今回中古ベンツCクラスワゴンを売る事にしました。
元々1年で売るつもりで、その間に販売で売れればいいかなと思っていましたが、コロナの緊急事態宣言解除後にオークション相場が上がり、2020年10月現在もオークション相場が良いので、このタイミングで売却する事にしました!
2019年12月に中古で買ったベンツCクラスワゴン、2020年10月現在いくらで売れる?
去年の12月に業者オークションで購入したCクラスワゴン。
車両データはこちらです。
メーカー | メルセデスベンツ |
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車名・グレード | Cクラスワゴン C200スポーツ本革仕様 |
排気量 | 2000cc |
年式 | 平成26年(2014年)12月 |
走行距離 | 59,000㎞ |
ボディカラー | ダイヤモンドホワイト 799 |
車検有効期限 | 令和3年(2021年)12月23日 |
ミッション | AT |
型式 | W205 RBA-205242 |
ドア数 | 5枚 |
乗車定員 | 5人 |
駆動方式 | 2WD |
燃料 | ガソリン |
点検記録簿 | あり |
修復歴 | なし |
装備品 | LEDヘッドライト、メーカー純正ナビ、フルセグTV、バックモニター、シートヒーター、純正エアサス、パワーバックドア、レーンキープアシスト、ステアリングアシスト、カラーヘッドアップディスプレイ、レーダークルーズコントロール、スマートキー&プッシュスタート |
2019年12月に購入しましたが、その時のオークション取引価格は179.5万円。
これに消費税や手数料・陸送費用が入って202.9万円で購入。そして登録費用、車検が付いていないので車検代、新品タイヤ4本分加えて、乗り出し価格は213.4万円でした。
2020年10月現在のオークション相場は?
まずは現在のオークション相場を見てみました。
いつもご依頼いただく無料ネット車査定を自分の車でやる感じです(笑)
去年購入時は179.5万円のオークション価格でしたが、今の相場だと190万~200万円の間で落札されそう。
と言う事で、通常であれば10か月経過してCクラスのフルチェンが近い事から150万円前後まで落ちても不思議ではないのですが、今の特殊な相場推移の中、なんと相場が上がっています!
この相場だと、オークション転売が前提の買取業者さんだと200万~202万円辺りが買取の限界値かな?と思います。
オークション転売ではなく、自社で直接中古車販売する前提での買取なら210~223万辺りが限界値、と言う見立てです。
ただMAXの223万では、仮に10社に査定してもらったとして、そのうちの1社が出せるかどうか、位の確率です。
すでに欲しいお客さんが付いている、常連さんで販売も同時など、よほど買取る側のタイミングが合わなければ、どんなに高くてもオークション仕入れより下で買い取りたいのが、買い取る側の本音です。
なので、そこまでギリギリを狙わずに、今回は215万円を目標売却金額としました!
普通に200万超えれば十分に高いんですけどね・・
ちなみに国産車のディーラー査定では130~140万円、値引き分が入って150万円前後、との事でした。
中古ベンツを高く売るための心理戦
中古車を高く売るには複数社を一同に集めて最低ボーダーラインを設けて、今回で言えば200万円をボーダーラインにして「200万円以上になれば一番高い所に売ります!」とやる方法があります。
即決を条件に一発勝負で価格を出してもらえば、215万をクリア出来るかもしれません。
ただこの方法だと仮に208万円が最高値だったら、200万を超えれば即決が条件なので、208万円で売る事になってしまいます。(即決を条件にしないと各社限界値を出してくれません)
208万円でも十分に高いのですが、相場を見ると前述の見立てのように215万の可能性があります。
なら「210万円」をボーダーラインにしたら?と思いますが、そうするとオークション転売で利益を得るラインを超えてしまうので、入札する前に「うちではそこまで出せません」と降りてしまう業者さんが出てしまいます。
そうなると他の業者さんも「あそこは降りるのか・・」と引いてしまい、価格提示の意欲が減少する可能性があります。ボーダーラインの200万でも十分高いので・・(本来なら170~190万の間で買い取りたいはずです)
なので、215万ギリギリ出せるかもしれない業者さんが居たとして、他社が入札前に降りる事で警戒してしまい、本来215まで行ける所が210万でストップ、なんて事も考えられます。
手間をなるべく掛けずにそれなりに高く売るなら、一発勝負の入札で全然いいのですが、今回は1社ずつ査定してもらい、あくまで215万円を目指すことにしました!
中古ベンツを売る!いくらで売れた?
