない点が響いています。
カムリの高く売れるカラーはコレ!
※基準はプラチナホワイトパールマイカで設定しています。各色プラチナホワイトパールマイカに対して、±○○円と記載しているので、色による買取相場の差が分かります。
ボディカラー色 | 1年落ち価格差 基準色に対して |
3年落ち価格差 基準色に対して |
5年落ち価格差 基準色に対して |
プラチナホワイトパールマイカ | ±0 基準色 | ±0 基準色 | ±0 基準色 |
アティチュードブラックマイカ | -4万 | -13万 | -2万 |
プレシャスメタル | -20万 | -30万 | -10万 |
エモーショナルレッドⅡ | -22万 | -35万 | |
ダークブルーマイカメタリック |
1年落ちのリセールを見ると、アティチュードブラックマイカはプラチナホワイトパールマイカよりリセールが4万円安くなっています。
新車購入時の価格はアティチュードブラックマイカが33,000円安いので、結果としてトントンというところですね。
プレシャスメタルやエモーショナルレッドⅡなど不人気カラーとなると、1年後の価格差が20万円以上も落ちてしまいます。
ダークブルーマイカメタリックはデータがありませんが、恐らく同じような価格差になるでしょう。
3年落ちのリセールでは、各色ともプラチナホワイトパールマイカに対する価格差が更に開いてしまいます。
しかし5年落ちでは価格差が縮まるので、プラチナホワイトパールマイカ以外のカラーを選ぶ場合は長く乗ることを前提にした方が良いでしょう。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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