2022年8月に7年ぶりのフルモデルチェンジを受けたシエンタが気になっている人は多いことでしょう。
グレード選びにあたり、特に
- ハイブリッドGとハイブリッドX、お買い得なのはどっち?
- ガソリン車のZとGの違いはどこ?
- ハイブリッドとガソリン車のどちらを選ぶべきか?
などが悩みどころではないでしょうか?
そんな悩みを解決できるよう、ここではシエンタの売れ筋グレード同士の違いや、アクセルの踏み間違い防止機能の付いたおすすめグレードなどを紹介します!
また当社中古車販売店ならではの、業者オートオークション取引台数から割り出した、売れているグレードの人気ランキングと、3年後のリアルなリセール予測も紹介しているので、シエンタのグレード選びの参考にどうぞ。
シエンタのグレード一覧
グレード名 | 価格 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
X (5人乗り) | 1,950,000 | 18.4 |
X (7人乗り) | 1,990,000 | 18.3 |
G (5人乗り) | 2,300,000 | 18.4 |
G (7人乗り) | 2,340,000 | 18.3 |
Z (5人乗り) | 2,520,000 | 18.4 |
Z (7人乗り) | 2,560,000 | 18.3 |
ハイブリッドX (5人乗り) | 2,380,000 | 28.8 |
ハイブリッドX (7人乗り) | 2,420,000 | 28.5 |
ハイブリッドG (5人乗り) | 2,650,000 | 28.4 |
ハイブリッドG (7人乗り) | 2,690,000 | 28.2 |
ハイブリッドZ (5人乗り) | 2,870,000 | 28.4 |
ハイブリッドZ (7人乗り) | 2,910,000 | 28.2 |
ハイブリッドX E-Four (5人乗り) 4WD | 2,578,000 | 25.3 |
ハイブリッドX E-Four (7人乗り) 4WD | 2,618,000 | 25.3 |
ハイブリッドG E-Four (5人乗り) 4WD | 2,848,000 | 25.3 |
ハイブリッドG E-Four (7人乗り) 4WD | 2,888,000 | 25.3 |
ハイブリッドZ E-Four (5人乗り) 4WD | 3,068,000 | 25.3 |
ハイブリッドZ E-Four (7人乗り) 4WD | 3,108,000 | 25.3 |
シエンタのグレード一覧を見ても価格が分かるだけで、グレードの違いや装備は分かりませんね。ここから気になる人気グレードの違いを詳しく説明します!
シエンタの売れ筋グレードを比較!グレード間の装備の違いと価格差は妥当か?
シエンタの装備は、トヨタ発表の公式装備一覧表を基にしています。
ハイブリッドGとハイブリッドXの違い
比較項目 | ハイブリッドG |
---|---|
装備の違い | ヒーター付ドアミラー ドライブレコーダー ブラインドスポットモニター パーキングサポートブレーキ (後方接近車両) バックガイドモニター デュアルパワースライドドア 充電用USB端子×3+通信用USB端子×1 運転席シートバックスマホポケット ディスプレイオーディオ+6スピーカー ETC車載器 |
価格 | 5人乗り:2,650,000円 7人乗り:2,690,000円 |
比較項目 | ハイブリッドX |
---|---|
装備の違い | 助手席側パワースライドドア 充電用USB端子×2 2スピーカー |
価格 | 5人乗り:2,380,000円 7人乗り:2,420,000円 |
価格差:ハイブリッドGの方が270,000円高い
シエンタのハイブリッドGとハイブリッドXの比較です。
27万円高いハイブリッドGは安全装備や快適装備が充実している他、ドライブレコーダーやETC車載器まで備わるなど、ハイブリッドXにかなり差を付けます。
あると特に便利な装備を赤字で示したぞ。以下で解説しよう!
