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シエンタハイブリッドの乗り心地を試乗でチェック!街乗りと高速で乗り心地に違いはあるのか検証しました

シエンタハイブリッドの乗り心地を試乗でチェック!街乗りと高速で乗り心地に違いはあるのか検証しました

トヨタのミニバン「シエンタ」の購入を検討されている方にとって、乗り心地が良いのかどうかはかなり気になるポイントではないでしょうか?

運転する本人はもちろんのこと、乗っている家族みんなが車内で快適に過ごすためには、乗り心地の良さは欠かせませんよね。

ただ、ディーラーの試乗では高速での乗り心地などを確認することができないのが、辛いところでしょう。

そこで、皆さんに代わってシエンタを1日レンタルし、街乗りと高速で乗り心地に違いがあるのかどうかを検証してみました。

シエンタのシートの座り心地は?

シエンタの前席

試乗したシエンタはハイブリッドの3列シート仕様で、グレードは一番廉価な「X」でした。

シート表皮は中間グレード「G」の上級ファブリックと異なり、ごく普通のファブリックですが、決して安っぽくは見えません。

運転席に座ってみると、ファブリックならではの暖かい感触と同時に座り心地の良さを感じました。

サイズにゆとりがあり、クッションも固過ぎず柔らか過ぎずの程よいさじ加減です。

2時間くらい運転し続けても、身体のどこかに痛みが生じることもありませんでした。

サポート性も十分で、ワインディングを走ったときも体をしっかり支えてくれました。

シエンタの前席の出来は思っていた以上に良く、これなら合格点が与えられます。

シエンタの2列目シートの座り心地

シエンタの2列目シート

シエンタの2列目シートは、タンブルして前方に折りたためるなど機能性を追及した構造になっています。

しかし、こうした制約がありながらも座り心地にも十分配慮されていることが分かりました。

座面、シートバックともサイズは十分で、クッションの厚みもしっかり確保されています。

また、ヘッドスペースに余裕があり、シートを後方にスライドさせればレッグスペースも十分なので、乗員はかなり快適に過ごせるはずです。

ただ、サポート性はあまり考慮されていない形状なので、ワインディング走行時は体を支えるために、足を踏ん張る必要があるかもしれません。

シエンタの3列目シートの座り心地

シエンタの3列目シート

シエンタの3列目シートは、前方にダイブインさせることができる構造になっています。

そのため座面、シートバックともクッションの厚みが十分確保できないのは、やむを得ないところです。

しかし、その割に座り心地は悪くなく、1時間くらいなら苦痛を感じることなく座っていられそうだと感じました。

また、レッグスペースやヘッドスペースもちゃんと確保されているので、決してオマケの3列目シートではなく十分実用になりそうです。

シエンタの街乗りの乗り心地は?

シエンタの運転席から見た一般道

写真は比較的舗装状態の良い国道を走行したときのものですが、このような道路でのシエンタの乗り心地はなかなか快適でした。

路面にちょっとした段差やうねりがあっても、上手にいなしてくれるので不快には感じません。

シエンタはミンバンとしては背が低い方なので、ロールを抑えるために無理に足回りを固める必要がないからでしょう。

また、185/60R15という比較的ハイトの高いタイヤを履いていることも、マイルドな乗り心地の一因になっていると思われます。

ルーミーのタイヤ

銘柄はダンロップのエコタイヤ「エネセーブ」でしたが、乗り心地もそこそこ良いタイヤです。

もし「ブリジストン・レグノ」のようなコンフォート系のタイヤに履き替えれば、さらに乗り心地が向上するかもしれません。(値段も高いですが。。)

しかし純正タイヤのままでも十分快適なので、交換はスリップサインが出てからでも遅くないでしょう。

また、ショックアブソーバーのダンピングも良好で、段差を超えた後にボディの揺れがすぐに収まります。

シエンタの乗り心地の良さがどこまで本物なのかを試すため、街中から少し外れ、路面状態の悪い山道を走ってみました。

シエンタの運転席から見た悪路

写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、路面はひび割れや補修跡だらけという酷い状況です。

シエンタは、こんな道路でも凸凹をうまくいなしながら十分快適な乗り心地を提供してくれました。

もちろん路面の悪さは体に伝わってくるのですが、ソフトな伝わり方でゴツゴツ感がないので、それほど不快には感じないのです。

大きな段差を乗り越えても、ガツン!という脳天に響くような衝撃はありません。

この乗り心地なら、舗装道路であれば大抵の場合大きな不満を感じることはないと思います。

シエンタの高速の乗り心地は?

シエンタで高速走行(無料画像を使用)

街乗りでは良好な乗り心地を提供してくれたシエンタですが、その印象は高速道路でも変わりませんでした。

変わらないというよりも、むしろ街乗りのとき以上にフラットで快適になる印象です。

目地段差を乗り越えたときも「トン!」という軽いショックは伝わってくるものの、マイルドなショックなので不快感はまったくありません。

また、その後の揺れも一発で収まります。

こうした高速道路での快適な乗り心地は、2,750mmというこのクラスとしては長いホイールベースのおかげもあると思いますが、サスペンションのセッティングがうまくいっていることが最大の要因でしょう。

これだけ優れた乗り心地を持つシエンタなら、高速道路を利用してのロングドライブも苦もなくこなせるはずです。

シエンタの乗り心地は街乗りでも高速道路でも快適!

シエンタのサイドビュー

シエンタの乗り心地を街乗りと高速道路で徹底的に検証しましたが、速度域や路面状況に関わらず快適な乗り心地が得られることが分かりました。

ミニバンの中には街乗りでは乗り心地が良くても高速道路では揺れが大きくなってしまったり、路面の荒れの影響を受けやすかったりする車種もありますが、シエンタはそうしたことがありません。

速度域の低い街乗りでも快適な乗り心地を提供しつつ、高速域になるほど一層フラットな乗り心地になる点は、大いに評価できます。

ただ、3列目シートの乗り心地は少し厳しくなるかもしれません。

シートの出来そのものが前席や2列目シートよりも劣ることや、後輪の車軸付近に座ることなどから、乗員に大きな揺れが伝わってしまうからです。

もし3列目シートに人を乗せて長距離を走らなければならない状況になったら、タイヤの空気圧を少し下げると改善される可能性があります。

シエンタの空気圧

デフォルトは240kPaになっていますが、20kPaくらい下げてみると良いかもしれません。

もし3列目シートに人を乗せる機会が多いなら、お金は掛かりますがホイールを純正の15インチから14インチにインチダウンするのもひとつの方法です。

そうするとタイヤの扁平率が下がり、エアボリュームが大きくなるので乗り心地が良くなります。

ただ、ハンドリングは少し劣化してしまいますが、そこは妥協のしどころですね。

逆に、かっこよさを優先させて16インチにインチアップしてしまうと、乗り心地が固くなるので要注意です。

運転している本人はそれでもかまわないと思っていても、家族から不満が出る可能性があります。

試乗したXには設定がありませんが、GやGクエロには195/50R16タイヤがオプション設定されています。

これらのグレードを購入する場合は、このオプションを選ぶ前に事前に家族会議が欠かせないでしょうね。

色々と書きましたが、少なくとも前席と2列目シートに座っていれば、何もいじらないままで十分快適な乗り心地に感じられるはずです。

同じハイブリッドシステムを搭載する「アクア」と比べると、乗り心地は2ランクくらい優れています。

もし乗り心地を重視するなら、アクアではなくシエンタ ハイブリッドの2列シート仕様を買うのも十分ありな選択でしょう。

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また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。

ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・

ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

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