215万で売るには、自社で直接在庫を持って中古車販売する業者さんに売らないと、目標金額をクリアできません。
そこで以前色々売却してきた買取業者さんから在庫販売する業者さんをピックアップして、さらに近場で輸入中古車を販売している中古車販売店もピックアップしました。
中古車販売店も含めた業者を探すには、カーセンサーが便利です。
カーセンサーの一括査定なら大手買取店を含めた地場の小売り業者も表示されるので、直接在庫にする可能性が高く、高値売却の期待値が高いです。
ここに表示されなくても、カーセンサー内で中古車販売店を検索して、同価格帯のメルセデスベンツを売っている中古車販売店に直接問い合わせてもいいでしょう。
チェックボックスのレ点を外せば希望しない業者さんには査定依頼されないので、不要な電話の着信も防げます。
今回はC社とN社とB社の3社に申し込みました。
買取業者とアポを取るコツ
今回は1社ずつ査定してもらうので、個別に直接電話でアポを取ってもいいのですが、断然一括査定からの申し込みが有効です。
なぜなら一括査定で申し込むと、大手買取店ならまずコールセンターに繋がってそこから該当地域内の店舗にアポを取る、と言う流れになります。
そうすると、当然一括査定経由での申し込みと分かっているので、他社と競合する前提で話が進みます。
今回の場合は、同じ日時に来てもらっての入札方式ではないので、各社とも日時をずらす訳ですが、各社には「御社の査定が一番最初です」と伝えます。
おそらく向こうから「他社さんとお約束されましたか?」と聞かれるので「他社さんは翌日にしてもらいました」とか「後の時間に来てもらいます」と伝えるといいでしょう。
全ての買取店に「おたくが初めて(一番手)の査定です。他社はこの後です。」と伝えましょう。
そうすれば、買取業者さんはうちが一番手と認識して「この後他社が来るなら、その前にうちに決めてもらおう」となります。
そこへ
- 車の手放しはいつでもOK
- 希望金額になれば即決(この場で契約)する
この2点を伝えれば、1社目と言う事もあって高ブレしてでも買取してくれる可能性が高くなります。
これが3社目4社目となると、前の業者さんの査定額を聞いて、良くも悪くも他社の動向を見ながらそこに少しの上乗せで決めようとしてくるので、上限値まで突っ込んだ価格は出にくくなってしまいます。
買取る側も1社目が一番頑張れる、売る方も1社目が一番期待値が高いので、全社1社目と言う体にします(すみません)。
1社目 C社の査定は?
まず1社目です。
こちらの業者さんは、以前アポを取ったのですが、査定してもらう前に他で決めてしまったので、罪悪感から今回は一番最初に来てもらいました(笑)
大手ですが自社で中古車販売もやっているので、在庫前提での買取を期待します。
一括査定からの申し込みなので「他社さんはどうですか?」と必ず聞かれます。
そこで「1社目です。希望金額(215万)になれば即決しますし、ならなければ明日別の買取業者さんに査定してもらいます。それでもダメなら地場の中古車販売店を考えてます。」と言う感じて伝えます。
その215万はどこから来たのですか?と聞かれたので「ネットとかカーセンサーの売値とか色々見て調べて自分で出しました」と伝えました(笑)
すると
C社「かなり高いですね~」
C社「仮にですけど、200とか205ではダメですか?」
と言う感じで話は進んで行きますが、215万は出せないようです。
C社「うちでは200を超えられるかどうかですね。215は絶妙な数字ですね」と言われました。
自分「直接中古車で販売するところなら、出なくもないかなと思ったんですが」
C社「そこなんですよねー。うちでも販売をやっているので、販売から欲しいと言われれば頑張れるのですが・・」
と言う感じでした。
215万には届かなかったので、次の業者さんにあたって見ます。
2社目 N社の査定は?
N社にも「おたくが1社目です」と伝えました(すみません!)。
そこで希望額を伝えて「215万にならなければ、明日B社に査定してもらいます」と前述と同じようなやり取りをして、結果を待ちます。
N社に「もし215が出れば、車はこの場で持って行ってもいいですか?」と言われたので、もちろんOKしました。そう言われてもいいように、車の中は事前に空っぽにしてあります(笑)
そこから店長に電話したり30分くらい掛かりましたが「うちで輸入車を販売しているところが欲しいと言ってきたので、215万で買い取ります!」と来ました。
大成功です!!ありがとうございます(^^)
中古ベンツCワゴンの買取額決定!
と言う感じで、今回は運よく2社目で希望の215万円が出たので、大満足で売却しました。
仮に業者オークションに出品して200万円で落ちれば、220万の手取りになる可能性もありますが、それ以下の可能性もあるので、オークション会場への搬入や出品表を書く手間、流れた場合の手間や相場が落ちるリスクを考えると、215万で売れれば大満足と言う結果です。
10ヶ月乗って乗り出し価格の213.4万円より高く売れたので、相場が上がっていて本当にラッキーでした。
緊急事態宣言中の4月はかなり相場が下がったので、秋以降の売却は厳しいかなーと思っていましたが、まさかこんな相場推移になるとは、予想してませんでしたね。
と言う事で、中古ベンツCワゴンの売却記でした。
次の車は検討中ですが、新車にするかもしれません。
オークション相場が下がってきたら、また中古の輸入車でも買ってみようかなと思います!
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。