ドライブレコーダー
※ハイブリッドXは187,000円~でメーカーセットオプション設定
事故の際の証拠確保の手段として、ドライブレコーダーは今や欠かせない装備になっています。
ハイブリッドGでは、このドライブレコーダー (前方録画機能) を標準装備。
車載カメラの映像を内蔵メモリに録画し、その映像はディスプレイオーディオ画面で再生できます。
ブラインドスポットモニター
※ハイブリッドXは187,000円~でメーカーセットオプション設定
隣車線の後方約60m以内から接近する車両を検知すると、ドアミラー鏡面のインジケーター点灯でお知らせ。
更にその方向にウインカーを出すとインジケーターが点滅し、ドライバーに注意を促します。
車線変更時に死角から迫る車に気づかずヒヤッとした経験があると思いますが、この装備があればそんなこともなくなるでしょう。
パーキングサポートブレーキ (後方接近車両)
※ハイブリッドXは187,000円~でメーカーセットオプション設定
バックでの出庫時に後方左右から接近する車両を検知すると、表示とブザーでドライバーに注意を促します。
更に衝突の危険性が高い場合は自動ブレーキを掛け、衝突被害を軽減または防止してくれるので安心です。
デュアルパワースライドドア
スマートキーを携帯していればドアノブのスイッチを押すだけで解錠・ドアオープンができるパワースライドドアは、荷物を持っている時や子供を抱いている時などに重宝します。
ハイブリッドGではパワースライドドアを左右に標準装備。
運転席側が手動スライド式となるハイブリッドXと比べ、利便性の差は明らかです。
ディスプレイオーディオ+6スピーカー
※ハイブリッドXは187,000円~でメーカーセットオプション設定
「コネクティッドナビ」に対応した8インチHD画面のディスプレイオーディオを標準装備。
AM/FMチューナーやUSB端子、スマホ連携機能なども備わる多機能を誇ります。
また合計6つのスピーカーを搭載するので、音声も臨場感豊かです。
ハイブリッドGはハイブリッドXよりも装備がかなり充実しているので、27万円高いだけの価値はあるぞ。予算面で少々厳しくても、頑張ってハイブリッドGを選んだ方が後悔しないだろう。
ハイブリッドZとハイブリッドGの違い
比較項目 | ハイブリッドZ |
---|---|
装備の違い | バイビームLEDヘッドランプ (オートレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ LEDライン発光テールランプ 停止保持機能付レーダークルーズコントロール アダプティブハイビームシステム ドライバー異常検知システム エレクトロシフトマチック 本革巻きステアリングホイール オプティトロンメーター+7インチマルチインフォメーションディスプレイ 後席用サンシェード ハンズフリーデュアルパワースライドドア 消臭・撥水撥油機能付ファブリックシート表皮 運転席アームレスト |
価格 | 5人乗り:2,870,000円 7人乗り:2,910,000円 |
比較項目 | ハイブリッドG |
---|---|
装備の違い | 2灯LEDヘッドランプ (マニュアルレベリング機能付)+ターンランプ+クリアランスランプ LEDテールランプ レーダークルーズコントロール オートマチックハイビーム ストレート式シフトレバー ウレタンステアリングホイール アナログメーター+4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ デュアルパワースライドドア ファブリックシート表皮 |
価格 | 5人乗り:2,650,000円 7人乗り:2,690,000円 |
価格差:ハイブリッドZの方が220,000円高い
シエンタのハイブリッドZとハイブリッドGの比較です。
ハイブリッドZは22万円高額ですが、その分安全装備や快適装備が充実しています。
特にニーズの高い装備を赤字で示したので、以下で解説しよう!
停止保持機能付レーダークルーズコントロール
先行車と一定の車間距離を保ちながら自動追従走行するレーダークルーズコントロールは、シエンタの全車に標準装備されます。
更にハイブリッドZでは渋滞時に一旦停車した後も自動で停車を保持し続ける機能が付くため、ブレーキペダルを踏み続ける必要がありません。
他のグレードでは停止保持機能は備わらないので、ロングドライブ時の疲労感で差が付きます。
アダプティブハイビームシステム
夜間にハイビーム走行中に先行車や対向車を検知すると、自動で照射範囲を調整します。
相手への幻惑を防ぎながら視界の効くハイビーム走行を維持できるのは、安全上大きなメリットです。
他のグレードは先行車や対向車を検知すると自動でロービームに切り替わるため、その間は視界が低下してしまいます。
ドライバー異常検知システム
車線維持支援装備のレーントレーシングアシストを使って走行中、一定時間ドライバーの運転操作がないとシステムがドライバーに異常があったと判断。
音と表示でドライバーに報知すると同時に、他車にハザードランプやストップランプ、ホーンで異常を知らせながら自動で停車します。
更に通信機能を使っての救援要請やドア解錠も自動で行うので、体調に異変があっても安心です。
エレクトロシフトマチック
シフトポジションを電動制御するエレクトロシフトマチックを採用。
通常のストレート式シフトレバーよりも力を使わずスムーズなシフトが可能です。
ハンズフリーデュアルパワースライドドア
※ハイブリッドGは33,000円~でメーカーオプション設定
スマートキーを携帯していれば、フロア下部に足をかざすだけでスライドドアが電動開閉します。
手を使わずにドアがオープンするので、両手が荷物で塞がっている時などに便利です。
ハイブリッドZは安全性も快適性もハイブリッドGより高いので、22万円高いだけの価値はあるぞ。予算の制約がないなら是非おススメしたい!
