歴代クラウンのイメージを覆すコンセプトでデビューしたクラウン クロスオーバー。
2WD車の設定はなく、全車4WD車という思い切ったラインナップが特徴です。
ここではクラウン クロスオーバー4WDの雪道走行性能や燃費を徹底評価します!
クラウン クロスオーバーのライバル車との価格差は?
クラウン クロスオーバーの最大のライバル車は?
クラウン クロスオーバーは独立したトランクルームを持つクロスオーバーSUVというユニークなカテゴリーに属するため、直接的に競合するライバルは存在しません。
そこで価格帯が重複し、比較の対象になり得る「ハリアー4WD」と比較します。
クラウン クロスオーバーの売れ筋グレード「G」(4,750,000円) と競合するハリアー4WDのグレードは、「Z ハイブリッド・E-Four」(4,740,000円) です。
価格差は僅か1万円で、車のコンセプトは異なるものの、現実味のある比較ではないでしょうか?
スペックの違いは?
スペック
|
クラウン クロスオーバー G |
ハリアー Z ハイブリッド・E-Four |
システム最高出力 (ps) | 234 |
222
|
車両重量(kg) | 1,760 |
1,740
|
クラウン クロスオーバーはシステム最高出力で12psハリアーより高い一方、車両重量は20kg重いスペックです。
車両重量を最高出力で割った馬力荷重はクラウン クロスオーバーが7.52kg/ps、ハリアーが7.83kg/psで、動力性能はクラウン クロスオーバーが若干有利と言えます。
装備の違いは?
クラウンクロス オーバーだけの標準装備
- ドライバー異常時対応システム
- プロアクティブドライビングアシスト
- 除電スタビライジングプラスシート
ハリアーだけの標準装備
- アダプティブハイビームシステム
- パーキングサポートブレーキ (後方接近車両)+ブラインドスポットモニター
- デジタルインナーミラー
- カラーヘッドアップディスプレイ
- パワーバックドア
- T-コネクトSDナビ+JBLプレミアムサウンドシステム
クラウン クロスオーバーとハリアーの装備を比較すると、ハリアーの方がコストの掛かった装備が沢山付いています。
クラウン クロスオーバーのGは廉価グレード、ハリアーのZは上級グレードという違いが装備の差に表れたと言えるでしょう。
クラウン クロスオーバー4WD車の実燃費は?
実燃費はどのくらい?
クラウン クロスオーバー Gのカタログ燃費は22.4km/Lです。
実燃費のデータがまだないのでカタログ燃費×0.8で試算すると、
22.4×0.8≒17.9km/L
クラウン クロスオーバーの実燃費は18km/L程度と推測できます。
ライバル車との実燃費の差は?
ハリアー4WDの実燃費は18km/Lです。
クラウン クロスオーバーの実燃費は推測値ですが、ハリアー4WDとほぼ同等の燃費性能と考えられます。
クラウン クロスオーバー4WD車の雪道の走行性能は?
クラウン クロスオーバーの4WDはどんなシステム?
クラウン クロスオーバー4WDの概要
クラウン クロスオーバーの4WDシステムは、前輪をエンジン+モーターのハイブリッドシステムで、後輪を専用モーターで駆動する電気式4WD「E-Four」を採用しています。
機械式4WDのようなセンターデフは持ちません。
クラウン クロスオーバー4WDの制御
走行状態に応じ、前後輪のトルク配分を100:0~20:80まで自動かつ連続的に可変します。
クラウン クロスオーバーの雪道性能は?
クラウン クロスオーバー4WDの発進時
滑りやすい雪道ではスリップ量に応じて後輪にもトルクを配分、スムーズな発進を可能にしています。
ただし、本来の性能を発揮させるにはスタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンの装着が大前提です。
クラウン クロスオーバー4WDの定常走行時
通常は燃費の良いFFで走行、雪道でスリップを検知すると素早く4WD走行に切り替えます。
クラウン クロスオーバー4WDの旋回時
ステアリングの操舵角に応じて4輪に適正なトルクを配分し、アンダーステアを抑えた正確なライントレースを実現します。
新型クラウン クロスオーバー4WDのまとめ
クラウン クロスオーバーは、レスポンスの優れた電気式4WDならではのスムーズな雪上走行性能を備えています。
ただしFF走行をベースにした4WD車なので、常時4輪駆動方式の走破性には及びません。
また最低地上高は145mmとSUVとしては小さく、深雪ではスタックする可能性もあるので、豪雪地帯の足としてはいまひとつです。
とは言え、それほど雪が積もらない地域なら十分な雪上性能と言えるでしょう。
また車格の割に燃費性能も優れているので、走行性能と燃費が両立した高級4WD車を望むなら良い選択肢になります。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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