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新車購入時の自動車ローン利用法

新車購入時のローンにもいろいろ種類がある。それぞれのメリット・デメリットを紹介。

車は高額な商品です。欲しい車が高額になるほどローンを利用する人も多いでしょう。ここでは失敗しない自動車ローンの利用法を紹介します。

一般的なディーラーローンを組む

自動車ローンを組む場合、一番利用しやすいのがディーラーローンです。

ディーラーローンとは、販売店の提携しているクレジット会社から融資を受けるというものです。

一定の収入がある成人で、過去にローントラブルを起こしていなければ大抵は審査に通ります。

また未成年者は親の同意書が必要になります。

申し込みは販売店で用意した所定の用紙に必要事項を記入すれば、手続きは販売店がやってくれます。

このように利用法は簡単なのですが、年齢や収入によっては連帯保証人が必要になります。普通は両親などになってもらうケースが多いですね。

収入に対して借りる金額が多くなると、第三者の連帯保証人が必要になったり融資金額を制限される場合もあります。

金利は5%~8%台が中心です。低金利キャンペーンなどが行われていれば、対応車種なら2%台、3%台の金利でローンが組めるでしょう

銀行でローンを組む

銀行や信用金庫のマイカー購入ローンは、実質年率2%~4%台が多く、ディーラーローンと比べると金利は安いです。

その分条件が厳しく、年齢制限や年収制限が設けられています。一定の収入が無い未成年者や学生は利用できません。

希望する金額が多くなると、年収に応じて融資できる上限が決められているので、希望する金額が受けられない場合もあります。

返済期間は5年までから7年までと、長期で借りる事が出来ます。ボーナス時に増額する事も出来ます。

申し込みは、販売店の見積書や契約書が必要になります。ディーラーローンに比べて手間が多くなり、審査期間が長いなどデメリットに感じる部分があります。

労金・JAでローンを組む

ディーラーローンと比べて金利が低いです。借りる際に手数料、保証金が必要になります。

担保、保証人は原則として不要ですが、保証機関の条件により連帯保証人が必要な場合があります。

また未成年者は親権者の同意及び連帯保証人が必要です。

ボーナス払いが併用できます。返済期間は7年までと長期で借りる事が出来ます。

申し込みには各種書類、販売店の見積書または注文書 が必要です。

その他オートローン

ディーラーや販売店が提携している信販会社以外でも自分でオートローンを申し込んで、ローンを組む事が出来ます。

ネットで「低金利 ローン 車」などで検索すると良いでしょう。

以下のリンク先では、サブディーラーの扱いですが。低金利オートローンで新車を扱っています。

金利0.1~2.9%
金利0.9~3.9%

ローンシミュレーション
毎月の支払い金額が幾らになるのか?シミュレーションすることが出来ます。

残価設定ローンで新車を買う

残価設定ローンとは、あらかじめ3~5年後の下取り価格を差し引いた残りの金額を、3~5年間月々払っていくというものです。(支払期間を選べます)

例えば3年後の下取り価格(残価)を50%に設定している場合が多いので、残りの50%分を金利を含めて3年間払っていけば良いので、月々の支払い額を低く抑えられます。

ただ、金利は残りの50%の残価に対しても掛かるので、低金利を謳っていてもこの残価に掛かる金利分を考慮に入れると、決して安くはありません。

3年間に掛かる金利総額を確認して、よく検討する事が必要でしょう。

3年後にそのまま乗り続けるか、売却するか、買い換えるか選択できます。

そのまま乗り続ける場合は据え置きの分を一括で支払うか、再度ローンを組む事も出来ます。

売却する場合は、3年後の査定価格が据え置き価格よりも高ければ、その差額を受け取る事が出来ます。

事故や過走行、キズ凹み、その車両の人気度などで据え置き価格を下回ると、その差額を支払わなければなりません。

下取りの高い人気車を選んだり、走行距離も年間1万キロ程度に収まるなら、3年後の査定価格も高くなるでしょう。

支払う金利手数料が多くなるので、信販会社からディーラーに入るバックマージンがある事から、新車の値引きはどちらかと言うと多くなる傾向なので、メリットと言えます。

ローン期間中でも通常のローンと同じように売却する事が可能です。その際、売却金額よりも残った元金の方が多ければ、追い金を払って清算する必要があります。

また、3年後に必ずディーラーへ返す必要はありません。

ディーラーよりも高く買取ってくれる買取専門店などに売っても構いません。

ディーラーの残価よりも高くなれば、それだけ戻ってくる金額が多くなるので、残価設定ローンで購入したら、売却時は買取店も検討するようにしましょう。

新車ローンを組む時に頭金はいくら必要?

頭金がゼロでも審査に通ればローンを組む事は出来ます。(ただし諸費用分は現金で支払う場合が多いです)

しかし頭金ゼロでは月々の支払額も多くなりますし、支払い回数も多くなり、利息分もばかになりません。

理想は諸費用分を除いた金額の3分の1~4分の1は、頭金として入れたい所です。

しかし予算の都合もあるので月々支払える無理の無い金額になるように頭金を入れましょう。

新車ローンの支払い回数は何回が良い?

支払い回数は短ければ短いほど利息が抑えられるので良いですが、短くなると月々の負担が増えてしまいます。

出来れば3年・36回払いまでで抑えたいですね。4年・48回が限度くらいに考えておいたほうが良いかもしれません。

経験上3年でも十分長いですが、3年を超えるとさらにホントに長く感じます。。

新車ローンの均等払いとボーナス併用

均等払いもボーナス併用払いも、総支払額で見ればそれほど大差ありません。

自分の給与形態や生活スタイルに合わせて選択すると良いでしょう。

ボーナス併用時は余計なお世話ですが、、車にばかりつぎ込まないで、予定ボーナス額の5分の1以下に抑えたいですね。

新車ローン金利の値引き

販売店で新車を購入する場合、交渉次第でローンの金利を引き下げる事が出来ます。

管理人も新車購入時にローンで購入しましたが、皆引き下げに成功しています。

ディーラーなどの低金利キャンペーンの期間が過ぎても、交渉して適用となるケースもあります。

ローン中の車買い替え・車売却

これも問題なく出来ます。

ローン中の車は所有名義がクレジット会社になっています。

そのままでは勝手に車を処分できないので、残金を清算し所有名義を自分の名義にする所有権解除の手続きをすれば、売却が可能です。

と言っても自分で現金を用意して一括返済、名義変更をしてからから売る、と言った面倒な事をやる必要はありません。

ローン残金は下取り額分から清算するのが普通ですが、足りない場合は負担する必要があります。

ローン中の車を売る場合でも、ディーラーや買取店に言われた書類を用意するだけで、手続きはディーラー・買取店が無料で代行してくれます。

残価設定ローンも同じ考え方なので、ローン中の売却やディーラー以外の買取店へ売る事が可能です。(管理人は残価設定ローン中に何度も車を買取店へ売却しています)

ただ、残価を設定している分、通常のローンより元金が多いので、車の売却金額が残債より少なくなるケースもあります。

その場合は、売却金額+追い金を払って清算となるので、残っている残債金額を確認して、売却するかを検討しましょう。

下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】

新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。

やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。

ディーラーの下取り金額に騙されるな!?

新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。

しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。

本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。

また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約につなげる事が出来ます。

ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・

ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも査定してもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

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