新型マツダ2の4WDは、2WD(FF)に比べてどんな違いがあるのでしょうか。
当サイトでは、マツダ2の4WDと2WDを徹底比較!皆さんの新車を購入する参考にどうぞ。
マツダ2の4WDグレードの価格は?
売れ筋グレードにおける2WD車と4WD車の価格差は?
当サイト独自の調査によると、マツダ2 4WD車で一番の売れ筋グレードとなっているのは、1.5Lディーゼルターボエンジン搭載の中間グレード「15SプロアクティブSパッケージ」です。
同グレードの2WD車との価格差は、20万5,200円となっています。
マツダ2 15SプロアクティブSパッケージ 2WD 1,663,200円
マツダ2 15SプロアクティブSパッケージ 4WD 1,868,400円
20万円を超える2WD車との価格差は、コンパクトカーとしては大きい方です。
しかし、競合車と比べ4WDシステムの内容が優れており、2WD車よりも装備が充実しているので、まずは妥当な価格設定と言えるでしょう。
マツダ2 4WD車と2WD車との仕様の違いは?
マツダ2 4WDのボディスペック
スペック | マツダ2 15SプロアクティブSパッケージ 2WD | マツダ2 15SプロアクティブSパッケージ 4WD |
---|---|---|
全高(mm) | 1,500 | 1,525 |
最低地上高(mm) | 145 | 145 |
車両重量(kg) | 1,060(6AT) | 1,150 |
4WD車は、2WD車と比較すると全高が25mm高くなっていますが、それはフロアが高められているからです。
しかし、床下に2WD車には無いプロペラシャフトが存在するため、最低地上高は同じ数値になっています。
また、車両重量は90kg重くなっています。
マツダ2 4WDのインテリア
室内スペースやラゲッジスペースに差は無いものの、4WD車はフロアが高い分乗降性や荷物の積載性が若干異なります。
フロアが高い分、乗り降りがし易いと感じる人も居るでしょう。
マツダ2 4WDのパワートレイン
4WD車の場合、2WD車には設定のある6速MT仕様が選べません。
また、6速AT仕様同士で比較すると、後退の最終減速比が4WD車の方がローギアードになっています。
マツダ2 4WDの装備
4WD車のみに付く装備として、濃霧などの悪天候時に点灯することで後続車からの追突を防ぐリアフォグランプや、雪や泥などのヘッドランプの汚れを洗い流すヘッドランプウォッシャー、大型ウォッシャータンク&ウォッシャー液残量警告灯があります。
逆に、2WD車のみに付く装備はありません。
マツダ2とライバル車との価格差は?
マツダ2の最大のライバルは?
マツダ2はコンパクトカーで唯一ディーゼル車が設定されていますが、ここでは1.5Lガソリンエンジン+電気モーターのハイブリッドシステムを搭載する「ホンダ・フィットハイブリッド」をあげることにしました。
グレードは、中間グレードの「Lホンダセンシング」をあてるのが妥当でしょう。
その価格は、マツダ2 XDプロアクティブの216.0万円よりも81,000円高い224万1,000円となっています。
パワートレインの違いは?
パワートレインのスペックは、マツダ2が最高出力105ps/最大トルク25.5kgmであるのに対し、フィットハイブリッドはシステム最高出力137ps/最大トルク17.3kgmとなっています。
スペック | マツダ2 XDプロアクティブ 4WD | フィットハイブリッド Lホンダセンシング 4WD |
---|---|---|
最高出力(ps) | 105 | 137(システム最高出力) |
最大トルク(kgm) | 25.5 | 17.3 |
車両重量(kg) | 1,240 | 1,180 |
最高出力ではフィットハイブリッドが、最大トルクではマツダ2が勝りますが、実際の走りでは中低速域の力強さはマツダ2に、高速域での伸びはフィットハイブリッドに分があります。
装備の差は?
装備面を比較すると、フィットハイブリッドには付かない運転席・助手席シートヒーターやアルミホイールが備わるマツダ2が、一歩リードしています。
マツダ2・4WD車の実燃費は?
カタログ燃費と実燃費の差は?