ZとGの違い
比較項目 | Z |
---|---|
装備の違い | バイビームLEDヘッドランプ (オートレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ LEDライン発光テールランプ アダプティブハイビームシステム 本革巻きステアリングホイール オプティトロンメーター+7インチマルチインフォメーションディスプレイ 後席用サンシェード ハンズフリーデュアルパワースライドドア 消臭・撥水撥油機能付ファブリックシート表皮 運転席アームレスト |
価格 | 5人乗り:2,520,000円 7人乗り:2,560,000円 |
比較項目 | G |
---|---|
装備の違い | 2灯LEDヘッドランプ (マニュアルレベリング機能付)+ターンランプ+クリアランスランプ LEDテールランプ レーダークルーズコントロール オートマチックハイビーム ストレート式シフトレバー ウレタンステアリングホイール アナログメーター+4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ デュアルパワースライドドア ファブリックシート表皮 |
価格 | 5人乗り:2,300,000円 7人乗り:2,340,000円 |
価格差:Zの方が220,000円高い
シエンタガソリン車のZとGの比較です。
ZとGの価格差はハイブリッドZとハイブリッドGの価格差と同じ22万円。
しかしGの装備はハイブリッドGに準じますが、ZはハイブリッドZと比べ省かれている装備があります。
先ほど紹介し切れなかった装備を赤字で示したので、以下で解説するぞ。
バイビームLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ
1灯のLED光源でハイビーム・ロービームを兼ねるバイビームLEDヘッドランプを採用。
またターンランプやクリアランスランプにもLEDを採用し、バッテリー負担の少なさとクールなルックスを両立させています。
本革巻きステアリングホイール
高級感のある本革巻きステアリングホイールを採用。
運転中常に手で触れている部分だけに、ウレタンステアリングホイールと比べ手触りが良い点は無視できないメリットです。
オプティトロンメーター+7インチマルチインフォメーションディスプレイ
自発光式のオプティトロンメーターと、高精細な7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用。
マルチインフォメーションディスプレイにはタコメータを表示できます。
先進的なルックスと視認性の良さは、Gのアナログメーター+4.2インチマルチインフォメーションディスプレイに対するアドバンテージです。
消臭・撥水撥油機能付ファブリックシート表皮
※Gは29,700円~でメーカーセットオプション設定
通常のファブリックシート表皮と異なり、消臭機能と撥水撥油機能が付きます。
食べこぼしなどによる臭いが気にならず、汚れも落ちやすいので小さいお子さんのいるファミリーにピッタリです。
ファブリックならではの手触りの温かさと、水や油を弾く機能が両立している点は評価できます。
運転席アームレスト
運転席左側に、フック付のアームレストを装備します。
肘を掛けながらリラックスして運転できるので、疲労軽減につながります。
またフックは買い物袋などを下げるのに便利です。
ZはハイブリッドZよりも装備が省かれているのが少々不満だ。これでGと22万円の価格差なら、コストパフォーマンスはGの方が高いと言えるだろう。
シエンタハイブリッドZとガソリン車Zの違い
比較項目 | ハイブリッドZ |
---|---|
パワートレインの違い | 1.5Lエンジン+モーター |
装備の違い | ばね上制振制御 停止保持機能付レーダークルーズコントロール 車両接近通報装置 ドライバー異常時対応システム エレクトロシフトマチック EVドライブモードスイッチ |
価格 | 5人乗り:2,870,000円 7人乗り:2,910,000円 |
比較項目 | ガソリン車Z |
---|---|
パワートレインの違い | 1.5Lエンジンのみ |
装備の違い | レーダークルーズコントロール ストレート式シフトレバー 10速シーケンシャルシフトマチック |
価格 | 5人乗り:2,520,000円 7人乗り:2,560,000円 |
価格差:ハイブリッドZの方が350,000円高い
シエンタのハイブリッドZとガソリン車Zの比較です。
最大の違いはパワートレインで、ハイブリッドはエンジンとモーターを搭載するのに対し、ガソリン車はエンジンのみとなります。
また同じZグレードでありながら、ハイブリッドZには車体の前後方向の揺れを抑えるばね上制振制御や、レーダークルーズコントロールの停止保持機能、ドライバー異常時対応システムなどZにはない装備が付くのも相違点です。
こうした装備の差や燃費性能の差を考えると、ハイブリッドZを選びたくなるのが人情かもしれません。
しかし35万円の価格差は大きいので、コストパフォーマンス重視ならガソリン車Zの選択もありです。
なおライバルのフリードもハイブリッドとガソリン車の価格差は約35万円なので、シエンタのハイブリッドの価格設定は妥当と言えます。
アクセル踏み間違い防止機能の付いたシエンタのグレードは?
シエンタは全グレードにアクセル踏み間違い防止機能のパーキングサポートブレーキ (前後方静止物) が標準装備されます。
シエンタの売れ筋人気グレードランキングと販売比率2023年9月現在
シエンタのグレードがどうしても決められない場合、売れ筋の人気グレードや販売比率を参考にする方法もおススメです。
実際の販売台数を調査して、シエンタの人気グレードをランキングにしてみました。
※売れ筋グレードランキングの根拠は、過去3か月間の中古車オートオークション(USS,TAA,HAA,CAA,JU,アライ,ベイオーク,ミライブ他)での合計取引台数を元にランキングしています。
順位 | グレード名 | 台数と販売比率 | 当年~1年落ちのリセール |
---|---|---|---|
1位 | ハイブリッド Z | 94 (61.4%) |
94.9% |
2位 | 1.5 Z | 34 (22.2%) |
91.0% |
3位 | ハイブリッド G | 14 (9.1%) |
89.9% |
4位 | 1.5 G | 10 (0.4%) |
85.8% |
シエンタ ハイブリッドZの流通台数が最も多く、売れ筋グレードランキング1位です。
続いて1.5 Zが2位にランクインしていますが、全般的にガソリン車よりもハイブリッドの人気が高くなっています。
シエンタのおすすめグレードはコレ!
- シエンタ G (ガソリン車)
- シエンタ ハイブリッドZ
シエンタ G (ガソリン車) のおすすめの理由
シエンタのグレード展開は、基本的にハイブリッド3タイプ、ガソリン車3タイプの全6タイプです。
このうち最もコストパフォーマンスが高いのは、ガソリン車Gです。
装備はZと比べると物足りなさがありますが、Xよりは充実しているので大きな不満を持たずに済むでしょう。
またハイブリッドGと比べ35万円も安く、燃費は劣るもののお買い得感があります。
価格と性能・装備のバランスの点では、ガソリン車Gがベストです。
シエンタ ハイブリッドZのおすすめの理由
とにかく人気グレードを選んでおけば安心、という観点ではハイブリッドZがベストチョイスになります。
多くの人が選んでいる安心感に加え、ハイブリッドZは最上級グレードなのでフル装備という点も魅力です。
安全性・快適性が全グレード中トップである上、ハイブリッドの好燃費も加わるので申し分ありません。
金額は張りますが、買った後の満足度はナンバーワンと言えるでしょう。
シエンタおすすめグレードの乗り出し価格は
シエンタのおすすめグレードの見積シミュレーションを公開します。
値引きや人気オプションを含めたリアリティのある乗り出し価格です。
シエンタ G (ガソリン車) の乗り出し価格
グレード名 | シエンタ G (7人乗り) |
---|---|
車両本体価格 | 2,340,000円 |
メーカーオプション名 | ホワイトパールクリスタルシャイン ディスプレイオーディオプラス |
メーカーオプション価格 | 122,100円 |
ディーラーオプション名 | サイドバイザー フロアマット |
ディーラーオプション価格 | 60,500円 |
諸費用 | 215,897円 |
車両目標値引き | ▲100,000円 |
オプション値引き | ▲12,000円 |
乗り出し価格 | 2,627,497円 |
メーカーオプションは人気ボディカラーのホワイトパールクリスタルシャインと、車載ナビが備わるディスプレイオーディオプラスを選択、ディーラーオプションは定番のサイドバイザーとフロアマットを選び、乗り出し価格262.7万円となりました。
シエンタ ハイブリッドZ ガソリン車の乗り出し価格
グレード名 | シエンタ ハイブリッドZ (7人乗り) |
---|---|
車両本体価格 | 2,910,000円 |
メーカーオプション名 | ホワイトパールクリスタルシャイン ディスプレイオーディオプラス 天井サーキュレーター |
メーカーオプション価格 | 149,600円 |
ディーラーオプション名 | サイドバイザー フロアマット |
ディーラーオプション価格 | 60,500円 |
諸費用 | 122,597円 |
車両目標値引き | ▲100,000円 |
オプション値引き | ▲12,000円 |
乗り出し価格 | 3,130,697円 |
メーカーオプションは天井サーキュレーターをプラス、ディーラーオプションは先ほどと同じものを選び、乗り出し価格は313万円となりました。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。