マツダ2 XDプロアクティブ・4WD車の燃費は、カタログ燃費(WLTCモード)が19.2km/L、当サイトの調査による実燃費が14.8km/Lとなっています。
達成率は77.1%で、カタログ燃費との乖離は少ない部類に入ります。
2WD車との実燃費の差は?
当サイトの調査によるマツダ2 1.5XDツーリング・2WD車の実燃費は19.4km/Lなので、4WD車は4.6km/L劣っています。
カタログ燃費の差が6.0km/L(2WDは25.2㎞/L)なので、妥当な結果と言えるでしょう。
ライバル車との実燃費の差は?
当サイトの調査によるフィットハイブリッド・4WD車の実燃費は20.7km/Lなので、デミオ・4WD車よりも6km/L近く勝っています。
この差は、カタログ燃費の差と同じくらいです。
しかし、マツダ2は単価の安い軽油を使用するため、ガソリンを使用するフィットハイブリッドとの燃料代の差はそこまで大きくありません。
マツダ2 4WD車の雪道の走行性能は?
マツダ2の4WDはどんなシステム?
マツダ2 4WDの概要
マツダ2に採用されている4WDシステムは、兄貴分の「マツダ3(旧アクセラ)」シリーズやクロスオーバーSUV「CX-3」などと同様、電子制御カップリングを用いたアクティブオンデマンド式です。
マツダ2 4WDの制御
パワートレイン、トランスミッション、DSC(車両安定化制御装置)、パワーステアリング、アクセル/ブレーキ/ワイパーなどの情報を4WDコントロールモジュールに取り込み、瞬時に演算して電子制御4WDカップリングに指令を送ります。
また、前輪が空転する予兆をいち早く察知し、後輪に適切な駆動力を配分する「前輪スリップ予兆検知システム」や、必要なときに瞬時に大トルクを後輪に伝達できるよう、前輪駆動走行時にも後輪に微小トルクを伝達する「トルク制御システム」が備わるのも、アイ・アクティブ4WDの特徴となっています。
マツダ2の雪道での実際の走行性能は?
マツダ2 4WDの発進・加速時
雪道の中でも特に滑り易いアイスバーンでの発進は、4WD車が本領を発揮するシチュエーションです。
2WD車の場合、どんなに高性能なスタッドレスタイヤを履いていても、前輪に盛大なホイールスピンが発生して駆動力をロスしてしまうほか、その後の加速でも左右どちらかに蛇行してしまうので、対向車がいると危険な場合があります。
その点4WD車は、ほとんどホイールスピンすることなくスムーズな発進が行えるほか、ステアリングを切った通りの方向に加速して行くことができるので、安全に走行できるでしょう。
マツダ2 4WDの登坂・降坂時
登り勾配のアイスバーンでステアリングをいっぱいに切って発進するような過酷なシチュエーションでは、2WD車は発進することさえままなりません。
しかし、4WD車は難なく発進してそのまま登りきることができます。
また、4WD車は降坂時も4輪にエンジンブレーキが有効に効くため、前輪のみにしか効かない2WD車よりも安全・確実な減速が可能です。
マツダ2 4WDの通常走行時
乾燥路とアイスバーンが交互に現れるような路面状況においては、2WD車は安定した走行が難しくなりますが、4WD車は危なげなく乗り切ってしまいます。
また、滑り易い雪面でのコーナリング時においても、2WD車がアンダーステアに見舞われてしまうのに対し、4WD車はほぼニュートラルステアを保ったまま旋回することができます。
マツダ2・4WDのまとめ
マツダ2の4WD車の雪道での走行性能は、優れた4WDシステムのおかげでコンパクトカーとしてはトップレベルにあり、「生活4駆」としては申し分ありません。
しかし、最低地上高が145mmしかないので、深雪時には無理は禁物です。
一方、燃費性能に関してはハイブリッド車には及ばないとはいえ、このクラスの4WD車としてはかなり優秀です。
総合的に見て、マツダ2 4WD車はかなりおススメできる1台と言えます。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
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ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
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また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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今月のマツダ2の値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。